職場のPCにビデオカードを取り付けたら起動しなくなったのがあり、なんとかしてデバイスドライバを削除する必要が生じた。
普段はドライバの削除はデバイスマネージャから行うが、通常デバイスマネージャで出来るのは実際に接続しているデバイスのドライバを削除することだけ。
「表示」メニューの「非表示のデバイスの表示(W)」にチェックを入れても実装されていないデバイスは表示されない。
ところが問題のPCはビデオカードを取り付けてある状態ではOSが起動しないので、起動するためにはビデオカードを取り外す必要があり、そうするとデバイスマネージャには表示されないので、ドライバの削除が出来ない。
「さて、どうしたものか?」と思って検索してみると、「デバイスマネージャーで不要なデバイスを削除する」というページがあったのでその通りにしてみると、実装されていないデバイスを表示することが出来、ドライバの削除も問題なく行えた。
具体的にはコマンドプロンプトで「devmgr_show_nonpresent_devices」という環境変数に”1”をセットしてデバイスマネージャを起動し、「表示」メニューの「非表示のデバイスの表示(W)」をクリックすると接続していないデバイスも表示されるようになるので、そこでデバイスを削除することが出来る。
実際の手順は「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」→cmdと入力してOKを押してコマンドプロンプトを表示する(WindowsXpの場合)。
もしくはスタートメニューから「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者権限で実行」をクリック(Windows VISTA及びWindows7の場合)。
起動したコマンドプロンプト内で、
set devmgr_show_nonpresent_devices=1
と入力してエンターキーを押した後に、
start devmgmt.msc
でデバイスマネージャを起動する。
これで実装されていないデバイスも表示可能になる。
同じことをしたい人はいるものですね、サイトの作成者の方に感謝です。
2 comments to this article
千歳
on 2011 年 12 月 21 日 at 6:19 PM -
一時的に使用してたデバイスの残っちゃったドライバとか。
そういうのを綺麗にするにも良さそうですね。
今度試してみます♪
tan
on 2011 年 12 月 22 日 at 12:01 AM -
>千歳さん
そうですね、私も自分で使っているPCで試してみたら意外と沢山のドライバが入っていてちょっと驚きました。
一回だけ使ったUSBメモリとかでもドライバが入りますから、今後使う予定の無いデバイスは削除しておいたほうが良いかもしれません。