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カローラ「レビン」復活!か?

トヨタが上海モーターショーで「レビン」を公開した。
「レビン」というとトヨタを代表する車種である「カローラ」のスポーツグレードとして2代目から8代目(110系)まで存在していた。
9代目からは無くなってしまったが、今回公開されたのが日本にも導入されれば3代ぶりの復活となる。
でもなぁ、発表された内容を見ると見た目だけのスポーツグレードのような感じだし、搭載されるパワートレインは中国で生産するハイブリッドシステムということなので、そのままでは日本国内への投入は無いと思われる。
そんな車に「レビン」の名を付けるのはやめて欲しい気もするな。
もしも日本でも「レビン」の名前を復活させるなら、それなりのパワートレインとデザインが必要じゃないかな?

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トヨタ「パッソ」のマイナーチェンジが正式に発表された

先日このブログでも取り上げたトヨタ「パッソ」のマイナーチェンジが正式に発表された。
先日の記事「トヨタ「パッソ」がもうすぐマイナーチェンジ」で書いたように新エンジン(1KR-FE)を搭載した1Lのグレードは燃費が「ミラージュ」(27.2Km/L)を上回る27.6Km/Lを達成(FF車)。
この新エンジンは最大熱効率が約37%と現在のガソリンエンジンの中では最も効率が良く、停車前の9Km/hで作動するアイドリングストップ機構と相まってハイブリッドを除く登録車中で最高の燃費となった。
#先日は1.3Lエンジンも新開発のエンジンになると書いたが、発表された内容等を見ると従来と同じ仕様なのでエンジン自体に変更は無い模様だ。
アイドリングストップの無いグレード(1.0X“V package”)の燃費は23.4Km/L(従来比+2.2Km/L)なので、アイドリングストップの効果が高いことがわかる。
その他4WD車(アイドリングストップ無し)が21.0Km/Lと2.0Km/Lの向上、1.3Lエンジン(1NR-FE)搭載グレードが19.0Km/Lで変化無しとなっている。
1Lエンジンのスペックを見ると最高出力・最大トルクの数値は変更無いが、最大トルクの発生回転数が3600rpmから4400rpmに上がっているので、低回転時のトルクが減っている可能性もあり、そうなると通常走行時の発進加速等に影響が出ているかもしれない(CVTの制御で影響が無いかもしれないが)。
価格は1,098,655円(1.0X“V package”)から1,652,400円(1.0+Hana“G package”4WD)で、若干の値上げとなっている。

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トヨタ「パッソ」がもうすぐマイナーチェンジ

トヨタが販売する登録車の中で最も小型の「パッソ」がもうすぐマイナーチェンジする。
今回のマイナーチェンジでの注目は新開発のエンジンで、「アクア」等に搭載されているハイブリッド用エンジンと同じアトキンソンサイクルとなり、その結果燃費が大幅に向上する見込み。
特に1Lエンジンを搭載するグレードでは現在登録車(非ハイブリッド)最高の三菱「ミラージュ」の27.2Km/Lを上回ってくることになりそう。
1.3Lエンジン搭載グレードでも26Km/Lを超えてくるとの噂もあり、こちらもクラストップとなりそう。
この1.3Lエンジンは「ヴィッツ」にも搭載されるとのことなので、「ヴィッツ」の燃費もかなり向上することになりそうだ。
最近の「パッソ」は月間販売台数が3千台~5千台程度(3月は6,665台)で、コンパクトカーとしてはあまり芳しくない状況(それでも「マーチ」や「ミラージュ」よりはずっと多いけど)。
今回のマイナーチェンジでどれくらい上積み出来るのかな?

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トヨタ「86」をマイナーチェンジし6月から販売

600万台以上のリコールを発表したトヨタが、スポーティーカー「86」のマイナーチェンジを発表した。
内容はダンパーのセッティング変更とルーフアンテナをポールタイプからシャークフィンタイプへの変更程度。
このシャークフィンタイプのアンテナにはトヨタ車として初めてラジオのアンテナが内蔵されたとのこと(今までのトヨタ車では内蔵されていなかった)。
昨年1年間で12,406台を販売した「86」だが12月以降は月に700台前後しか売れていなかったので、このマイナーチェンジでてこ入れ出来るかな?

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トヨタが全世界で600万台以上のリコールを実施へ

トヨタの発表によると、ステアリングコラムやワイヤーハーネス、座席レール等に不具合があり世界総計で600万台以上、最終的には約639万台にのぼるリコールを行う。
対象となる台数が多いのは車種が多いのとそれらの製造期間が長いためで、対象となるのは2005/01-2010/08に製造された欧州向けの「ヤリス(日本名ヴィッツ)」「アーバンクルーザー(日本名ist)」と2004/06-2010/12にかけて製造された「RAV4」「ランドクルーザー」等。

日本で国土交通省に出された届け出は3種類。
一つは「ヴィッツ」(製造期間2005/01-2010/05の553,683台)「ラクティス」(同2005/09-2010/05の256,755台)「ベルタ」(同2005/11-2010/05の81,562台)「ist」(同2007/06-2010/05の27,684台)の計919,684台で、
・「座席レールの破損による座席の固定不良」
・「ワイパーモーター付近の排水不良による雨水の侵入によるワイパー及びブレーキランプの動作不良」
・「ステアリングコラム固定用金具の強度不足による破損でのステアリングコラムの固定不良」
でのリコール(車種や製造時期により上記三つのどれかもしくは全てが該当)。

二つ目は「RAV4」(製造期間2005/10-2010/03)「ヴァンガード」(同2007/07-2010/02)「マークX」(同2004/09-2009/09)の計146,678台に関して「エアバッグの動作不良の恐れ」でのリコール。

もう一つはアイドリングストップ機構付き1NZエンジン搭載の「ポルテ」「スペイド」(製造期間2012/06-2013/06)「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」(同2012/03-2013/08)「オーリス」(同2012/06-2013/08)「ラクティス」(同2012/07-2013/08)の計18,574台に関して「スターター用リレーの不具合で最悪発火する恐れ」でのリコール。

現時点では今回のリコールの内容を原因とした事故の報告は受けていないとのことだが、該当する車種に乗っている人は一度ディーラー等で確認したほうが良いと思われる。

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トヨタが2Lミニバンの「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジ

トヨタ自動車は2Lクラスのミニバン「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジして発売した。
このクラスのミニバンでは日産のセレナが販売台数でトップを走っており、2013年の販売台数も
セレナ:96,407台
ステップワゴン:62,206台
ヴォクシー:41,918台
ノア:32,306台
と「ノア」「ヴォクシー」の合計でもセレナに負けている。

今回のフルモデルチェンジで全長を5ナンバー車で枠一杯の4,695mmまで伸ばし(100mm延長)、欠点だった室内空間の狭さ(特に3列目シート周り)を解消している。
また前モデルと比較して床を60mm下げて乗り降りをしやすくしている点も見逃せない。
さらにセレナには簡易型とはいえ「ハイブリッド」グレードがあるので、トヨタも今回はお得意のハイブリッドシステム「THSII」を搭載し燃費を大幅に向上して対抗している。
ハイブリッドモデルの燃費(JC08モード)は23.8Km/Lとこのクラスでは驚異的な低燃費を実現し、2Lガソリンエンジン搭載モデルでも最も低燃費のグレードで16.0Km/Lとセレナの「Sハイブリッド」と同等の燃費を達成している。
全グレードで見てもFF車が14.6Km/L~16.0Km/L、4WD車が14.0Km/L~15.0Km/Lとセレナ(FF車:13.8Km/L、4WD車:12.6Km/L~13.8Km/L)を上回っている。

うーん、ちょっと実車を見たくなってきたな。
見たら欲しくなってしまうだろうけど、おいそれと買えるものでも無いからストレスが溜まるだけかも(汗)。

このクラスではホンダの「ステップワゴン」も今年後半にはフルモデルチェンジの予定なので、「セレナ」を中心とした販売合戦が激しくなりそうだ。

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トヨタ、「アクア」をマイナーチェンジ

トヨタ自動車がハイブリッド(HV)車「アクア」のマイナーチェンジを行い、9月にホンダの「フィットハイブリッド(ベースグレード)」に抜かれた燃費(35.4Km/L)を1.6Km/L向上させ37.0Km/Lとした。
これによりプラグインハイブリッド車を除く中での燃費No.1の座を奪い返した。
ただし「L」グレード以外はメーカーオプション装着で車重が1,090Kg以上となる場合の燃費は33.8Km/Lとなり、「フィットハイブリッド(L・パッケージ、F・パッケージ)」(33.6Km/L)とほぼ同等となる。
ちなみに北海道では必須の「寒冷地仕様」にした場合は車重が+10Kgとなるので、燃費は上記の通り33.8Km/Lになる。
その他にもサイドエアバッグやオーディオパック、LEDヘッドランプパッケージでも+10Kgとなるので、「フィットハイブリッド」同様37.0Km/Lというのはカタログ上の見た目の数値となりそうだ。

この燃費向上に関しては数ヶ月前からトヨタの役員が半ば公然と話していたので特に驚くことは無かったが、想像よりも僅かに発表が早かったな、という感じだ。
今回のマイナーチェンジは燃費の向上だけでなく、足回りのセッティングを変更して乗り心地を向上させた他、遮音材の追加で走行ノイズの車内への侵入を軽減し静粛性も向上させ、「L」グレード以外にはドアミラーの自動格納機能(キー連動)とフロントガラス撥水機能を追加し、ヒルスタートアシストシステムも改良したとのこと。
発売は12/2で、価格は最廉価の「L」グレードが170万円、「S」グレードが181万円、「G」グレードが187万円、「G“ブラックソフトレザーセレクション”」が195万円となっていてマイナーチェンジ前と比較してそれぞれ1万円のアップとなっている(北海道と沖縄は別価格)。

また同時にG’sアクアも発表され、G’sアクアの価格は222万円で発売日は12/9と発表されている。

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プリウスPHVが値下げ

トヨタのプリウスプラグインハイブリッド(以降PHV)が最大20万円値下げされた。
この値下げで価格は285万円~399万8千円となり、補助金の適用を受けた場合は255万円からとなる。
ハイブリッドの価格が217万円~334万円なので、装備差等を考えなければ差額が38万円となるので買いやすくなると思われる。
元々価格差が大きい割りに長距離を走った場合の実燃費が変わらない(バッテリが大きくて重い分HV走行時の燃費は悪かった)ので売れ行きが悪かったが、この値下げで少しは売れるようになるのだろうか?

私もプリウスPHVが走っているのを目撃したは去年9月に1回とつい先日1回の合計2回しかない(笑)

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「ヤリス・ハイブリッドR」

トヨタは9/10からのフランクフルトショーに出展予定の「ヤリス・ハイブリッドR」の概要を発表した。
ベースとなるのは名前のようにヤリス(日本名ヴィッツ)の3ドア(日本では未発売)で、パワートレインは最高出力300hpの1.6L直列4気筒直噴ターボエンジンと後輪駆動用に左右にそれぞれ60hpのモーターを組み合わせ、トータルでのシステム出力は最高で420hpとなる。
ヤリスには既に昨年からハイブリッドモデルが設定され、燃費は28.6Km/L(欧州複合モード)と結構良いのだけど、こちらのパワートレインは大雑把に言うと先代のプリウスと同じ(ということはアクアと同じ)THSIIなので、全くの別物。
こちらの価格は英国で16,995ポンド(1ポンド156円計算でおよそ265万円)と高価だが、今回発表される「ヤリス・ハイブリッドR」は果たしていくらのプライスタグが付くことになるのだろうか?

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トヨタ「ヴィッツ」の限定車の発売を発表

昨日カローラハイブリッドを発売したトヨタが、今度はコンパクトカーである「ヴィッツ」の限定特別仕様車の発売を発表した。
発表されたのは以前から自動車雑誌等で取り上げられていた「ヴィッツ GRMN Turbo」で、8/25の21時からインターネット限定での商談予約を”先着”で受け付けるとのこと。
発表された「ヴィッツ GRMN Turbo」はその名前が示す通り、トヨタのGazooRacingがチューニングした(というか別物として作った)バージョンで、ベースはヴィッツだがボディは日本未導入の3ドア(ヨーロッパ仕様の「ヤリス」3ドアのボディ)を強度を増す等して使っている。
パワートレインは1.5Lエンジンをベースにターボ化し、最高出力は43psアップの152psとリッター当たり100psオーバーとなっている。
足回りも専用のパーツを使用する等して、パワーアップしたエンジンの性能を活かせる様になっているとのこと。
ホイールもノーマルの4穴から5穴タイプに変更する等、かなり気合の入った仕様となっている。

気になる価格は税込みで270万円と決して安くはないが、本格的なホットハッチが欲しい人にはたまらないかも?
販売台数は200台で運良く200名に入れても申し込み後一ヶ月以内に成約しなければキャンセル扱いにされることもあるとのことで、先着200名以降の人は基本的にキャンセル待ちとなる。
ちなみに同じGRNM仕様で出た「iQ GRNM」(限定100台)は受付開始後僅か3分で申し込みが打ち切られて完売しているので、今回も躊躇しているとあっと言う間に受付が終わってしまう可能性が高い(運がよければキャンセル待ちになるかも?)。

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