ホンダが社長交代(の予定)を発表

自動車メーカーのホンダは現在常務執行役員の八郷隆弘氏を4月に専務執行役員とし、さらに6月に代表取締役社長社長執行役員に。
現在の代表取締役社長 社長執行役員の伊東孝紳氏を取締役相談役とする人事を内定したと発表した。
この内定人事は、6月開催予定の定時株主総会終了後の取締役会にて正式に決定する予定とのこと。

現社長の伊東孝紳は2009年6月に就任したので丸6年での交代となり、その間にF1への復帰参戦やホンダジェットの初飛行、水素を動力源とするFCVの実用化等に向けて指揮を取って来た。
一昨年フルモデルチェンジした「フィット」のハイブリッドではi-DCDに端を発する度重なるリコールでミソを付けた形になったが、それでも軽自動車Nシリーズの開発・発売でシェアを伸ばしたこととか、この6年間の功績は大きいと思う。

一方新社長になる八郷隆弘氏は伊東現社長の就任時と同じ年齢が55才でホンダの伝統ともいえる若い社長となる。
こちらもホンダ伝統となる開発畑出身の社長となるわけで、初代USオデッセイや2代目のCR-Vの開発責任者(USオデッセイは代行)を歴任。

社長が若いのはホンダの伝統だけど、これは創立者の本田宗一郎氏の持論が元になっている。
社長交代でホンダがどのような方向に向かうか興味深い。

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