火星と木星の間の小惑星帯を周回する小惑星「Psyche」を探査目標とするNASAの探査機「Psyche」の打ち上げが予定されていた日本時間の昨夜から今夜に延期された。
延期理由は悪天候が予想されるというもの。
目標となる「Psyche」はこれまで日本の「はやぶさ」「はやぶさ2」で観測された岩石を主成分とする”S型”(イトカワ)”C型”(リュウグウ)と異なり金属成分が多いとみられる”M型小惑星”で、小惑星帯の元となったと考えられている原始惑星の核の部分とみられていて、探査が成功すれば世界初となる。
打ち上げの模様はNASAの公式アプリやyoutubeの公式チャンネルで配信されることになっている。
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「チャンドラヤーン3号」が着陸成功!
インド宇宙研究機関(ISRO)が昨日8/23に同国の月着陸探査機「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」が月の南極地域に着陸したことを発表した。
同国による月への着陸成功は初めてて、米国・ソ連(現ロシア)・中国に続いて4ヵ国目となった。
「Voyager 2」との交信が再開
米NASAが探査機「Voyager 2」との交信が再開したと発表している。
先日、誤ったコマンドを送信してアンテナの方向が地球に対して2度ほどずれてしまい交信が出来なくなっていた。
自動でアンテナの方向をリセットする処理が実行される予定の10/5まで交信不能とみられていたが、ごく弱い搬送波を検出したことで可能性があると判断。
駄目元でアンテナの方向のリセットするコマンドを送信したところ、成功したようで現在は交信可能になっているとのことだ。
現在地球からおよそ199億Km離れた空間を飛行している探査機相手にこんなことが出来るなんて人類って凄いよなぁ・・・(汗)。
”Voyager 2”との交信が中断
NASAのジェット推進研究所(JPL)によると、運用中の探査機「ヴォイジャー2号(Voyager 2)」との交信が中断したとのこと。
同型の探査機である「ヴォイジャー1号(Voyager 1)」に先駆けて1977年8月20日に打ち上げられ、木星・土星・天王星・海王星の4惑星をフライバイして観測した唯一の探査機で現在は地球からおよそ199億キロ離れた空間を航行中。
交信の中断は先だって7/21に行なわれたコマンド送信時に”誤って”アンテナの方向が地球から2度ずれてしまったのが原因と発表されている。
アンテナの方向は年に何度か自動修正されるようにプログラムされていて、次回は今年(2023年)の10月15日に行われる予定とのこと、この修正で通信が再開されることを”期待”しているとのことだ。
それにしても打ち上げから46年近く経過してもまだ運用されているなんてさすが原子力電池は凄いねぇ・・・
また運用を継続しているNASA(及び米国政府)も凄いねぇ・・・
あと177万キロ!
JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は現在地球から177万Kmのところまで来ている。
カプセルの地球帰還は今週末の12/3午前3時(日本時間)頃と発表されている。
帰還の為の最後の軌道修正のためのスラスタ噴射が今日の16時前に予定(TCM-4)されていて、ほんの少しの速度調整(4.5cm/s程度)が行われる。
今回は探査機本体は突入せず、試料を収めたカプセルだけが突入するので、残りの距離がおよそ22万㎞となる12/5の14-15時頃にカプセルを切り離し、分離の1時間ほど後に本体は地球圏離脱コースに移行するための軌道修正(TCM-5)を行うことになっている。
前回の帰還時は本体も大気圏に突入して燃えたために非常に明るい火球となったが、今回はカプセルのみなので前回のような派手さは無い(それでもマイナス7-9等級程度と推定されている)。
今回のミッションは大きなトラブルも無く進行していて、残るはカプセル内にどれくらいの試料が入っているかだな・・・
一方で「OREx」の小惑星着陸は明日朝(日本時間)の予定
NASAが打ち上げた小惑星探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-REx)」は小惑星「ベンヌ(ベヌー)」でのサンプル採取を日本時間の明日朝7時過ぎ(7:12)に行う予定。
採取方法は「はやぶさ2」と異なり、例えると”シャベルですくう”感じで、目標とする採取量は最低60gと多い。
採取成功かどうかは採取後にカメラで確認し、採取量も測定(機体の回転モーメントから算出)するとのことで、還って来るまで判らない「はやぶさ2」とは違う。
また採取量が目標に達していない場合は来年の1月以降に予備の地点で再度採取を行うとのこと。
地球帰還予定は2023年9月の予定。
こちらもぜひ成功して「リュウグウ」のサンプルとの比較が出来るようになって欲しいな。
NASAでもリモートワーク
米航空宇宙局(NASA)も新型コロナウィルス対策としてスタッフがリモートワークを余儀なくされている。
NASAでは現在も各種探査機の運用を行っており、Curiosity(火星探査機)チームも自宅から火星探査機を運用中とのこと。
他にも小惑星探査機「OSIRIS REx」なんかも運用しているが、こちらのチームに関しては言及されていない(汗)。
それはともかく、自宅から運用出来るってことは外から入れるように穴が開けてあるってことだよね・・・
”はやぶさ2”がローバーの分離に成功!
JAXAが運用している小惑星探査機「はやぶさ2」が今日未明に「MINERVA-II2(ローバ2)」の分離に成功した。
今朝9時頃には探査機本体は高度8Km付近まで上昇してホバリング状態に入り、今後は「MINERVA-II2(ローバ2)」が「リュウグウ」へ降下していく様子を光学観測する予定。
「はやぶさ2」のターゲットマーカー投下は5/29の予定
小惑星「リュウグウ」付近で探査活動中の探査機「はやぶさ2」が二度目のタッチダウンに向けてターゲットマーカーを投下する運用が今日から始まっている。
今日(5/28)は運用の準備で、明日5/29の正午過ぎに降下を開始し、明後日5/30の正午前にターゲットマーカーを切り離して投下する予定となっている。
前回(5/14-16)の運用ではレーザー高度計のプログラムに問題があり探査機自身が降下をアボートしてしまったが、そのプログラムも修正済み。
その際の上昇時に撮影した画像を基に投下地点の候補を当初予定のS01エリアから人工クレーター付近のC01エリアに変更して運用を行うとJAXAから発表されている。
今回は成功すると良いな。
また管制室等からの生中継があるのかな?
いよいよ人工クレーター実験
小惑星「リュウグウ」の探査中の「はやぶさ2」は今日、いよいよ世界初の小惑星での人工クレーター実験を開始する。
既にインパクターの電源投入は確認されており、あとは切り離しと本体の退避、カメラの分離、そしてインパクターの爆発&突入を残すのみ!
この世界初の偉業をなんとか成功させて欲しいものだ!
インパクターの突入の様子はリアルタイムでは見られないが、明日以降に「はやぶさ2」から画像のダウンロードを始める予定とのことなので、その画像の公開が待ち遠しいね。
