しばらく前から開発者向けに提供されていたアップルの「iOS 7.1」が一般ユーザー向けに公開された。
「iOS 7.0.6」が公開されてからそれほど間が空いていないが、マイナーバージョンが一つ上がるほどの変更がされているということか。
発表された変更内容で大きいものはやはり24項目にもわたる脆弱性の修正だろう。
ブラウザエンジン(Webkit)にはメモリリークのバグが多数あって、悪意のあるWEBページにアクセスすると任意のコードを実行される恐れがあったのが修正されているそう。
その他にもバックアップやFaceTime、iTunes Store、Safari、アカウント設定など、さまざまな機能やコンポーネントの脆弱性が修正されているとのことだ。
機能的には「CarPlay」のサポートが追加されている。
「CarPlay」のサポートに関してはまだ実用的とは感じられないが、多数の脆弱性に関する修正は必須と思われるので、早めにアップデートするのが良さそうだ。
なお対応する機器はiPhone 4以降とiPad 2以降、および第5世代のiPod touchとなっている。