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焦ったぁー

先日入手したInspiron 6000のCPU交換を考えていて、その予行演習でCPU周りを見るために分解してみた。
ビスはたくさんあったがそれほど苦労せずにCPUクーラーを外せるところまで分解できた。
CPUが見えるようになったので表面を見ると予想したようにPentium-Mの735A(1.7GHz動作、L2キャッシュ2M)だということが確認できた。

ネット上にはCPUクーラーの埃を取ったらファンが静かになったとの情報もあったので、CPUクーラーのファンを外してみたらヒートシンクに大量の埃が詰まっていたので取り除いた。
交換用のCPUがまだ無いので、今回はそのまま組み立てたが、組み立て終わって電源を入れても画面に何も表示されずにすぐに電源が切れてしまう(あれ?)。
「おかしいな?」と思いつつ再度電源を入れても同じなので、どこか壊してしまったかと思ったが、メモリを入れてないことに気付いた。
メモリが無ければ起動するはずも無いので、メモリを取り付けてあらためて電源を入れた。
ところがこれでもメモリを取り付ける前と同じで電源を入れても起動しない。
「やっぱりどこか壊したのだろうか?」と思いつつ、再度メモリを取り付けなおしてみることにして、試しに別のスロットにメモリを入れ直したところ無事に起動するようになった。
起動したのでそれ以上のことは試していないが、単にメモリの取り付けが甘かったのか、もしかすると最悪片方のメモリスロットに異常があるのかもしれない。
なんにせよマザーが壊れてなくて良かったー、起動しなかった時は焦ったー。

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R51eにFSB533MHzのCPUは載らないかな?

先日ジャンクで購入したThinkPad R51eにはFSB533MHzのCPU(Pentium-M 740)を載せたモデルが存在する。
なので、自分のにも載らないかな?と思ったが保守マニュアルで見る限りシスボのFRU No.が異なるので、もしかすると専用のシスボなのかもしれない。
対応していないCPUを載せるのは先日CoreSolo搭載のThinkPad T60にCore2Duoを載せてみて壊してしまったので少々怖い。
搭載しているチップセット(RADEON XPRESS 200M)自体はFSB533MHzのCPUをサポートしているが、CPU周りの電源回路等が対応しているかどうかが気になるところ。
というのもFSB400MHzのCPUとFSB533MHzのそれとでは消費電力が違うと思われる(少なくともTDPが21W→27Wと30%近くも増加している)ので、シスボ上のフューズが飛んでしまうかもしれないから。
FSB533MHzのCPUを載せたモデルのシスボが違うのもここら辺りに理由があるのかも知れないな。
やっぱりFSB533MHzのCPUはInspiron 6000に載せて、余ったPentium-M 735をR51eに載せるのが良いのかも。

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INSPIRON 6000

DELLのINSPIRON 6000を中古(というかジャンク)で買った。
ジャンクな理由は液晶の左側に2ライン位の幅でライン抜けがあったため。
このライン抜けは常にあるわけではなく、時折抜けずに表示されることがあることから、パネル周囲の電極の接触不良かなにかが原因と思われる。

スペックを見るとメモリの最大容量は2GBとなっていた。
ならばと2GBのモジュールと512Mのモジュールを挿したところ、スペック通り2GBしか認識されなかった。
BIOSはメーカーサイトにある最新のが入っていたので、どうやらこれ以上は載せても無駄らしい(残念)。
CPUはPentium-Mの1.7GHzが載っていたがL2が2MBなので、Dothanコアの735と思われる。
同モデルにはFSB533MHzのCPU(730~750)が載っているのもあるので、もしかしたら740とかも載るのかも?
その内FSB533MHzのCPUが入手できれば交換してみようかな?

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あー、やっちゃったかも(爆)

ウチのThinkPad T60(1951-BJ2)に駄目元でCore2Duo T5600(1.86GHz動作、VAIOに載っていたもの)を載せてみた。
CPUの載せ換え作業自体は保守マニュアルを見ながらだったので、キーボードベゼルの取り外しに手間取った程度で特に難しいことは無かったが、載せ換え後に電源を入れてもうんともすんとも言わない。
「ま、これはシスボが対応していなのだから仕方無いなぁ」、ということでCPUをCore2Duoに載せ換えることは諦めて元のCoreSoloに戻した。
ところがCoreSoloに戻しても電源が入らないではないか。
それどころかACアダプタを繋いだだけで点灯するインジケーターも光っていない。
これはシスボが逝ってしまったのかも・・・・・・・・
CPUはCoreSoloも載せ換えようとしたCore2DuoもVAIOに載せてチェックしたところ無事なことが確認できたので、やはりシスボが故障してしまったようだ。
とにかく通電すらしないので、シスボ上のフューズのどれかが切れてしまったのかも?
消費電力が大きいCPUを無理やり載せたのが悪かったか(汗)。
さて、このT60はどうしようか???
同じFRUのシスボを手に入れるか、いっそのことCoreDuoもしくはCore2Duoの載ったT60でも手に入れようか?

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VAIO(PCG-6N2N)のCPU

昨年10月に「壊れたVAIOを預かった」「VAIO(VGN-SZ92PS)の修理費用を問い合わせてみた」という2つの記事を書いた。
その時に概算だが修理見積りをとり、後に総務(のような部署)の責任者と相談したところ、VAIOを使用する部署からはなんの相談も報告も無いとのこと。
こちらから外装の状況等から手荒な扱いを受けていると思われる旨を伝えたところ、修理してもすぐに壊してしまう可能性が高いので修理はしないと言われ、そのままこちらで預かることになってしまった(つか、直さないなら捨てればいいのに、こちらも預かるだけなんて面倒なだけなのにな)。

今日は久々に件のVAIOを引っ張り出し、電源を入れてみると普通に動く・・・・・と思いきやログイン画面でいきなり電源が切れた。
まぁ、これはACアダプタを繋いでいなかったためにバッテリー残量が0に近かったからで、ACアダプタを繋ぐと問題無く起動した。
OS(WindowsXp)が起動したのでシステムのプロパティを見るとCPUはMobile Core2Duo T5600(1.86GHz動作)で、メモリは1GB入っていた。
CPUがCore2Duoなので、ちょっと興味を覚えて外せないか試してみようと思ったが、もしかするとBGAパッケージかもしれないので、とりあえず見るだけ見てみようと分解(という程では無かった)してみた。

VAIOの底面

VAIOの底面。下がパームレスト側。分解作業になるのでバッテリーは外してある。


CPU収納部分

CPUが収められている部分の蓋。熱に耐えられるようにするためか金属製。

上の写真はVAIOの裏面で、中央奥(写真では上)にCPUが納められている部分があり、金属製の蓋で覆われている。
この蓋は2枚目の写真で矢印で示す4本のビスで留められているだけなので、その4本を外せばとれる。

蓋を外したところ

蓋を外したところ。

左側の金属プレートの下にCPUがあり、そこから右上までヒートパイプが延びている。
CPU付近を見れば判るようにCPUはBGAパッケージではなく、ソケットに装着されている。

CPU付近

CPU付近のアップ。

CPUを覆う金属プレート(ヒートシンク)は赤丸で囲った2本のビスで固定されているので、そのビスを外せばとれる。

ヒートシンクを外したところ

ヒートシンクを外したところ。

ヒートシンクを外すとこんな風になり、後はCPUソケット上に見える固定用のロックを緩めればCPUを外すことが出来る。

今回は交換用のCPUが手元に無いので見るだけにしたが、もし電源断の原因が熱問題にあるのなら、もっと低発熱のCPU(CoreSolo等)に交換すれば改善するかもしれないな。
いっそのことウチにあるThinkPad T60のCoreSoloと交換してしまおうか?(爆)

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Mobile用CPUでTDPが66.1Wってホント?

職場に謎なCPUが転がっていたのでsSpecを基にIntelのサイトで調べてみると、Mobile Celeron1.8GHzということが判明。
まぁCPU自体に動作クロック(1.8GHz)とL2キャッシュの容量(256KB)が書かれていたので、NorthwoodコアのCeleron辺りだろうとの見当は付いていたが、その通りだった。
それだけなら大したことでは無いのだが、仕様に書かれているMax TDPを見てびっくり、なんと66.1Wとなっている。
一瞬デスクトップ用CPUの仕様表かと思い仕様表を見直したが、そんなことはなく「Mobile Intel® Celeron® Processor 1.80 GHz, 256K Cache, 400 MHz FSB」と書かれている。
自宅のPCに入れているAthlon 64 X2 5050eのTDPはこれよりもずっと低い45Wだし、メインのPCに入れてあるPhenom II X4 905eだって4コアながら65Wなので、このCPUよりも低い。
ノート用で66.1Wって一体なに?と思ってしまったが、こんなTDPのCPUなら冷却するにもデスクトップ並みの冷却機構が必要なのではないだろうか?

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FMV-S8200のCPUを交換した

昨日FMV-S8200のCPUがmicro-PGAだと教えていただいたので、再度今晩CPUの交換にチャレンジした。
前回はマザーボードを覆うように付いているサーマルプレート(?)が外せずに断念したが、今回はなんとか外すことが出来たので、ようやくCPU周りと対面することが出来た。
CPUのパッケージは教えていただいたようにmicro-PGAで、ソケットに装着されていたので、取り付けられていたCeleron-M 350(1.3GHz)を外して手持ちのPentium-M 735(1.7GHz)に交換した。
動作チェックをするためには組み立てなければならないが、それには約30本のビスを分解時とは反対の順序で締めなければならず少々面倒だった。
なんとか組み立てが終わり電源SWを押すと通常通りに電源が入り、BIOSの設定画面にも入る事が出来たので、BIOS画面で確認するとCPUを正しく認識していることが確認できた。
Pentium-MはSpeedStepに対応しているので、BIOSの設定画面でSpeedStepの有効/無効を設定することが可能になっていた。
また電源投入直後の画面にもPentium-Mのロゴマークが表示されるようになった(Celeron-Mの時はCeleron-Mのロゴだった)。
WindowsXPのシステムのプロパティでもCPUはPentium-Mの1.7GHzとして認識されており、問題なく動作することが確認できた。
心配なのは排熱の問題だが、高負荷をかけるとCPUファンの回転が速くなるので一応はなんとかなりそうだ。

システムのプロパティ

システムのプロパティ。CPUがPentium-Mと認識されている(動作クロックはおかしいが)

CPU-Z

CPU-Zの画面。きちんとDothanコアのPentium-Mと表示されている。この時は負荷をかけていたので動作クロックも最高の1.7GHzと表示されている。

低負荷時のCPU-Zの画面。負荷が低くSpeedStepを有効にしてあるので動作クロックが600MHzと表示されている。

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micro-PGAらしい

ちょっと以前に書いた記事「FMV-S8200のCPU」にこの機種のCPUについて
「ただCPUファン周りの配置からするとm-PGAパッケージではなくBGAパッケージっぽい感じがしたので(ソケットが無さそうに見えた)、もしそうだとするとCPUの換装は無理だということになる。」
と書いたが、実際に分解した方がコメントを下さり、そのコメントによると私が書いたようなBGAではなく、micro-PGAだとのこと。
とすると換装が可能で、手持ちのDothanコアのCPUが載せられるということになる。
普段は殆ど使っていないノートではあるが、折角載せられるCPUが手元にあるのだからその内に再度分解してCPU換装にチャレンジしてみたい。

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T60の無線LANカード

先日買ったThinkPad T60(1951-BJ2)には無線LANカードが入っていなかったので、自宅では少々使い難くあまり使っていなかった。
T60と同じmini-PCIeの無線LANカードが入っていたmebiusから抜いたカードを入れても使えなかったことはいつぞやこのブログに書いた通りで、認証されていないカードを挿すとBIOSではじいてしまって起動しない。
ということでIBM純正のカードが必要なので、ヤフオクに安く出ていた無線LANカードをつい「ポチリ」と(笑)。
数日後には届くと思われるので届いたら早速取り付けて使いたい。

本当はCPUを今入っているCoreSolo T1300からデュアルコアの物に交換したいんだけど、どのCPUにするか未だに迷っていて決められないんだよなぁ、、、、、
安全にCore DuoのT2500かT2400辺りにするか、いちかばちでCore2DuoのT5500辺りにするか、、、、、Core2Duoのほうが入手しやすいんだけど、ウチのT60で動くかどうかが判らないんだよねぇ、、、、、

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これもリサイクル(と言うかリユース)か?

Intelの第二世代Core iシリーズCPU(Sandy Bridge)用チップセットである6シリーズ(H67等)の不具合は有名だが、現在市場に出回っているマザーボードはその不具合を修正してあるB3リビジョンを搭載している。
そんな中本家のIntelから不具合があるB2リビジョンのH67を搭載したマザーが新発売となった。
これだけ聞いた時には「え!?」と思ったが、不具合があるのは3GbpsSATAポートなので、Intelは思い切ってそのポートを省略し、6GbpsSATAポートのみを搭載したマザーとしているのが面白い。
6GbpsSATAポートのみなので、チップセットの仕様上ポート数は2つしか無いが、それで足りる人なら問題無く使えるだろうし、価格が同じH67(B3リビジョン)を搭載したマザーよりも3千円程度安価なので、十分選択肢に入ると思う。
フォームファクタはmicro-ATXで拡張スロットはPCIe 16レーンが1本、1レーンが2本、PCIが1本と標準的な構成。
映像出力はHDMIとDVI-Iの2つ、メモリスロットはDDR3対応が4本とmicro-ATXとしては多いほうだ(最大容量は32G)。
SATAポートは少ないが、それ以外は他のH67搭載マザーと同様のスペックで安価(実売で9千円程度)で購入できるのは嬉しいかも。

それにしてもそのままでは捨てるしか無いと思われたチップをこのような形で再利用するとは、Intelは思い切ったことをしたもんだなぁ。

製品サイト(英語)http://www.intel.com/Products/Desktop/Motherboards/db-dh67vr/DH67VR-Overview.htm

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