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「PCが重い」って言われて行って見たら・・・

「PCが重い」と言っても重量の話ではなくて、「動作が重い(と感じられる)」と言うこと(汗)。
問題のPCは昨年の後半に入れ替えたばかりのPCで、スペック的にも全く不足は無く、通常の業務使用では動作が重たく感じられることは無い筈。
なので、ウィルスやスパイウェアの感染を疑ったが、結果的にそれは杞憂に終わった。

場所が近いので早速見に行って来た。
問題のPCを見るとソフトは何も起ち上がっておらず、この状態で動作が重いのなら見えないところで”なにか”が動作していることが考えられる。
まずはマウスを手にとって動かしてみるとマウスカーソルの動きには重たさは一切感じられない。
次にタスクマネージャを起動しようとタスクバーを右クリックし(書き忘れたがOSはWindows7)、右クリックメニューの「タスクマネージャ(K)」をクリックしても反応が無い(あれ?)。
おかしいな?と思い、一旦タスクマネージャの起動をやめ、デスクトップのアイコンをクリックしてみるとやはり反応が無い。
ところが右クリックにはすぐに反応があるので、PCの負荷がことさら高いわけでは無さそう。
そこで再度タスクマネージャを起動しようとして、左クリックでは起動できないのでキーボードショートカットで起動した。
そしてパフォーマンスの項目をキーボードで選択してみたところ、CPU負荷はほぼ0%。
つまり動作が重たく感じられる原因は”なにか”が動作してCPU負荷を上げているわけではないことが判明した。
それでは何故「重たく」感じるのか?
答えは非常に単純なことで、マウスの左ボタンが経年劣化で接触が悪くなり、反応が鈍くなっていたのが原因だった。
試しに他のマウスをつないで見ると全く問題なく使えたので、使用者に原因を伝えて終わりとなった。
#使用者は好みのマウスを買ってくるそうな。

いやぁ、ウィルスとかへの感染で無くて良かったよ(汗)。

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RidocDeskNavigatorの動作が遅くなった時の対処法

RicohのRidocDeskNavigatorを使っているが、一部の部署から「一部のPCでの動作が非常に遅くて困っている。」という連絡が入った。
いろいろ状況を聞いていて同じスペックのPCでも動作に違いがあるので、PCのスペックが不足しているわけでは無さそうだ。
ということはソフト的な環境の違いで動作が遅くなるPCと遅くないPCがあるということが考えられる。
最初はHDD上のファイルの分散化とかHDDの空き領域の不足とかも考え、最悪はHDDが壊れかけていてデータの読み込みに時間がかかっているということも考えた。
もしHDDの故障だと設置場所が遠隔地ということもあり、修理には手間がかかりそうだ。

ところがこの問題は思いがけずに解決してしまった。
同じ現場にあるPCの中でRidocの動作の遅いPCと同一スペックで遅くないPC上でRidocの動作を試してもらったところ、そのPCではRidocDocumentRouterサーバに接続した際にエラーメッセージ(エラーコード”210-1014”)が出ているが「OK」ボタンを押せばそのまま使えるという現象が発生しているとのこと。
この現象は過去にも何度か発生していて、メーカーから対処法も教えて貰っているので、まずはそのエラーを解消してもらうために手順を伝えて実施して貰った。
このエラーはRidocのデータフォルダの下にある、「PL\data\(接続サーバ名)Dist(CS)\DocumentReadFlagFile」というファイルを消すことで解決できるということを以前メーカーから教わっている。
RidocDeskNavigatorを止めてからこのファイルを削除すると先のエラーが解消されることが多い。
今回もこの手順でエラーが解消できたのだが、同時に動作も速くなったとのこと。
試しにもっと動作の遅いPC(最初に報告されたPC)でも同じことをして貰ったところ、当初80秒もかかっていた操作が1秒で済むようになった。
つまり動作の重さの原因は先のファイルということになるので、今後は動作が重くなったらこのファイルを消してもらうということになった。

うーん、なんでも試してみるものだなぁ、、、、、、、

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