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「ブガッティ ヴェイロン」完売!

2005年に発表され翌2006年からデリバリーが始まっていたブガッティ「ヴェイロン」が限定数の450台(クーペ300台、グランスポーツ150台)を売り切った。
記念すべき450台目がジュネーブモーターショーで公開されている。

この「ヴェイロン」は最高出力1,001ps(標準モデルの場合、スーパースポーツは1,200ps)を発揮する車で、その性能は0-100Km加速が2.5秒、最高速度は407Km/hと発表されている。
最高速度で走る際の燃費は800m/Lと発表されているが、これは1Lのガソリンを7秒で消費するということになる(笑)。

性能も凄いが価格も凄くて、発売当時の日本での価格は破格の1億6300万円(税込)!。
今回完売したことで販売された450台の平均価格も発表されているが、オプションも含めた価格は230万ユーロ(日本円でおよそ3億5000万円)。
販売された中には限定モデルどころか一人のユーザーのためだけに作られたワンオフモデルもあるので、それらが平均価格を引き上げたと思われる・・・が!、それにしてもとんでもない価格だなぁ、、、

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「レンジローバー イヴォーク」にコンバーチブルが登場

ランドローバーの小型(?)SUV「レンジローバー イヴォーク」にコンバーチブルが登場する。
これはランドローバーがジュネーブショーの直前に発表したもので、発売は2016年を予定している。
SUVというかクロスオーバーと言うかとにかくこの手の車にオープンが設定されるのは珍しいので、走っていたら目を引く事請け合いだ。
とはいえこれは「レンジローバー イヴォーク」が最初では無く、日本のメーカーも過去に発売していたことがある。
一つは日産の「ムラーノ クロスカブリオレ」で、北米日産が発売し日本では未発売にもかかわらず並行輸入車が僅かながら国内に存在する(中古車として販売されている)。
また軽自動車が主力のスズキが1995年に発売した「X-90」という車もある。
これは同社のSUVである「エスクード(初代)」をベースに作られた車で、完全なオープンカーでは無いがTバールーフを備えオープン気分で乗ることが出来る。
販売されていたのは1998年12月までの3年少々だったので、販売台数も少なく今では目にする機会も殆ど無い”珍車”となっている。
こちらも少ないながら(カーセンサーで探すと4台出てきた)中古車が流通しているようで、相場は概ね30万円から40万円程度。

うーん、どっちも”珍車”だなぁ(笑)。

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「アヴェンタドール LP750-4 Superveloce(SV)」発表!

ジュネーブモーターショー2015で「アヴェンタドール LP750-4 Superveloce(SV)」が公開された。
ランボルギーニの「アヴェンタドール」の高性能版で、最高出力は車名が示す通り750psで駆動方式は4WD。
ボディパネルの一部をカーボンファイバー製とすること等でベースモデルから50Kg軽量化しており、車両重量は1525Kgと公表されている。
つまりパワーウェイトレシオは2.03Kg/psとレーシングカー並み(数年前のGT500並)。
この軽量ハイパワーで0-100Km/h加速は2.8秒と公表されている。
発売は春に予定されていて価格は327,190ユーロ(約4400万円)を予定しているとのこと。
一般人にはとても買える価格じゃないけど、ブガッティの「ヴェイロン」(生産終了)に比べれば遥かに安いな(爆)。

”SV”ってネーミングはMIURAの頃から使われているのでなんか懐かしいな。

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マツダ「CX-3」の価格

マツダのCX-3は昨年フルモデルチェンジした同社の「デミオ」とプラットホームを共有した小型のSUV(というかクロスオーバー?)。
プラットホームが共通なのでホイールベースはデミオと同じ2570mmだが、全長は215mmも長い4275mmで全幅も70mm広い1765mmと拡大されている。
車体が大きくなった分重くなり、最上級グレードである「1.5 XD ツーリング Lパッケージ(4WD)」同士で比較すると110Kgほど重量が増えている。
パワートレインはSKYACTIV-D(1.5Lディーゼルターボ)一本で、基本的にはデミオのディーゼルと同じだが、チューニングが異なり最大トルクが2Kgmほど増やされている。
これは増大した車両重量に対応するためだろう。
デミオと大きく違うのはなんといってもその価格。
例に挙げた「1.5 XD ツーリング Lパッケージ(4WD)」同士の比較ではデミオが2,192,000円なのに対して、CX-3の価格はちょっとビックリ300万円オーバーの3,024,000円となっている。
その差は80万円以上となるわけで、これはちょっと高過ぎないかなぁ?
最も安いグレードでも4WDになると2,592,000円もするから、やっぱり高い価格設定だと思うなー。
同じクラスのライバルとなるホンダの「ヴェゼル」だって最上級グレードの「1.5 ハイブリッド X Lパッケージ 4WD」で2,756,571円なので、装備差を無視しての単純な価格差でおよそ26万円もあることになる。
クリーンディーゼル補助金が数万円程度出るとは言え、やはり価格差は大きいと思わざるを得ない。
マツダとしてはそれでも売れるという自信があるんだろうし、事実コンパクトカーであるデミオがガソリンエンジンよりも高い価格を付けているディーゼルのほうが売れている。
でもこの価格帯って下手すりゃ輸入車並みってところだと思うよ。

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ホンダの「1300クーペ」

札幌市内で珍しい車が車載車で運ばれているのを見かけた。
その車とはホンダの「1300クーペ」で、残念ながら「クーペ7」と「クーペ9」のどちらかの判別は出来なかった。
この車は1970年の発売(4ドアは前年の1969年発売)で、当時はF1に参戦していながらも二輪車と軽自動車がメインだったホンダが小型車に初めて本格的に取り組んだ車と言われている(スポーツタイプとしては1963年発売の「S500」やその後継の「S600」「S800」がある)。
セダンと合わせると十万台強が製造されたということだが、エンジン等にアルミを多用した構造だったためにそれらの回収のため廃車後は解体される個体が多かったらしく現存するのは非常に少ないと言われている(中古車検索サイト”カーセンサー”では1台もヒットせず)。
そんな貴重な車がいきなり見えたのでびっくりしてしまった。
どこに運ばれるところだったのかなぁ?

その車載車の後ろをレクサスのパーツ輸送車が走っていたのがなんとなく笑えた(笑)。

「1300」の後継の「145」は昔カタログを貰ったことがあるけど、どこにしまったかなぁ?

amazonには古いプラモとかミニカーが出品されている。
バンダイ 1/20 ホンダ 1300 クーペ9 カスタム 難有り商品
B008ACGDW4
EBBRO 1/43 ホンダ1300クーペ レザートップ ゴールド/ブラック
B000SJ0RGU

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ホンダが社長交代(の予定)を発表

自動車メーカーのホンダは現在常務執行役員の八郷隆弘氏を4月に専務執行役員とし、さらに6月に代表取締役社長社長執行役員に。
現在の代表取締役社長 社長執行役員の伊東孝紳氏を取締役相談役とする人事を内定したと発表した。
この内定人事は、6月開催予定の定時株主総会終了後の取締役会にて正式に決定する予定とのこと。

現社長の伊東孝紳は2009年6月に就任したので丸6年での交代となり、その間にF1への復帰参戦やホンダジェットの初飛行、水素を動力源とするFCVの実用化等に向けて指揮を取って来た。
一昨年フルモデルチェンジした「フィット」のハイブリッドではi-DCDに端を発する度重なるリコールでミソを付けた形になったが、それでも軽自動車Nシリーズの開発・発売でシェアを伸ばしたこととか、この6年間の功績は大きいと思う。

一方新社長になる八郷隆弘氏は伊東現社長の就任時と同じ年齢が55才でホンダの伝統ともいえる若い社長となる。
こちらもホンダ伝統となる開発畑出身の社長となるわけで、初代USオデッセイや2代目のCR-Vの開発責任者(USオデッセイは代行)を歴任。

社長が若いのはホンダの伝統だけど、これは創立者の本田宗一郎氏の持論が元になっている。
社長交代でホンダがどのような方向に向かうか興味深い。

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いや、確かに”クラス初”に違いは無いけどさぁ、、、

スズキの「エヴリィワゴン」のウリの一つに「クラス初の衝突被害軽減ブレーキ」というのがある。
まぁ確かに”クラス初”なんだけど、このクラス(軽キャブワゴンクラス)に属する他社の車と言うと、ダイハツの「アトレーワゴン」とホンダの「バモス(バモスホビオを含む)」くらいしか存在しない。
その他の車種は全てエヴリィワゴンかアトレーワゴンのOEMなので、実質的にこの3車種しかないことになる。
その中で”クラス初”と言われてもなぁ、、、
しかもホンダの「バモス」なんてのは発売が1999年と15年以上も前の車だし、「アトレーワゴン」だって現行は2005年発売でもうすぐ10年選手だ。
こんな古いモデルの中ではモデルチェンジしたばかりの車が優位なのは当たり前。
まぁたしかに安全装備はあったほうが良いんだけど、声高に”クラス初”と言うのもちょっと・・・と思うよ。
あ、別に「エヴリィワゴン」が良くない車だと言うわけではなく、個人的には良い車だと思っているけど、謳い文句がちょっと「?」だと言うだけの話。

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トヨタが「オーリス」に1.2Lターボを搭載?

トヨタがこの4月に「オーリス」をビッグマイナーチェンジし、新たに1.2Lのターボエンジン(8NR-FTS)を搭載したグレードを追加すると言う。
「オーリス」というと初代モデルが2006年10月にデビューし、2012年8月には現行の2代目にフルモデルチェンジをしている。
サイズ的にはCセグメントに入る車で、ヨーロッパでのライバルはVWゴルフになる。
国内でもライバルは同じくゴルフになるが、はっきり言ってゴルフより遥かに売れていないのが現状だ。
昨年12月の販売台数は僅か487台で、2014年の一年間トータルでも8,838台。
対するゴルフは昨年一年で31,410台とオーリスの4倍近くを売っている。
ゴルフにあってオーリスに無かったのが所謂「ダウンサイジングターボ」なのだが、今回トヨタは新たにそのターボエンジンを開発し搭載してくると言うのだ。
現行モデルのエンジンは1.5Lの「1NZ-FE」と1.8Lの「2ZR-FAE」の2本立てで、これに先に書いた1.2Lターボの「8NR-FTS」が加わると言うことだ。
この「8NR-FTS」のパフォーマンスは、116ps/18.9kgmとゴルフ1.2L TSIの105ps/17.8kgmを上回っており、動力性能では負けていない(ミッションはDCTではなくCVTになる)。
トヨタとしてはレクサスのNX200tに続く2番目のダウンサイジングターボを国内に投入して販売の梃入れを図るつもりだろうし、もちろん折角の新開発エンジンを一車種に載せるだけではないだろうから、今後1.5Lから1.8Lクラスのエンジンに換えて搭載車種を増やすことが考えられる。
またヴィッツのRS辺りに搭載したらボーイズレーサーに仕立て上げることも出来るんじゃないかな?

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もうすぐ「シビックTYPE-R」がワールドプレミア!

そういえば今日から「ジュネーブモーターショー2015」が始まるんだった。
現地ではもうすぐ開幕の筈で、このショーでホンダが新型の「シビックTYPE-R」を発表する予定。
ニュルブルクリンクで市販FF車最速ラップを目指して開発されたTYPE-Rがどうなったか気になるところ。
他にもいろいろな展示があるだろうけど、まずはこのTYPE-Rだな。

※「ジュネーブモーターショー2015」の開催は3/3からでした。

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年収300万円でフェラーリ?

昨夜のダウンタウンの番組で「アパートに住んでいるフェラーリオーナーはいない」という”説”が検証されていた。
そのタイトルを聞いた途端私は「そんなわけ無いだろ」とツッコミを入れてしまった。
それは実際に以前アパート住まいのF355オーナーを知っていたからなんだけど。

番組では都内でも高級車が多く通ると思われる六本木でフェラーリを見かけるとそのオーナーさんに「お住まいは一戸建てですか?」と質問し、OAされた中では全ての人が一戸建てに住んでいるという答えだった。
そこでフェラーリやランボルギーニ等のスーパーカーが沢山集まるミーティングの会場でも同じようにオーナーさんを捕まえては同じ質問をしていたが、全員判で押したように戸建住まいの人ばかり。
職業も会社経営(年収2億円、458スパイダーの新車を1200-1300万ほどかけてカスタム)とか投資家(年収2000万円、458スパイダーをキャッシュで購入)とかが多かったけど、中にはトラックの運転手さん(F355の中古)もいたのは救いかな?
ここまでは戸建住まいの人ばかりでアパートどころかマンション住まいの人も皆無。
さらに番組スタッフはフェラーリの販売店から情報を得たところ、大阪にそれらしいフェラーリオーナーがいるということで、実際に取材に行くとF355の中古を800万円ほどで買ったという人がいた。
その人の年収は300万円ほどでアパート住まい、355は10年ローンを組んで購入したとのこと。
月々のローンは3万円ほどでその他毎月掛かるのはガソリン代2万円、駐車場1.5万円の計6.5万円だそうで、住んでいるアパートの家賃の4万円を超えている。
この他にも自動車税が年額で5.8万円(3L超3.5L未満)かかるし、保険だって結構高いと思う。
ここまでして乗るなんて本当にフェラーリが好きなんだろうなぁ、こち亀でフェラーリテスタロッサに住んでいる人が出てきた(「我が夢フェラーリの巻」)ことがあるけど、もしかしたらその人に近いものがあるかも?
こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第52巻) (ジャンプ・コミックス)
秋本 治
4088520947

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