ヨドバシカメラの十二月上期コンパクトデジカメ売り上げランキングでCanonの「IXY 650」が前期に続いてトップとなっている。
発売から6年も経ったモデルがここにきて2連覇とは凄いように思えるが、そもそもコンデジはスマートフォンに押されて売り上げが減っているジャンル。
売れているのは大型センサーを搭載したハイエンドモデルや高倍率ズームレンズを搭載したモデル、もしくは防水防塵を特徴とするタフデジカメくらいだと思っていた。
そこで低価格だけが売りのような「IXY 650」がトップというのでちょっと驚いたが、考えてみれば幼稚園や小学校のイベントで学校側の人(教諭等)が使っていたのがコンデジだった。
親の大半はスマートフォンで、カメラを持っているのは私のような一眼レフ(は少数派だけど)やミラーレス一眼でコンデジの人はほとんど見かけないけど(汗)。
他にコンデジユーザーとしては不動産の営業さんが物件の写真を撮るために使っていたり、作業内容を写真で記録する人がスマフォではなくコンデジを使っていたりするので需要は皆無では無いのだろう。
その上で記録だけなら高画質や高感度耐性は必要なく安価なモデルが売れているというのも納得できる。
とはいえ量的に多くは期待できないし、なにより低価格を売りにするなら新開発をすることも出来ないので6年経っても同じモデルが売られているのだろうなぁ・・・
使っているパーツの供給が止まったら販売も終了かな?
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