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LBP-8710eが来た

現場からCanonのLBP-8710eが届いた。
少し前に駆動ギアの摩滅で印刷が出来なくなった機体で、直すよりも新しいのを購入することになって不要になったもの。
普通なら廃棄するんだけど、今回は同じ機種でレーザーユニットが汚れて印字が薄くなったけど、その他は問題無い機体があるのでレーザーユニットを流用出来ればと思っている。
前モデルのLBP-8610なら何台も分解してレーザーユニットを外しているんだけど、この機種は定着ユニットしか外したことが無いので分解の練習用にもなる。
定着ユニットを外すだけでも結構な数のビスを外さなくてはならないから、さらに上部のカバーも外さないとならないレーザーユニットを取り出すにはかなりの手間が必要そうだなぁ(汗)。

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印字が薄いって・・・

十日ほど前に現場からプリンタの印字が薄いという連絡を貰っていた。
使っているプリンタはCanonの「LBP-8610」で、このような場合の原因は殆どのケースでレーザーユニット内のミラー等の汚れ。
当方の手元に届いたプリンタのレーザーユニットを外してみたら思った通りミラーがかなり汚れている。
レーザーユニットを分解して清掃しても良いんだけど、時間がかかるので用意しておいた清掃済みのユニットと交換したところ印字がかなり濃くなった。
ここまで通常なら30分以内で作業は終わるんだけど、今回のは背面のカバーを外したところで内部にかなり埃が溜まっているのが判ったので内部の清掃もしたら1時間近くもかかってしまった。
なにせ、「あれ?このケーブルってこんなに太かった?こっちのギアのフランジもこんなに厚くない筈だよな?」と思ってしまうくらい埃(というかゴミ)が溜まっていた(汗)。
冷却ファン周辺なんて埃が溜まりすぎてフィルターになっていたほどで、埃を取ると細かい砂のような汚れが落ちてくるという・・・
ま、今回清掃したからしばらくは動いてくれるのではないかな?

この手の障害で業者に修理をお願いするとレーザーユニットを新品に交換されるので結構高くつく(パーツ代が税抜き14,320円+工賃等で税込み4万円オーバー)ので、なるべく自分でやってるんだけど以前メーカーのサービスの人には”やらないでくれ”と言われてしまった(笑)。

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またまたレーザーユニットを清掃

現場から「印字が薄くなった」と言われていたレーザープリンタ(Canonの「LBP-8610」)が帰って来た。
経験上印字が薄くなるのはほぼ100%レーザーユニットの汚れ。
なので、今回も同じだろうということで手元にあったレーザーユニットを清掃して入れ替えたところ症状が改善した。
プリンタ自体はそれほど汚れていたわけでは無いんだけど、レーザーユニットの中は白っぽい粉が付着していて、これはおそらく水道水に含まれるカルキと思われる。
いつもなら一番外部に近い大きなミラーが最も汚れているんだけど、今回使ったユニットではレーザー発振器に近い回転するミラーとその周辺のレンズ類が一番汚れていた。
これらが入っている部分は一応スポンジで外気が入って来ないようになっているんだけど、今回は何故か一番汚れていた。
不思議なこともあるものだ・・・

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久々のレーザーユニット清掃

現場のレーザープリンタ(LBP-8610)の印字が薄くなったという連絡が来た。
症状を見るとレーザーユニット内部のミラーの汚れが原因と思われたので、こちらまで持って来て貰った。
預かってすぐにケースを開けて取り出したレーザーユニットのミラーの状態は、清掃済みユニットと比較してみると一目瞭然と言えるほど曇っていた。
曇りの原因は恐らく加湿器に入れている水道水に含まれているカルキ。
そこで清掃済みのユニットと交換して再度組付け、テスト印字をすると綺麗に印字され問題は解決。
預かったプリンタを返してから外したユニットを開けてミラーを清掃すると、掃除に使った綿棒が真っ黒に(笑)。
こちらもかなり綺麗になったので、もう一台同じ症状で来る予定のプリンタに組み付ける予定。

先だっては定着ユニットの付け外しをしたけど、レーザーユニットは久しぶりだったな。

以前、メーカーのサービス部門の人にレーザーユニットの清掃の話をしたら、苦笑しながら「やらないで下さい」と言われたが、メーカーに修理を依頼するとレーザーユニット交換でン万円(部品代14,320円、工賃及び出張費24,000円、共に税別)がかかるので、自分で直した方が安いんだよね。

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久々のレーザーユニット清掃

現場からレーザープリンタの印字が薄くなってきた、との連絡が来ていたので、久しぶりにレーザーユニットの清掃を行った。
現場で清掃するには時間がかかるので、あらかじめ手元にあるレーザーユニット(今回は廃棄する機体から抜き出したもの)を分解して清掃し、それを現場に持って行き交換するのが通常。
今回は清掃だけを私が行い、現場での交換作業には部下に行って貰った。
今回初めて単独での交換作業を任せたけど無事に作業を終わらせてくれたので、今後は私が行かなくても大丈夫になったと思う。

以前、メーカーの方に自分でレーザーユニットを開けて清掃していると言ったら、「それはやめて欲しい」と言われたが、それならパーツとして売って欲しい。
昔はLBP-1610とかのレーザーユニットとか定着ユニットを売ってくれるところはあったけど、そこもメーカーから駄目だと言われて売ってくれなくなってしまった。
業者に交換作業を頼むと作業工賃が高いから、出来れば自分でやりたいんだよねぇ・・・

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久々にLBP-740を開けた

先週末に「プリンタの印刷が薄くて見えない」との連絡があり、今日になって正式に依頼が来たので早速現場に行って状況を見てきた。
先週中にFAXで送って貰った印字サンプルを見た限りでは印字の一部が抜けるようにも見えていたのだが、実際に印字されたものを見ると一部が非常に薄くなっていて見えなくなっていた。
なので原因はレーザーユニットのミラーの汚れでほぼ間違い無いと思われた。
そこで久しぶりにLBP-740のレーザーユニットの内部の清掃を行った。
最初にトナーを取り出しておき、まずはビスを4本(トナー格納部のカバーを開けたところに2本と後部カバーの中に2本)外してトップカバーを外して(その際に正面から見て左側に操作パネルからのケーブルがあるので、それのコネクタも抜いておく)、レーザーユニットに繋がるケーブル4本(内1本はフィルムケーブル)を抜き固定用の黒いビス4本を外せばレーザーユニットを取り出せる。

操作パネルのケーブル

正面向かって左手前に繋がっているこの操作パネルへのケーブルを抜く。


レーザーユニットの基盤

レーザーユニットの基盤。赤線で囲ったケーブルを抜く。


レーザーユニットへ伸びるケーブル

正面から見て左側にあるケーブルでレーザーユニットにつながっているので、赤線で囲ったコネクタを抜く。


LBP740の内部

レーザーユニットを外した状態のLBP740の内部。下が正面側。


レーザーユニットの上を横断するケーブルの片端を基盤から抜きケーブル止めからケーブルを外してから金属製の蓋を固定しているビスを外せばレーザーユニットの内部にアクセスできる。
レーザーユニット内部

レーザーユニットの蓋を外して上から見たところ。上が正面側。


レーザー発振部近くにあるシャッター(上の写真で白丸で囲った部分に入っているプラスティックの板状のパーツ)を取り出しておき、内部のミラーとレンズの表面を綺麗に拭けば清掃は終わり。
レーザーシャッター

レーザーシャッター部分。手前側に見える円筒形のものが発振機。


後は分解と反対の手順で組み立てて設置場所に戻して印字テストをしたところ綺麗に印字されるようになった。

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今日も一台回収してきたけれど

現場のレーザープリンタが不調になったということで、新しいプリンタを手配していた。
それが今日になって届いたので現場に赴いて設置作業をし、古いほうを回収してきた。
不調になったのは古いLBP-1610で、時折サービスコール「5F-51」が出るようになったもの。
レーザーユニットの不調ということなのだが、一度中古のレーザーユニットと交換しており、今回不調となった際にもミラーを清掃したところ一度は復旧した。
とはいえ既に古い機種なのでCanonがキャンペーンをしていて安く新品のLBP-8610が買える内に購入することにした。
見たところ定着ユニットはまだ使えそうで、レーザーユニットさえ交換すれば使えるかとも思ったが、用紙の搬送部分のベルトの1本が切れており、そのパーツは手元に予備が無いので業者修理となってしまうこともあり新品購入となった。
他の現場にはまだ現役で使われているLBP-1610もあるので、定着ユニットと使いかけのトナーぐらいは外してストックしておき、後の部分は廃棄かな?

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またレーザーユニットかぁ、、、、、、

先々週の終わりに職場関連の現場からレーザープリンタで「5F-51」のサービスコールが出たとの連絡が来ていた。
なにせ古い機種なのでメーカーからの部品供給は終わっているし、修理業者の手持ち在庫に頼るしか無いけど、値段が23,640円もするし交換工賃が10,000円かかるので、現場の責任者に対して私に修理を依頼する許可すら出ていなかった。
今日になって正式に対応(業者への修理費用の見積り依頼を出す)の依頼が来たので、まずは廃棄した同型機(LBP-1610)から取り外したレーザーユニットを持って行って交換してみるつもり。
これで直れば万々歳だが、直らなければ業者に修理費用の見積り依頼をすることになる。
それでも次回故障したら買い替えだろうなぁ。

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久々にLBP-740のレーザーユニットを交換した

今日は久々にレーザープリンタ(CanonのLBP-740)のレーザーユニットを交換した。
購入から既に13年以上経過しているLBP-740だが、未だに現役で動いているのが何台も有り、今日はその内の一台で印刷が薄くなってきたとの連絡が入った。
たまたま他所でコントロール基盤辺りの不良で回収したばかりの同型機があったので、それのレーザーユニットを流用することにして、午後から現地に行って交換してきた。
この手のプリンタで印字が薄くなるのは大抵の場合レーザーユニット内のミラーの汚れが原因なので、今回もそうであろうと見当を付けていたが、現地でユニットを外してみたところやはりミラーが汚れていた。
流用したほうのユニットは昨年一度清掃しているので、ミラーは結構綺麗な状態だったので、交換したところ見違えるように印字が綺麗になった。
この機種はレーザーユニットが高価だから、なるべく業者に依頼したくないし、そもそも古過ぎてパーツが無いと言われて修理を引き受けて貰えないから、自分でやるしか無い。

古い機種なら扱えるけど、新しい機種もばらし方を覚えないとなぁ・・・・・・・・・

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「トナー節約」って、そんなに節約になるのかな?

「レーザーショットLBP-1610の印字が薄くなって読めないんでどうにかしろ!(意訳)」と言われたので、現場まで行って診て来た。
印字が薄くなるのは殆どがレーザーユニットの汚れが原因なので、今回もそうだろうと思って手持ちのレーザーユニットの内部を清掃して持って行った。
LBP-1610のレーザーユニットの交換は何度も経験しているので、いつものように上部カバーを外して交換したが、印字テストをしてみるとあまり改善されていない。
トナーのせいかとも思い、隣に置いてある同型機のトナーと交換しても変化が無い。
プリンタ自体の設定でトナー濃度を濃くしたところ、多少改善されて我慢すれば使えるレベルの濃さになったので、現場の人たちにはそれで使ってもらうことにした。
事務所に戻って修理業者に修理見積りを頼もうとして症状を伝えたところ、「トナー節約」の設定はどうなっているかを聞かれたので、ステータスプリントを見直すと「トナー節約」を使う設定になっていた。
業者さんに「トナー節約」を使わない設定にして試してみては?と助言されたので、現場の人に電話連絡して設定の変更操作をしてもらったところ、印字が濃くなった。
他の同型機では「トナー節約」を使う設定にしてあったと思うんだけど、どうしてこの個体だけ極端に印字が薄くなったのだろう?
というわけで今回のトラブルは「トナー節約」を使う設定になっていたためということになったが、読めないくらい薄くなるんだったら「トナー節約」をする意味が無いような気がする。

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