ソケットFM2対応のAPUに新製品が追加される

既にAMDからソケットFM2対応の新APUが発表になっていて、明日5/20に発売される予定。
新APUと言っても現行のTrinityに新たに加えられたローエンドモデルで、今年の6月(もう来月だ)に発表が予定されている新型の「Richland」では無い。
今回発売になるのはA4-4000というモデルで、モデルNo.が表すように現行でローエンドとなるA4-5300よりも下位にあたるモデル。
モジュール数は1なのでコア数は2、動作クロックはノーマル時3.0GHzターボ時3.2GHzで2次キャッシュ容量は1MB、TDPは65Wとされている。
PC WatchによるベンチマークではA4-5300との差はほぼ動作クロック分(約11%)しかなく、3Dグラフィックに関しては搭載されるコア及び動作クロックが同じために殆ど差が無いという結果になっている。
それよりも注目すべき点は実消費電力で、TDPは65WでA4-5300と同じだが、ワットチェッカーで測定した結果ではアイドル時ではシステム全体で3Wしか差が無いが、負荷をかけた場合に最大で24Wもの差が付いており、アイドル時との差でもA4-5300は最大53Wある差がA4-4000では34Wへと減っている。
つまりパフォーマンスをそれほど落とすことなく低消費電力化されていると言えるのではないかと。
これで価格がA4-5300を大きく下回ってくれれば速攻で”買い”なのだろうが、ここのところの円安の影響か実売価格は場合によってはA4-5300を上回ることが予想されている。
秋葉原のショップでの予価は4,780円とされていて、最安で3,980円で売られているA4-5300よりも高価。
それでも低消費電力のAPUとしてはかなり魅力的だと思う。

4,780円って、ツクモ札幌店で売っているA4-3300とFM1マザー(F1A75-M LE)のセット(4,480円)より高いんだな(汗)。

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