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ソケットFM2+に対応したマザー

先週ASRockからAMDのソケットFM2+に対応したマザーが2機種発表されている。
「FM2A88X Extreme6+」と「FM2A88M Extreme4+」がそれで、前者がATXで後者がM-ATXフォームファクタとなっている。
両製品の違いは先に書いたフォームファクタとそれに伴う拡張スロットの構成、さらにUSBポートの構成(Extreme6+はUSB3.0x4+USB2.0x8、Extreme4+はUSB3.0x2+USB2.0x10で両製品ともフロントパネル用にUSB3.0ポートが2個用意される)とSATAポートの構成(Extreme6+はSATAx7+e-SATAx1、Extreme4+はSATAx8)等。
両製品とも対応するAPUはFM2(100W迄)及びFM2+(95W迄)用となっていて、搭載チップセットはBolton-D4こと「AMD A88X」。
対応メモリはDDR3-2600(OC)、DDR3-2133でソケット数はともに4本(チャネル数は2)で最大容量は64GBとなっている。

ここで気になるのはTDPの数値で、FM2用APUは100Wとなっているのに対してFM2+用では95Wとなっている点。
これから推測すると今後発表される筈のFM2+用APUのTDPは95Wだということか?

ちょっと気になる製品だなぁ。
製品ページは以下の通り。
「FM2A88X Extreme6+」
「FM2A88M Extreme4+」

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低TDPのRichlandが発売になる?

AMDから低TDPのAPUが発売になる模様。
いくつかの情報元によれば、8/24に「A10-6700T」と「A8-6500T」が日本国内向けにリリースされる予定とのこと。
これらはRichland初のTDP45W版のAPUで、公表されているスペックは以下の通りで両方とも2-modulesで4コア。
A10-6700T:2.50GHz動作(TC時3.50GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP45W、Radeon HD 8650D(384sp、760MHz、TC時844MHz)
A8-6500T:2.10GHz動作、L2キャッシュ2MBx2、TDP45W、Radeon HD 8550D(256sp、720MHz)
参考:
A10-6700:3.70GHz動作(TC時4.30GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP65W、Radeon HD 8670D(384sp、844MHz)
A8-6500:3.50GHz動作(TC時4.10GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP65W、Radeon HD 8570D(256sp、800MHz)

予想価格はA10-6700Tで17,500円程度とのことだが、実際に事前入荷しているショップでの予価は17,480円とのこと。

うーん、低TDPは嬉しいけど動作クロックが同じモデルNo.のAPUより1GHz以上も低いのが気になるなぁ、それでもGPUスペックが同等に近いから描画能力はそれほど落ちないのかも?
値段も高いし個人的には見送りかな。

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「A6-5200」搭載マザーが近日中に発売予定

AMDの省電力APUである「A6-5200」(4コア、2GHz動作、TDP25W、L2容量は2MB)を搭載したmini-ITXマザーが6月に発表されていた(「Kabini」を搭載したmini-ITXマザーが発表されていた)が、この度ようやく発売される予定とのこと。
同時にさらにTDPの低い「E1-2100」(2コア、1GHz動作、TDP9W、L2容量は1MB)を搭載したマザーも発売になるとのことだ。
AMDのAPUということで内蔵されるGPUは「A6-5200」は「Radeon HD8400」、「E1-2100」は「Radeon HD8210」となっている。
メーカーはECSで予定価格はA6-5200を搭載した「KBN-I/5200」が19,800円、E1-2100を搭載した「KBN-I/2100」が11,800円とのこと。
上位にあたる「KBN-I/5200」は冷却システムにファンを使用しているが、「KBN-I/2100」はファンレス構成となっている。
具体的なパフォーマンスは未知数だけど、IntelのD510程度の能力があれば録画用PCとして充分に使えるということなので、「KBN-I/2100」辺りはそういった用途にも使えるかも?
個人用のPCとしてなら「KBN-I/5200」をベースに組んでも充分使えるんじゃないかな?

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「Kabini」を搭載したmini-ITXマザーが発表されていた

ECSからAMDの「Kabini」APU「A6-5200」を搭載したmini-ITXマザー「KBN-I/5200」が発表されていた。
搭載APUの「A6-5200」は4コアで動作クロックが2GHz、対応メモリはDDR3-1600でTDPは25W、内蔵GPUはHD8400。
これをmini-ITXフォームファクタのマザーに搭載したのが今回発表された「KBN-I/5200」だ。
TDPが25Wなので冷却システムはヒートシンク+小型ファンとなっている(ファンレスにするにはかなり巨大なヒートシンクが必要となりそう)。
メモリスロットはDDR3用が2本で最大容量は32GB、STATポートは6Gbps対応が2つのみ、USBポートはリアパネルに3.0対応が2つで2.0対応が4つある(他にピンヘッダで2.0が2ポート分用意されている)。
拡張スロットはPCIe16レーン用が1本とMini PCI Expressが2本ある。
詳しいスペックは下のメーカーサイトで。
http://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Product/Product_Detail.aspx?DetailID=1497&CategoryID=1&DetailName=Feature&MenuID=106&LanID=0(英文)

特徴的なのはコンデンサーが全て固体コンデンサーなので耐久性に期待が持てることか。
このマザーを使う人は常時稼動用とする人が多いと思うけど、そんな使い方でも安心できると思われる。

まだ価格情報を見つけられないけど、安ければ1枚欲しいところではあるな。

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CPUを交換してみた

BIOSをアップデートした後から不調になった自宅のPCのCPUを交換した。
マザーボードをRichland対応にしたのでA10-6700を買ってきてみたが、結果的に症状は多少は良くなったがいきなり落ちるのは直らなかった。
”多少”というのは、元のCPU(A10-5800K)を装着した状態では電源を入れても起動しなかったのが、まがりなりにもOSが起動するようになったため。
CPUと同時にCPUクーラーも大型のものに交換したのでBIOS上から見るCPU温度の上昇は改善されたように見えるのだけど、それでもいちなり落ちるのでCPUの温度が原因ではなかったようだ。
また、ベンチマークを走らせて負荷をかけてみたがHDDベンチやFFベンチVer.3では問題は発生しなかった。
昨日疑ったハードウェア制御用のユーティリティ(EASY TUNE6等)はインストールされていなかったので、ソフトウェアが原因とは言えなくなってきた。
症状が出るようになったのはBIOSをアップデートしてからなので、直接の原因はBIOSにあるようなんだけど、戻すと新しいCPUに非対応になるので躊躇っている。
全く使えなくなっているわけでは無いのだけれど、動画を再生しようとすると良くても数分程度で落ちてしまうので使えないし、動画のエンコードも途中で落ちるので駄目。
メーカーサイトからドライバをダウンロードしようとブラウザ(FireFox)リンクをクリックした途端に落ちたこともある。
うーん、困ったなぁ、、、、、、、いっそのことマザーボードも買い換えてしまおうか?(汗)

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まさかこの程度の気温で!?

札幌の今日の最高気温は平年より高い26度で昼間は少々暑かった。
それでも夕方には20度を下回り涼しくなった。
涼しくはなったのだけど、自宅の私の部屋は閉め切っていたので少々暑く、しばらく窓を開けて空気を入れ替えた。
室内も涼しくなったので窓を閉め、PCで少々負荷のかかる処理を立ち上げたところいきなりPCが落ちた。
驚いて電源を入れ直そうとしたが電源SWを押しても反応が無い。
電源ユニットの後方からは暖かい風が出ていたので電源ユニットのファンは回転しているようだったが、電源SWを何度押しても無反応。
仕方が無く電源ユニットのSWで強制的に電源を切り、再度PC側の電源SWを押すと電源は入りBIOSが起動した。
そのままWindows7の起動画面になったがまたすぐにOSが落ちてしまうようで画面が真っ暗になってしまう。
もしかして熱で落ちたか?と思いケースを開けてCPUのヒートシンクを触ってみると確かに熱い。
再度電源を入れBIOSの設定画面でCPU温度を見ると70度前後とかなり高くなっている。
CPUクーラーのファンは回転しているのだが、CPU温度は高くなる一方で下がる気配が無く、このままではCPUを壊してしまいそうだったのですぐに電源を切った。
#現在のCPUはAMDの「A10-5800K」でTDPは100Wと高い製品だ。
それでも昨日までは同じことをしても落ちるようなことは無かったので、少々納得のいかない状況だ(確かに暖かくなってからはCPUファンの回転数が上昇する頻度は高かったかもしれない)。
今のCPUを購入したのは昨年の暮れという寒い時期だったので、今まで問題無く動いていたのは単に気温が低かったからなのかも。
ということは現在のPCの構成では夏は乗り切れないということなのか?
つまりこれは低発熱のCPUに交換するか、CPUクーラーをもっと冷却効果の高いものに交換するか、その両方の対策が必要というお告げなのかもしれない。
このままだとこれから夏にかけてPCが使えなくなってしまうので、CPUをTDPが65WのA10-6700に買い換えろということか。
加えてCPUクーラーも純正品よりも冷えそうな製品に交換する必要もあるのかな?
あー、もう!仕方ないなぁ・・・・・・・・・・・PCが使えないのは困るから本当に仕方なくCPUとCPUクーラーの買い換えを検討することにしよう(汗)。

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AMDの「A4-5000」辺りを搭載したMini-ITXマザーが出ないかなぁ?

自宅のD510MOベースのPCの能力が不足してきたと感じているのでもっとパワーのあるCPU(APU)で組み替えたいと思っている。
そんな中、先月AMDから発表されたAPUの中にはなかなか魅力的なモデルがある。
「A4-5000」「A6-5200」の2モデルがそれで、デスクトップ用APUと同じくAシリーズのモデルNo.が付いているが、実際には開発コードネームも異なるAPUだ。
スペックはCPUコア数が4、動作クロックはA4-5000が1.5GHzでA6-5200が2.0GHz、L2キャッシュは2MBで全コアで共有する。
内蔵するGPUコアはA4-5000がRadeon HD 8330(GPUクロック500MHz)でA6-5200がRadeon HD 8400(GPUクロック600MHz)となっている。
メモリは両モデルともDDR3L-1600に対応しているがデュアルチャネル動作には非対応でシングルチャネル動作となる。
気になるTDPはA4-5000が15W、A6-5200が少々高く25Wとなっている。
これらのモデルはノート用として考えられているようだが、小型PC用にMini-ITXマザーに搭載されれば嬉しいかも。
私が現在運用しているD510に比べればTDPは僅かに高い(D510は13W)が、性能的にはかなり上と予想されるので、どこかのメーカーがA4-5000辺りを載せたMini-ITXマザーを安価で出してくれれば嬉しいな。

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「Richland」が発表された

AMDのデスクトップ向けAPUの最新モデルである「Richland」ことAシリーズAPUの6000番台が発表された。
「Richland」はアーキテクチャとしては先代の「Trinity」と同じPiledriverを採用しているが、内蔵するGPUを「Trinity」のRADEON HD7000シリーズから同8000シリーズに変更している。
発表されたモデルは以下の通り。
モデル名  GPUコア 動作クロック  TDP  GPUクロック DDR3クロック
A10-6800K HD8670D 4.1GHz/4.4GHz 100W 844MHz 2133
A10-6700 HD8670D 3.7GHz/4.3GHz 65W 844MHz 1866
A8-6600K HD8570D 3.9GHz/4.2GHz 100W 844MHz 1866
A8-6500 HD8570D 3.5GHz/4.1GHz 65W 800MHz 1866
A6-6400K HD8470D 3.9GHz/4.1GHz 65W 800MHz 1866
CPUコア数はA6-6400Kだけが2コアで他は4コアというのは「Trinity」の時と同じだ。
最上位に位置するA10-6800Kは通常時クロックが4.1GHzとAMDのCPUでは初めて4GHzを超えている。
またGPUコアが「Trinity」の時は最上位のA10-5800KでもHD7660と下三けたが660だったのだが、今回はHD8670とグレードが上がっているように見える。
これはGPUの性能もそれなり以上に向上していると期待できるか?
またA10-6800Kでは正式にDDR3-2133に対応となっているので、DDR3-2133のメモリを使えばさらに性能が上がることも期待できる。

個人的には最上位のA10-6800Kよりも同じGPUコアを採用しつつもTDPが65Wに抑えられているA10-6700が気になるな。

ソケット形状が「Trinity」と同じFM2ということで、BIOSが対応していれば現在使用中のマザーで使うことも出来そうなので、後でメーカーサイトで確認してみよう。
使えるようならA10-6700を試してみたいなぁ(汗)。
今使っているのがA10-5800Kなので、動作クロックが通常時で-100MHz、ターボコア時で+100MHz、GPUクロックが+44MHzと僅かな差しか無いが、GPUコアの違いでどこまで性能が変わって来るか興味深い。
通常使う分には殆ど差なんて感じないだろうけどね(汗)。
そもそも「Llano」から「Trinity」に変わった時はモデルNo.の頭一桁の数字が2つ増えたけど、今回は一つなので前回の時ほどの変化は無いと考えることもできそうだ。
でも、やっぱり試してみたいな(爆)

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ビデオカードと交換でAPUが貰える?(ただし先着1000名)

AMDが「古い環境をAPUへリフレッシュ! Send in your VGA」というキャンペーンを行うらしい。
ポスター等での告知では2年以内に発売されたビデオカードを送ると同社のAPUのハイエンド「A10-5800K」と交換して貰えるとのこと。
対象は先着1000名となっているので早いもの勝ちということか。
交換対象となるビデオカードは2年以内に発売されたもので、RADEONに限らずGeForce系もOKらしいが、FireProやQuadroは対象外とのこと。
詳しい応募方法等はキャンペーンサイトで発表とのことだが、4/24午前の段階ではキャンペーンサイト(http://www.amd.co.jp/sendvga/)は未公開。

ウチにもRADEON HD 6670のカードがあるから応募してみようかな?

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ソケットFM2対応のAPUに新製品が追加される

既にAMDからソケットFM2対応の新APUが発表になっていて、明日5/20に発売される予定。
新APUと言っても現行のTrinityに新たに加えられたローエンドモデルで、今年の6月(もう来月だ)に発表が予定されている新型の「Richland」では無い。
今回発売になるのはA4-4000というモデルで、モデルNo.が表すように現行でローエンドとなるA4-5300よりも下位にあたるモデル。
モジュール数は1なのでコア数は2、動作クロックはノーマル時3.0GHzターボ時3.2GHzで2次キャッシュ容量は1MB、TDPは65Wとされている。
PC WatchによるベンチマークではA4-5300との差はほぼ動作クロック分(約11%)しかなく、3Dグラフィックに関しては搭載されるコア及び動作クロックが同じために殆ど差が無いという結果になっている。
それよりも注目すべき点は実消費電力で、TDPは65WでA4-5300と同じだが、ワットチェッカーで測定した結果ではアイドル時ではシステム全体で3Wしか差が無いが、負荷をかけた場合に最大で24Wもの差が付いており、アイドル時との差でもA4-5300は最大53Wある差がA4-4000では34Wへと減っている。
つまりパフォーマンスをそれほど落とすことなく低消費電力化されていると言えるのではないかと。
これで価格がA4-5300を大きく下回ってくれれば速攻で”買い”なのだろうが、ここのところの円安の影響か実売価格は場合によってはA4-5300を上回ることが予想されている。
秋葉原のショップでの予価は4,780円とされていて、最安で3,980円で売られているA4-5300よりも高価。
それでも低消費電力のAPUとしてはかなり魅力的だと思う。

4,780円って、ツクモ札幌店で売っているA4-3300とFM1マザー(F1A75-M LE)のセット(4,480円)より高いんだな(汗)。

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