ThinkPad X390で音が出ない問題が解決した。
中古で手に入れたThinkPad X390はインストールされていたOSはWindows10Proで、これを即座にWindows11Proに上げた。
その後に気付いたのが内蔵スピーカーから音が出ないことで、タスクバーのスピーカーアイコンに×印が付いて”オーディオデバイスがインストールされていません”というメッセージが出る状態。
デバイスマネージャーを見るとRealtekのサウンドデバイスはドライバーがインストールされていて、その他に”インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED”というデバイスがあり、こちらに黄色の!マークが付いている。
最新のドライバーに更新しても”FW did not sent FW Ready notification.”のエラーになり動作しない。
と、ここまでは先日やってみて判っていて、本気でシステムボード上のスピーカーかサウンドデバイスが壊れているのかと心配になった。
BIOSでサウンドデバイスか内蔵スピーカーが無効化されているのでは無いかと考え、BIOSのセットアップ画面に入ったところスピーカーからBeep音が出たので故障しているわけでは無いことが(図らずも)確認できた。
設定を見てもデバイスを無効化しているわけでも無く、謎は深まるばかり。
その後、さらに調べている内にデバイスマネージャー上によく見かける「High Definition Audio Controller」が見当たらないことに気付いた。
そこで何度ドライバーを入れ直しても動作しない「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」のドライバーを無理矢理「High Definition Audio Controller」のドライバーに入れ替えたところ、デバイスマネージャー上から「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」が消え、「High Definition Audio Controller」が出現、さらにはタスクバー上のスピーカーアイコンの×印も消えた。
試しに音量を調節すると無事に内蔵スピーカーから音が出てきた。
まだ各種アプリからの音声出力は試していないけど、これで解決となるだろう。
いやぁ、今回はちょっと嵌ったなぁ(汗)。
結局、
・「High Definition Audio Controller」のドライバーに何故か「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」のドライバーが当たっていた。
のが原因だったようだ。
Windows11Proにした時からスピーカーアイコンには×印が付いていて、自分でLenovoのサイトからRealtekのサウンドドライバーをダウンロードして入れたが改善されなかったので、最初からなにか違うドライバーが当たっていたのかもしれないな(汗)。
なんにせよ解決して良かった、これで居間や寝室での常用PCとして使えそうだ。