埼玉県鴻巣市で行われた「第13回こうのす花火大会」で「4尺玉」が打ち上げられ、ギネスブックに「最も大きな打ち上げ花火」として認定された。
「4尺玉」は打ち上げ用の筒の直径が四尺(およそ121cm)で、今回認定されたのは重さ464.8Kgの花火。
口径121cmというと第二次世界大戦中に当時のドイツが実用化した列車砲「グスタフ/ドーラ」の80cm、アメリカが開発した36インチ(914 mm)迫撃砲をも上回る口径(艦艇用として世界最大は旧日本海軍の大和型戦艦に搭載された46cm砲)。
さすがに重量ではかなわないが、それでも500Kg弱というと名車と言われたスバルの軽自動車「スバル360」の385Kgを大きく上回る。
この巨大な花火が無事に打ち上げられ、会場に来ていたギネスの認定人から認定証が手渡された。
今回は打ち上げ花火として世界最大と認定されたが、単に花火玉としての世界最大としては1988年に洞爺湖で使われた直径139cm、重さ700Kg(スズキのアルトエコ(710Kg)とほぼ同じ)の水上花火だとか。
どちらも空に凄く大きな花を咲かせてくれるんだろうなぁ、一度見てみたいものだ。
2 comments to this article
ちょろ
on 2014 年 10 月 14 日 at 11:44 AM -
片貝まつりのとは重量が違うのか・・・
鴻巣というと確か前は関東で唯一三尺が上がる(だったと思う)んで観に行きたいとは思ってたんだよなぁ。(電車でギリギリ日帰りできるか微妙な地域)
眼前で観たことがあるのは二尺まで。(さいたま市になる前の3市合同で毎年数発。合併後は大会自体無し。その他で今も上がってるのは横浜開港祭とか神奈川新聞主催とかで1発ずつだったか)
まぁ、このところ花火大会自体行かなくなっちゃったんですが。
tan
on 2014 年 10 月 14 日 at 4:22 PM -
>ちょろさん
尺球ですら殆ど意識して見たことありません(汗)。
なので四尺球がどれだけ大きいのか実感できないんですよね。
私も花火大会には殆ど行かなくなってしまったので、大きな花火を間近で見ることが無くなってしまいました。