Red Bullが今季3度目の1-2フィニッシュ!

自動車レースのF1GPはRound8のAzerbaijan Grand PrixがBakuの市街地コースで行われ、Oracle Red Bull RacingのMax Verstappenが優勝し今季早くも5勝目、前戦のMonacoで優勝したSergio Perezが2位に入り、今季3度目の1-2フィニッシュを飾った。
スタート直後のターン1でポールポジションからスタートしたFerrariのCharles Leclercが右フロントタイヤをロックさせ、その間に2番グリッドから出たSergio Perezがトップに立った。
現在チャンピオンシップはRed BullとFerrariの2強4台で争っているが、このレースでFerrariの2台は相次いでリタイヤを喫しノーポイントに終わった。
まず9周目にCarlos Sainzがターン4を曲がり切れずにコースアウトしリタイヤ、20周目にはCharles Leclercのマシンがエクゾーストから白煙を吹き出してリタイヤとなった。
ライバルのいなくなったRed Bullの2台は15周目にPerezを抜いてトップに立ったVerstappenがレースをリードし、最終的には2位に20秒以上の差を付けてフィニッシュ、2位のPerezも3位に25秒もの大差を付けてフィニッシュしRed Bullの2台が圧倒的な強さを見せた。
3位と4位にはバウンシングのトラブルをようやく解決しつつあるMercedesの2台が入り、その後ろには6番グリッドからスタートしたScuderia AlphaTauriのPierre Gaslyが入り今季最高位をゲット。
8番グリッドからスタートした同チームの角田裕毅はリアウイングのフラップが真ん中あたりから割れDRSがきちんと動作しないというトラブルで緊急ピットインを強いられ13位に沈んだが、このトラブルが無ければ6番手でのフィニッシュも有り得たので残念だ。

このレースの結果、チャンピオンシップ争いはドライバーではVerstappenが150ポイントで2位以下との差を広げ、Perezもファステストラップのポイントも加えた19ポイントを獲得しLeclercを抜いて2位に浮上した。
コンストラクターズポイントでもRed Bullが2位のFerrariとの差を80ポイントに広げてトップを堅持した。

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