大谷の今季10勝目は実現せず

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼの大谷翔平選手は今季本塁打45本、投手としては9勝2敗という成績はともにチームトップの成績で、あと1勝すればメジャーで103年ぶりとなる同一シーズン二桁本塁打二桁勝利を達成となる。
今季の残りの日程から考えると最終戦での登板も可能だったが、同チームのGMが今季の登板は無いことを明言した。
これにより大谷選手の偉業達成は無くなったが、そうでなくても素晴らしい成績であることは間違いない。
今季は23試合に先発登板して9勝2敗、先発して勝利投手の権利が得られる五回を投げずに降板した試合が5試合ありその内の1試合(9/11のアストロズ戦)は負け投手となっているので、大谷の降板後に試合が決まる得点が入って大谷に勝ち負けが付かない試合が8試合もあったということになる。
その8試合のチームの勝敗は1勝7敗で、その内の3試合(5/6レイズ戦、6/12ダイヤモンドバックス戦、8/26オリオールズ戦)は勝ち投手の権利を持って降板したが、後続の投手陣が打たれて勝ちを逃している。
つまり、それが無ければ今季は12勝を挙げていた筈なのだ。

103年前とは野球の質自体が変わっていて数字だけでは比較しても意味が無いという意見も多くある。
前回の登板で達成した150/150にしても、過去に記録された当時は投手が三振を奪いやすいルールだったので単純比較は出来ない。
#Walk(=四球)が現在のボール4個ではなく7個(もしくはそれ以上)だった等。

登板しないことはGMと大谷選手との話し合いをしたうえで決めたとのことなので、ここで最後に無理をして故障でもしたら来季に向けて影響があるだろうし、残り試合は打者に専念することでチームに貢献したいという大谷選手の意思もあるのではないだろうか?
とにかく残り試合で1本でも多くの本塁打を放って欲しいな。

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