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このペースで行ったら記録更新か?

現在パ・リーグの最下位をロッテと争いながらも決してその座を譲ることなく進んでいる北海道日本ハムファイターズ。
18試合消化の時点での成績は4勝14敗で5位のロッテを1.5ゲーム離している。
勝率は0.222で、このペースでいくと今季の成績は32勝111敗となり、1961年に近鉄バファロー(後に大阪近鉄バファローズ、2004年にオリックスと合併し消滅)が記録した140試合36勝103敗1分け、勝率.2607を大幅に更新することになる。
いや、まさか今季の最後までこれほど勝てないとは思わないけど、主軸打者の復帰の目処が立っていない現状では希望は持てないねぇ、、、

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それにしても高梨は強いというかなんというか(汗)

2/16に行われたスキージャンプ女子のワールドカップ個人第18戦で優勝し、W杯ジャンプの通算最多勝利数に並んだ高梨沙羅だが、今季はここまで18戦(未出場2戦を含む)で9勝を挙げている。
過去のシーズン最多勝利は2013/14に記録した15勝で、これは男女を通じての最多勝利記録となっている。
またこのシーズンは全18戦全てで表彰台に登るという快挙も成し遂げている(2位2回、3位1回)。
このシーズンの勝率も15/18の0.833と驚異的。
これまでに出場した大会は初出場の2011/12/3のリレハンメル大会(5位)以来2/16現在で91戦(勝率0.582)。
また女子の大会は現在まで97戦行われていて、その中の半数以上の大会で優勝(勝率0.546)しているのは強すぎとも思える。
また、W杯総合優勝4度と言うのも女子では最多(今季を含めまだ6シーズン目だし)、歴史の長い男子を含めても”鳥人”マチ・ニッカネン及びアダム・マリシュの二人しか記録していない。
アダム・マリシュは三連覇が一回あるが、高梨は二連覇を二回でこれは男女通じて初。
来季も総合優勝すれば五回目の総合優勝及び三連覇となるが、これに関して書くと鬼が笑うか(汗)。

このように女子では最も強いジャンパーである高梨はまずは今季のW杯最終戦であるオスロ大会(3/12)でW杯通算勝利数の新記録を作ることと、その前に行われる世界選手権での金メダルを目指してほしいな。

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ファイターズの大谷が20号本塁打を記録!高卒4年目の左打者では久々!

昨夜は西武プリンスドームで北海道日本ハムファイターズが埼玉西武に逆転勝ちをした。
この試合で九回に代打で出場した大谷が自己最多を更新する20号本塁打を放ったが、高卒4年目の左打者が20本塁打を放つのは実は近年では珍しい。
少なくともここ10年では誰もおらず、昨年22本を打った筒香(DeNA)や2010年に33本を打ったT-岡田(オリックス)はともに高卒”5年目”での記録。
古くまで遡ると、”世界の本塁打王”王貞治(巨人)が”一本足打法”を始めた4年目で初めて20本を超え(38本で本塁打王)、”ミスタータイガース”の掛布雅之(阪神)は23本を打っている。
他にも前田智徳(広島)が27本、イチロー(オリックス)が25本(自身最多)、松井秀喜(巨人)は2年目で20本を打ち4年目には王と並ぶ38本を打っている(これは高卒4年目としては最多記録)。
このような大打者と並ぶ記録を達成した大谷だが、彼の場合は投手との二刀流と言う点でも凄いことだと思う。
今季の残り試合は26試合あるので、今後も記録は伸びそうだな。
また、この本塁打で八月に入って7本目となり、月間MVP獲得も見えてきた。
既に投手では月間MVPを獲得したことがあるので、打者でも受賞となるとプロ野球史上初の快挙だ。

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今季の大谷は打撃成績が凄い!

北海道日本ハムファイターズの大谷選手は、投手と打者の所謂”二刀流”が売りの一つ。
投手としては日本最速の163Km/hの速球を投げ、昨年一昨年と奪三振王を争い昨年は最多勝のタイトルも取った。
打者としては昨年まで18本の本塁打を放ち、一昨年は日本プロ野球界としては初めて二桁勝利&二桁本塁打と言う偉業を達成している。
昨年は投手として15勝をあげ最多勝を取ったが、打者としてはそれほどの成績を残せなかった。
今年は投手としては8勝と勝ち星こそ昨年より少ないが、本塁打は既に自己最多の16本を打ち打撃でもチームに貢献している。
本塁打率(本塁打数を打数で割った数値)は0.088とリーグ最多の本塁打を放っているレアードの0.074を上回り、長打率も打数が100以上の選手の中ではリーグトップの0.692と、2位のレアードの0.542を一割五分も上回っている。
とにかく今季は打撃に関して入団以来最高の数字を記録している。
安打数、本塁打数、打点、得点、四球は現時点で既に過去最多(ついでに書くと三振数も最多まであと12と迫っている)、打率・出塁率・長打率は最終戦までどうなるか判らないけど、現時点では過去3年間のうち最高の数字を1割以上も上回っている。
投手としては今季当初の成績が芳しくなかったせいもあり、くわえて中指のマメがつぶれた影響で3週間連続で登板が無く、現時点で8勝にとどまっているが、復活してあと2勝をあげると二回目の二桁勝利&二桁本塁打という米メジャーリーグでも先人未踏の記録を達成することになる。
米メジャーリーグでただ一人二桁勝利&二桁本塁打を記録したジョージ・ハーマン・ルース・ジュニア(通称”ベーブ・ルース”)の成績は13勝7敗で本塁打11本(打点66)というもので、本塁打数は既に上回っているが勝利数を上回るのは残り登板数を考えるとちょっと微妙かも。
一応今季の残り試合で日曜日に行われるのは7試合あるが、指の状態がいつ頃回復して登板可能になるのかが部外者には不明なんだよね。
それでも頑張ってルースの記録を上回ってくれればチームも自然と優勝に近づくだろう。
ガンバレ!大谷!!!

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一週間連続の真夏日だけど、過去の最高記録は?

札幌は今日も真夏日になったことで一週間連続の真夏日となった。
北海道以外の地域では当たり前かもしれないけど、札幌では何年かに一度の出来事。
そもそも真夏日の回数が7回未満の年もあるほど(平年値が8.0回だし)。
過去の最高は1924年7月28日から8月13日までの17日連続だった。
この年は7月11日に35.5度と札幌で初めて猛暑日(当時はこの呼び方は無かったけど)を記録する等異常に暑かった様で、真夏日回数も過去最多の31回を記録している。

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82cmって、、、、、、、

今日の雪は降り止まず、ついに積雪が80cmを超えて82cmになった(18時の時点)。
これは平年の最大値を上回る数字で、12月にここまで積もったのは2001年の81cm以来11年ぶり。
その前はと言うと、1995年に87cmまで積もっているが、この時は12/17に50cmだった積雪が翌18日に大雪が降ったために一気に84cmまで増え、さらにその翌日の19日には87cmになっている。
この時は18日の一日で48cmもの雪が降ったと記録されており、これは記録的な大雪だ(12日にも一日で51cmの雪が降り、積雪が前日から41cmも増えている)。
過去50年を遡って記録を見ても12月に80cm以上の積雪を記録したのは上記の2回(1995年、2001年)と1966年の合わせて3回で、1966年は101cmの積雪を記録している。
今年は1995年以来の大雪と言うことが言えそうだけど、この調子ならまだまだ積もりそうで怖いな。

過去の3回もそうだけど、今の時期に降りすぎるとその後はそれほど降らないようだ。
最大積雪は
1966年:109cm
1995年:87cm
2001年:87cm
となっており、1995年なんぞは12月に最も積もったことになっているし、その他の2回も僅かしか増えていない(と言っても降っていないわけでは無い)。
今年も同じような傾向で、雪が必要な1月後半に減るようなことがあれば、雪まつりにも影響が出るかもしれないなぁ。

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もう真夏日かよ・・・・・・・

今朝の札幌は午前8時前(7時53分頃?)に30.1度を記録し、朝のうちから真夏日になってしまった。
これで今月の5日から一週間連続の真夏日となった。
これは2006年8月3日-9日の7日連続以来5年ぶりということになる。
その前には1999年8月7日-13日の7日連続なので、数年に一度記録している見当だ。
真夏日の連続記録は日毎の記録が閲覧できる1961年以降2010年までの50年間では、1985年8月6日-13日の8日間で、この月は31日の内半分近くの15日が真夏日という記録的に暑かった年(前年の1984年の8月は16日間が真夏日となっている)。
先月までは中々暑くならず夏とは思えなかったが、ここに来て夏らしい暑さが続いているのは嬉しい反面、暑さで体調を維持するのが大変だ。
特に職場は少しでも暑くなるとすぐにエアコンを入れるので、一日中室内にいると風邪を引きそうで半袖で一日過ごすことが出来ない(実際先月は半袖で行ったら帰宅後に熱を出してしまったことがある)。

明日からは少し気温が下がり連続記録は途絶えそうだけど、天気は良いみたいなのでRSRにはもってこいの状態になりそうだ。

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2.065

タイトルの数字は昨日(2011/08/09)現在のダルビッシュ投手の通算防御率。
プロ一年目と二年目こそ3.53、2.89という平凡な防御率だったが、3年目以降昨年までは4年連続で1点台と驚異的な防御率を記録している。
今年も1.67と過去4年を上回る(下回ると言うべきか?)という数字を残している。
そんなダルビッシュの通算防御率をプロ野球全体で見てみることにしてみたい。

日本プロ野球機構の記録では投球回数が3000回以上の投手のみではあるがランキングが公表されている(上位40名分)。
最も優秀な防御率は戦中から戦後にかけて巨人と中日で活躍した故藤本英雄氏(日本プロ野球界初の完全試合達成者)の1.90で、次いで故野口二郎氏の1.96、故稲尾和久氏の1.98、故若林忠志氏の1.99となる。
通算防御率が1点台なのはこの4人だけで、その次の故ビクトル・スタルヒン氏の防御率は2.088で、ダルビッシュの通算防御率はこれを上回ることになり、現時点では5位に相当する数字と言うことになる。

また2リーグ制以降に限れば最優秀は故稲尾氏ということになり、次点は故村山実氏の2.092(歴代6位)となっている。
ここまで名前を挙げた元選手の方達は全て他界しており、現在存命の方の中では杉下茂氏の2.232(歴代9位)が最高だ。

さらに上位40人の中で最も最近活躍した選手は巨人で活躍した斎藤雅樹氏で、通算防御率は2.77(ついでに書くと上位40人の中で唯一21世紀までプレーしていた選手だ)。

ここに書いた選手の名前は古いプロ野球ファンなら誰でも聞いたことがあるような一流選手ばかりで、その中に入っても上位の数字を記録しているダルビッシュはやはり超一流の投手だと言って良いと思う。
彼が来年以降も日本(ハム)でプレーをするのか、それとも米メジャーリーグに行ってしまうかは判らないが、今後も素晴らしいピッチングを披露してくれることを期待したい。

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チーム防御率が1点台・・・・・

今年のプロ野球の交流戦は例年と同じくパ・リーグのチームが優勢だ。
昨日(6/6)時点での順位は
1.ソフトバンク
2.オリックス
3.日本ハム
と上位3球団をパ・リーグのチームが占めている(2位から4位の中日まで勝敗数は同じだが交流戦実施規定(攻撃イニングあたりの得点-守備イニングあたりの失点の差)で順位が付いている)。
特にソフトバンクと日本ハムはチーム防御率が驚異の1点台なのだ(ソフトバンク1.15、日本ハム1.26)。
16試合を消化してソフトバンクが20点、日本ハムが21点しか取られていないのだから、いかに両チームの投手力&守備力が優れているかということだ。
特に日本ハムは16試合中9試合が完封勝ちで、これは交流戦新記録だ。
プロ野球タイ記録となる5試合連続完封勝ちとか、これもプロ野球タイ記録となる52イニング連続無失点を達成し、さらには10試合で8完封というプロ野球新記録を6/5の対巨人戦で達成した。
今シーズンはすでに11試合で完封勝ちしているが、1シーズンでのチーム記録は21試合なので、このままだとこの記録も更新しそうだな。
明日はダルビッシュの先発が予想されるので、またまた無失点で完封勝ちして欲しい。

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12球団全部から

昨日(5/19)は日本のプロ野球で面白い記録が出た。
それは全12球団からの勝利と全12球団からの本塁打。
最初は北海道日本ハムの二岡内野手が対巨人戦の6回に決勝の本塁打を打ち記録を達成。
二つ目は埼玉西武の石井一久投手が対ヤクルト戦で完投勝ちを収め達成。
二人とも以前所属していた球団から本塁打・勝利を記録しての達成で、二岡内野手はプロ野球史上17人目、石井投手は9人目の記録(他にもアメリカ大リーグと日本シリーズを含むと30球団から勝利を記録したことになるそうで、2001年の日本シリーズで今は無き近鉄相手に勝利投手になっているので、国内13球団から勝利したことになるがシーズン中の勝利では無いので全球団勝利とはならない)。
両方の記録とも過去に複数の選手が達成しているが、調べたところ二人が同じ日に記録するのは初めて。
実は巨人の小笠原内野手も古巣の日本ハムから本塁打を打てば達成だったので、昨日の試合で打っていれば一試合で二人が達成ということになったのだが、残念ながら(?)未達成のままとなっている。
セ・パ交流戦の制度が無かった頃(2004年以前)は、両リーグそれぞれで2球団以上に所属しなければ達成し得無かったが、現在は最低2球団に所属すれば達成可能(二岡内野手は日本ハムと巨人のみに所属、石井投手はヤクルトと西武にのみ所属)だが、投手の場合は交流戦だけで他リーグの全チームから勝利するのは難しいだろうから、両リーグのチームに所属する必要があると思う。
昨日達成した二人はセ・パ両リーグの球団に所属しているが、中には広島の石井琢朗選手のようにセ・リーグの球団にのみ所属(横浜と広島)して達成(つまりパ・リーグの球団からは交流戦でのみ打っている)した人もいる。

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