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スズキ「ソリオ」にハイブリッド追加

スズキ自動車は11/29にコンパクトハイトワゴン「ソリオ」にハイブリッド仕様を追加し発売した。
燃費測定を法規通りに実施していなかった関係で発表が遅れていたが、この度ようやく発表された。
「ソリオ」にはこれまでも同社の軽自動車「ワゴンR」「アルト」に搭載されている「S-エネチャージ」と同じ仕組みの「マイルドハイブリッド」仕様を設定していたが、今回追加された「ハイブリッドSZ」「ハイブリッドSX」は状況によってモーターのみでの走行も可能な所謂”ストロングハイブリッド”だ。
グレード名もマイルドハイブリッド仕様は「ハイブリッドMZ」「ハイブリッドMX」とマイルド(Mild)の頭文字が入っているのに対し、ストロング(Strong)の頭文字が入っている。
気になる燃費は32.0Km/Lとこのクラス(と言っても他には先日発売になったトヨタの「ルーミー」「タンク」、ダイハツの「トール」、スバルの「ジャスティ」しかなく、しかもこの4車は外観だけ異なる兄弟車)ではトップで、マイルドハイブリッド仕様の27.8Km/L(「ハイブリッドMZ」2WD)より15%のアップとなっている。
「ソリオ」は発売当初から気になっていた車で、ストロングハイブリッドの噂も以前からあり楽しみにしていた。
ちょっと残念なのはこのストロングハイブリッド仕様には4WDが設定されていないこと。
それがあれば北海道では売れる車種になると思うんだけどなぁ。

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トヨタの「クラウン」は来年末に新型になる?

トヨタの高級セダン「クラウン」は初代モデルが1955年の発売で、2016年現在販売されているのは14代目となる長寿モデル。
現行の14代目が発売されたのが2012年12月で、来年(2017年)末で丸5年となる。
その来年末にはフルモデルチェンジを受けるという話で、モデルサイクルは5年となりそうだ。
次期モデルではパワーユニットが2Lのターボと2.5Lのハイブリッドとなり、現行にある3.5Lエンジンは廃止になるとも。
もしこの情報が本当だとするとクラウンから六気筒エンジンが無くなってしまうことになる。
「クラウン」のエンジンは初代こそ直列4気筒のみだったが、1967年に二代目に直列六気筒のM型エンジンが搭載されて以降、現行の13代目に至るまで六気筒エンジンが搭載され続けた(2003年発売の12代目からはV型六気筒に変更)。
特に四代目から12代目までは一部のディーゼルエンジン・LPGエンジンを除くと六気筒エンジンのみ(八代目にはV型八気筒搭載グレードもあり)だった。
このため、現行モデルに四気筒エンジン(2.5Lハイブリッド、2Lターボ)を搭載する時にはトヨタ社内で論争があったという。
そこまで六気筒エンジンに拘ってきた「クラウン」もダウンサイジングの波には勝てないのか、次期モデルでは六気筒エンジンが無くなってしまうとはねぇ・・・

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車検切れ車を路上で取り締まり可能に?

国土交通省は推定で20万台走っているとされる車検切れの自動車を路上で取り締まる実証試験を始めるとした。
持ち運び可能なカメラを主体とした新システムを開発し、来年度に実証試験を行い2018年度に本格運用に持って行くとのことだ。
実際の取り締まりは
・カメラで走行中の車のナンバーを読み取り
・自動的にナンバーを照会し車検の有無をチェック
・車検切れの場合は先に待機した警官が車を停車させ国交省係員が運転者に指導をする
というものらしく、イメージとしては所謂”ネズミ捕り”と似たような感じか。
最後の”指導をする”ということは、検挙ではないということなのだろうか?
車検の切れた自動車を公道で運転した場合、大抵自賠責保険も切れていて無保険になるので、合わせて違反点数が12点になり過去一年間の間に免停の前歴があるか違反点数の累計が3点以上あれば免許が失効してしまうし、前歴が無くても90日の免停となる。
さらに罰金も最高額で80万円にもなる。
意図して運転していた場合は確実に刑事罰と行政処分の対象になるが、”ついうっかり”の場合は現場判断の部分があって絶対に検挙されるというわけでも無いらしい。
なるほど、そういうことか・・・

それにしても走行中の自動車のナンバーを読み取るならNシステムのカメラでも可能なわけで、わざわざ新しいシステムを開発するまでも無いと思うのだが・・・
Nシステムで検出したナンバーを自動的にデータ照合して車検の有無と所有者を割り出し、後日出頭命令を出せばかなりの部分が検挙できると思う(現在のオービスでの速度違反取締りと同じ)。
この場合、ナンバープレートが後部にしか無い自動二輪車は対象に出来ないが、これは持ち運び可能なカメラでも同様に難しいと思うので違いはないかと。

無車検の自動車を取り締まることは大切だと言うのは判るけど、その為に余計な費用をかけることには少々疑問を感じるなぁ・・・
それとも現在のNシステムではソフトウェアの改修だけでは対応出来ないなんらかの理由があるのかな?
また違反時の運転者と所有者が異なる場合は検挙が難しいし、盗難車の場合は所有者には罪を問えない(保管責任の部分はあるけど)ので100%取り締まれるわけではないけど、それでも効果はあると思うんだけどなぁ・・・

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マツダの次期「デミオ」はEVになる?

ちょっと耳にした噂で信憑性は無いんだけど、マツダのコンパクトカー「デミオ」の次期モデルは電気自動車(EV)になるとか?
ただ純粋なEVではなく、エンジンと発電機を搭載して発電しながら走る”レンジエクステンダー”だという話だ。
マツダのレンジエクステンダーと言うと、1ローターのロータリーエンジンと小型の発電機を組み合わせてユニット化されたモジュールが発表済み。
これはロータリーの低振動&低騒音&コンパクトを活かして車体のトランクスペース等に搭載可能で、もしかするとこのモジュールを搭載してくるのかも?
既発表のこのモジュールは燃料搭載量が9Lと少ないので、このままでは走行可能距離が不安だけど、燃料タンクの拡張等がされれば実現性はあるなぁ。
日産が「ノート」にシリーズハイブリッドシステムの「e-Power」を搭載しているので、「デミオ」のこの噂もあながちデタラメとも思えないね。

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トヨタの「C-HR」の先行予約が始まった

トヨタがもうすぐ発売する新型SUV「C-HR」の先行予約の受付がWEB上で始まっている。
この手の車はホンダの「ヴェゼル」がトップセラーで、マツダにも「CX-5」という主力車種がある。
「ヴェゼル」は月間販売台数が5,000~8,000台前後で、登録車の販売台数ランキングではベスト10の常連となっている。
トヨタもついにこの市場にターゲットを合わせたということなのだろう。
確かにパワートレインとしてハイブリッドとダウンサイジングターボの2本立てを用意し、本気で売ろうとしているのは感じる。
公表されている情報を見る限り(評論家等の先行試乗インプレッションも含め)、結構良いクルマだとは思う。
個人的にはサイズ(特に幅)が大きすぎるし、後席乗車の場合に不安を感じる点はあるが、実際に前述の「ヴェゼル」が販売好調というのはそれらの点をデメリットと思わない人も沢山いるということだ。
他にもハイブリッドに4WDの設定が無いけど、雪のない地域の人にとっては燃費悪化の原因になる4WDは不要ということで設定が無いのだろう。
今でもあのようなスタイルでFFというのには違和感を感じるが、これは私の頭が古いからなんだろうなぁ・・・

ともあれ発売前から話題を振りまいている「CH-R」が販売台数に関しては少々興味深いな。

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トヨタの「C-HR」北米版には2Lエンジンが搭載される?

トヨタがロスアンジェルスショーで公開した新型クロスオーバー「C-HR」の北米仕様には2Lの直4エンジンが搭載される見込み。
日本仕様は1.2Lのターボ(オーリス等に搭載される8NR-FTS?)とプリウスと同じハイブリッドシステムが与えられるけど、北米仕様はこの2Lのガソリンのみ。
外観も日本仕様とは少々異なり、人によってはこの北米仕様のほうが良いと感じる人もいるのでは?
日本でもこの2Lエンジン搭載仕様を出せば良いと思うけど、燃費等の関係で難しいかな?

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後付けの駐車支援システム

富士通テンが市販のカーナビに後付け出来る駐車支援システム「カメラ機能拡張BOX(BSG17)」を発表した、発売は12月の予定。

乗用車メーカーの純正オプションのカーナビに搭載されている駐車支援システムを、市販のカーナビ+富士通テン製のリアカメラで実現するシステム。
カメラとナビの間にこの「カメラ機能拡張BOX」を挟むことで画像処理を行い、カメラに映った画像の動きから車の進む方向を移動予測線として表示したり、進行方向に障害物が現れた時に警告ブザーを鳴動させたりすることが出来る。
移動予測線は従来ハンドルの切れ角をセンサーで検知して画面上に合成していたが、メーカー純正でないとセンサーからの信号が取れないので、後付けのカーナビでは実現できなかった。
さらに日産の「アラウンドビューモニター」ほどでは無いけど、仮想的にカメラの位置を高くした俯瞰気味の映像を映すことも可能で、車両の後端と障害物(壁等)までの距離がつかみやすくなる。
バックに不便を感じていない一般的なドライバーにはあまり必要では無いだろうけど、たまに見かけるバックが苦手な人(よく免許の試験に合格出来たな)や、ミニバンのように車両の直後が見えにくい車にはありがたいのだろうな。

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アルファもSUVを出す時代かぁ

ロスアンジェルスモーターショー2016でアルファロメオが「ステルヴィオ」を発表した。
「ステルヴィオ」は同社の「ジュリア」と同じシャシーをベースに開発された車で、同社初のSUV。
最上級グレードの「クアドリフォリオ」にはフェラーリチューンの2.9Lツインターボエンジンを搭載し、最高出力は505hp、最大トルク61.2kgmにも達する。
駆動方式は「Q4」と呼ばれる4WDで、0-96km/h加速3.9秒、最高速284km/hというSUVにあるまじき性能を誇る。

「ステルヴィオ」と聞くとその昔オーテックが開発&販売した「オーテック・ザガートステルビオ」を思い出すのは古いのかな?(汗)

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マツダが新型「CX-5」を公開

マツダが同社の主力車種であるクロスオーバーSUV「CX-5」の次期モデルを公開した。
新型だけに現行モデルよりいろいろ進化しているらしいが、日本(特に道路や駐車場が狭い)都市部で乗るにはどうなのかなぁ?
現行モデルでさえ幅が1,840mmもあり(トヨタのクラウンよりも広い)、狭い道路では往生しそうなサイズ。
私の住んでいる近くにも現行モデルが一台あるけど、見るからに大きい。
それでいて車室内がそれほど広いわけでもないんだよねぇ、、、(特に後席)
とはいえ幅の広いのは全体的な流れで、マツダで”製造”している車種で5ナンバー枠(1,700mm)におさまるのは「デミオ」だけ。
確かに車内の広さや側面衝突時の安全性を考えると幅が広くなるのはわかるけど、もう少しどうにかならないのかねぇ?

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「ディーノ(Dino)」が復活?!

イタリアのスポーツカーメーカー、フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリの息子の名を冠した「ディーノ(Dino)」というモデルがかつてあった。
スーパーカー世代の人なら「サーキットの狼」の主人公、風吹裕矢のライバルで警察官だった沖田が公道グランプリで乗った車、と言えばわかるはず(汗)。
沖田がゴール寸前(最終コーナー出口)で持病のために命を落としてからは愛車(ロータスヨーロッパ ツインカムSP)をクラッシュさせた風吹裕也が一時的に乗っていた。

当時、フェラーリはV12以外のエンジンを搭載した車にはフェラーリの名を冠するに値しない、という理由で2L(206GT)-2.4L(246GT)のV6エンジンを搭載した同モデルにはフェラーリの名は付けられず、単に「ディーノ」として販売された。
その後V8エンジン搭載の「308」が世に出たことでV12伝説は崩れたが、やはり「ディーノ」にフェラーリの名が冠されることは無かった。
その「ディーノ」が復活し、2019年にデビューするという噂が聞こえて来た。
その噂によると搭載されるエンジンは”初代”「ディーノ」と同じV6らしいが、(当然ながら最新設計の)3Lのツインターボとなり最高出力は600psにもなるという。
初代モデルが2.4Lでも192ps(しかもグロス表記)しか無かったのに比べると3倍以上のパワーだ。
エクステリアデザインは初代をモチーフにして、雰囲気を残しつつ最新のフェラーリのエッセンスが入っている。
この「ディーノ」はフェラーリの新しいエントリークラスとなるらしい。
それでもおいそれとは買えないだろうけど、ちょっと見てみたいかも?

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