RidocDeskNavigatorの動作が遅くなった時の対処法

RicohのRidocDeskNavigatorを使っているが、一部の部署から「一部のPCでの動作が非常に遅くて困っている。」という連絡が入った。
いろいろ状況を聞いていて同じスペックのPCでも動作に違いがあるので、PCのスペックが不足しているわけでは無さそうだ。
ということはソフト的な環境の違いで動作が遅くなるPCと遅くないPCがあるということが考えられる。
最初はHDD上のファイルの分散化とかHDDの空き領域の不足とかも考え、最悪はHDDが壊れかけていてデータの読み込みに時間がかかっているということも考えた。
もしHDDの故障だと設置場所が遠隔地ということもあり、修理には手間がかかりそうだ。

ところがこの問題は思いがけずに解決してしまった。
同じ現場にあるPCの中でRidocの動作の遅いPCと同一スペックで遅くないPC上でRidocの動作を試してもらったところ、そのPCではRidocDocumentRouterサーバに接続した際にエラーメッセージ(エラーコード”210-1014”)が出ているが「OK」ボタンを押せばそのまま使えるという現象が発生しているとのこと。
この現象は過去にも何度か発生していて、メーカーから対処法も教えて貰っているので、まずはそのエラーを解消してもらうために手順を伝えて実施して貰った。
このエラーはRidocのデータフォルダの下にある、「PL\data\(接続サーバ名)Dist(CS)\DocumentReadFlagFile」というファイルを消すことで解決できるということを以前メーカーから教わっている。
RidocDeskNavigatorを止めてからこのファイルを削除すると先のエラーが解消されることが多い。
今回もこの手順でエラーが解消できたのだが、同時に動作も速くなったとのこと。
試しにもっと動作の遅いPC(最初に報告されたPC)でも同じことをして貰ったところ、当初80秒もかかっていた操作が1秒で済むようになった。
つまり動作の重さの原因は先のファイルということになるので、今後は動作が重くなったらこのファイルを消してもらうということになった。

うーん、なんでも試してみるものだなぁ、、、、、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す