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次期「プリウスPHV」はEV走行距離が大幅に伸びる見込み

トヨタの「プリウスPHV」は発売から3年半が経過した。
ベースとなった「プリウス」は発売から6年が経過し、今年の秋にも新型が発表される見込み。
それに伴い「プリウスPHV」もモデルチェンジの予定。
ベースのモデルチェンジから2年半近くも発売が遅くなった現行モデルと違って今度はほぼ同時にモデルチェンジされると思われる。
新しくなる「プリウスPHV」はバッテリーでの走行距離(EV走行距離)が現行の23Kmから大幅に伸び60Km程度になる見込みで、それに伴い複合燃費の表示が70Km/Lにもなる可能性がある。
ハイブリッド燃費はベース車が40Km/L程度と予想されているが、大容量化されるバッテリーで増加する車重のために36-38Km/Lに留まるとの予想もある。
それでも現行モデル(31.6Km/L)を大幅に上回るどころか国産車で最高の燃費を誇る同社の「アクア」に匹敵する値なのは素晴らしい。
価格は現行よりも20万円程度のアップと見込まれている(300万~450万円程度?)。

実効燃費が30Km/L前後まで伸びるようであれば凄いんだけど、実際にはどうかな?
それにEV走行距離が実際の使用でどの程度なのかも気になるところ。
それでも現行よりは大幅に伸びるので、1日の利用が20-30Km程度の人で、自宅もしくは日常的に行く場所(職場等)に充電設備を用意出来る人なら普段は燃料を全く使わないことも可能かと。

個人的には車内の使い勝手の関係で「プリウス」のような車よりミニバンのほうが良いので買うことは無いなー。

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新型「シエンタ」発表

トヨタ自動車は小型ミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジして発売した。
前モデルとなる旧型は一時生産を終了していたが、市場のニーズがあり代替となる車種も存在しなかったために異例の再生産を行った人気車種。
とにかく小型でコンパクトカーよりも少し長いだけのサイズが市場に受け入れられていたと思われる。
新型は旧型よりも若干全長が伸び4,235mmとなり、ライバルのホンダ「フリード」の4,215mmを上回った(ホイールベースも2,750mmと「フリード」より10mm長い)。
全幅は5ナンバーサイズ一杯の1,695mmで同じ、全高は1,675mm(2WD車)/1,695mm(4WD車)と旧型より5-15mmほど高くなっているが、「フリード」よりは40-50mmほど低く、感覚としてはより乗用車に近いと思える。
パワートレインは1.5Lのガソリンエンジンと1.5Lガソリン+モーターのハイブリッドを搭載。
ハイブリッドとなると気になる燃費は27.2Km/Lで旧型の2WD車の17.2Km/Lや「フリードハイブリッド」の21.6Km/Lを大幅に上回り、エコカー減税の免税対象となっている。
ガソリンエンジン車も20.6Km/L(2WD車X”Vパッケージ”)-15.4Km/L(4WD車)と旧型の17.2Km/L(2WD車)-13.2Km/L(4WD車)や「フリード」の16.6Km/L(2WD車)-13.2Km/L(4WD車)を上回っている。

燃費を比較すると旧型やライバルよりも魅力的に見えるが、車体のデザインや使い勝手は好みが分かれそうな感じ。
デザインに関しては個人の好みが大きな影響を及ぼすので特に書かないが、使い勝手に関しては私は少々疑問がある。
写真で見ただけなのだけど、3列目シートは旧型よりは改善されているように見えるが、それでも狭いことに違いは無く座面の厚みも足りない感じで大人が座るには少々無理があるかと。
また3列目シートを格納するためには一度2列目シートをたたむ必要があり、この辺りは左右への跳ね上げ式の「フリード」の方が楽だし、旧型の「シエンタ」よりも手順が増えているのはどうかと。
特に2列目シートにチャイルドシートを装備した場合はそれを取り外さないとならないので、その場合実質的に3列目シートは出しっぱなしか収納したままのどちらかになりそう。
せっかく旧型同様薄型燃料タンクの採用で低床フロアを実現しているのだから、もうちょっと工夫があっても良かったかな?

細かい装備等に関してはトヨタのことだからそつなくまとめて来ていると思うので特に不安要素は無く、安全装備に関してもこのところのトヨタ車に採用されている“Toyota Safety Sense C”をオプションで用意している。
この“Toyota Safety Sense C”はどうせなら標準装備にして欲しかったところではあるが、敢えてオプションにしたのは旧型よりも上昇した価格との兼ね合いなのかな?

実車を見ないと判らない部分は多々あるが、まずは興味を引く新モデルであることには違いが無さそうだ。

この秋にはライバルのホンダ「フリード」のフルモデルチェンジが控えているので、トヨタ車に拘りがあるとか今の車の車検等の事情で早く買い替えをしなくてはならない人以外は秋まで待った方が得策かと。

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最早どこが”ミニ”なのか判らない・・・

独BMWは同社のブランドである”ミニ”から新型の”クラブマン”を発表する。
”クラブマン”は”ミニ”をベースにロング化したモデルで、荷室の容積が増えて積載量が多くなる。
ベースのモデルチェンジが行われた後も先代ベースの”クラブマン”が販売されていたが、今回現行の”ミニ”ベースの新型が発表されると言うことになった。

この”ミニ”は名前こそミニだが、車体が大型化してしまい日本では既に3ナンバーとなっている。
ベースが3ナンバーなので、それをワゴン化した”クラブマン”はさらに大きくなってしまっている。
具体的には先代の3980mm x 1685mmだった全長と全幅がベースの4000mm x 1725mmにプラスすること270mm x 90mmも拡大すると言うことなので、単純計算で4270mm X 1815mmということになる。
全長こそ日本では小型車になるが、全幅は普通車(3ナンバー)となりこの数値はトヨタのマークX(1795mm)やクラウン(1800mm)を超えカムリ(1820mm)やレクサスのGS(1840mm)に迫る。
ベースとなるハッチバックがフルモデルチェンジした時に「最早”ミニ”(サイズ)では無いなー」と思ったけど、今回はそれ以上だなぁ、、、
名は体を表すなんて言うけど、この車(というかブランド)には全く当てはまらなくなったね。

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三菱が新型「アウトランダーPHEV」「アウトランダ―」を発表

三菱自動車が6/18に新型「アウトランダーPHEV」及び「アウトランダ―」を発表した。
発売は「アウトランダーPHEV」が7/9から、「アウトランダ―」は発表同日の6/18から。
価格は「アウトランダーPHEV」が3,596,400円~4,590,000円(税込)、「アウトランダー」が2,519,640円~3,211,920円(税込)となっている。

「アウトランダPHEV」の先代モデルは一時期三菱の車の中で最も販売台数が多くなる月があったほどで、量販車種である「ミラージュ」を上回るほどの売れ行きだったこともある。
搭載バッテリーのトラブルで出荷できない時期もあり販売台数を落としたが、その後は回復しつつあり現在は軽自動車の「EK」シリーズに台数では負けているが、「デリカ:D5」と共に主力車種となっている。

今回のモデルチェンジではフロントのデザインを大幅に変更し、
「パワートレイン、ボディ、シャシーなどを大幅改良することで、静粛性、加速性、操縦安定性、乗り心地、燃費などの向上を図りました。」
とのこと。
燃費は「アウトランダーPHEV」で従来比1.6Km/Lアップし20.2Km/L(ハイブリッド燃料消費率(JC08モード))と20Km/Lを突破、「アウトランダ―」は2WD車が従来比0.6Km/Lアップの16.0Km/L、4WD車で従来比0.2Km/Lアップの14.6Km/Lとそれぞれ向上している。
エコカー減税対象として「アウトランダーPHEV」は免税、「アウトランダー」は取得税40%/重量税25%の減税となっている。

三菱としては「アウトランダーPHEV」をメインとしたいらしく、月間販売目標台数は「アウトランダーPHEV」が1,000台で「アウトランダー」は200台となっている。

「アウトランダーPHEV」と「アウトランダー」を比較した場合、故障さえなければ価格以外に「アウトランダー」を選択する理由が見当たらない。
その価格差が4WDの「G Safety Package」同士の比較でおよそ100万円(992,520円)にもなるが、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」が最大29万円交付されるので、その場合は70万円ほどに縮まる。
燃費の数字だけを見るとこの差額を取り戻すのは難しいと思えるが、「アウトランダーPHEV」はバッテリーのみでの走行可能距離が60.8Km(従来比0.6Km)もあるので、1日に乗る距離がそれ以下(実際には40Km程度かな?)であって、毎日満充電が可能(もしくは走行後必ず充電することが可能)であればガソリンを全く使わずに済ませることが出来る。
つまりガソリンを使うのは長距離の時だけで、その頻度が少ないのであれば充分ペイする可能性もあるから、要は使い方次第ということになるわけだ。
自宅や勤務先に既に充電設備がある人なら選択肢に入れても良いかと思う。

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ホンダが新型バイクを発売・・・

ホンダはmotoGPで活躍したレーサー「RC213V」をベースに公道走行を可能とした「RC213V-S」発表し、専用サイトを開設した。
バイクと言うある意味趣味の乗り物では昔からレーシングマシンをイメージした「レーサーレプリカ」モデルが発売されて来たが、今回の「RC213V-S」は既存の市販車をベースにレーサーイメージに仕立てたこれまでのレプリカとは異なり、純粋なレーシングマシンである「RC213V」をベースに公道走行が可能なように改良したもの。
なのでフレームやカウルの材質等も「RC213V」と同じで、フレーム関連のボルト等はチタン削り出しとなる。
異なるのは保安部品関係とそれに伴う電装関係(バッテリーの大容量化等)と、エンジンのバルブ周りの機構(閉じ側はコイルスプリングによる方式に変更)。
さらにミッションもシームレストランスミッションから通常のトランスミッションに変更されているが、これはコスト面と言うよりも整備面のため、もしくはホンダの特許の塊のようなシームレストランスミッションは一般には公開出来ないためかと。

レーサーそのもののようなこの「RCV213-S」の価格は21,900,000円(税込み)。

不思議なのはここまでレーサーそのもののモデルなのに、スペックを見ると最高出力が51kw[70PS]/6000rpm、最大トルクが87N・m[8.8kgf・m]/6000とまるで750ccのバイクの様な数字となっていること。
オプションのSPORTS KITを組み込んだ場合はそれぞれ158kw[215PS]/13000rpm 以上・118N・m[12.1kgf・m]/10500 以上となっているので、なんかの間違いだとは思うけど?

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いきなり出してきたなぁ

今年の4/6の記事でホンダの「ジェイド」に1.5Lターボエンジンが搭載される可能性があると書いたが、今日5/21に正式に発表された。
今回発表されたのは新グレード「JADE RS(ジェイド アールエス)」で、搭載されるエンジンは新型ステップワゴンに搭載されるのと同じ「直噴1.5L VTEC TURBOエンジン(L15B)」。
数値上のスペックは新型ステップワゴンと同じく最高出力は150PS、最大トルクは20.7kgf・mとなっている。
ミッションは7速パドルシフトモード付きCVTで、結局のところエンジン及びミッションはハイブリッドモデルとは全くの別物(エンジンのベースはハイブリッドと同じで圧縮比が11.5から10.6に下げられている)。
先の記事では1.5L車としては価格が高すぎると書いたが、このモデルは価格が253万円(税込み、以下同じ)とハイブリッドXの292万円より39万円ほど安く設定された。
細かい装備品の違いはあるが、装備に関してはハイブリッドXと似通っていて、異なるのは「マルチインフォメーションディスプレイ」と「Honda SENSING」がメーカーオプションになる程度で、この二つの価格が109,100円なので、これを差し引いても30万円弱ほど安いと言うことになる。

燃費はさすがにハイブリッドの25.0-24.2Km/Lより落ちるが、それでも18.0Km/Lとなかなかの数値。
まぁ、ターボエンジンはアクセルを踏むと燃費の低下が激しいが、そこは乗り方次第だし、低回転(1,600rpm)から最大トルクを出すエンジンなのでそれほど踏まなくても発進時や追い越し時の加速には十分だと思う。
実燃費をカタログデータの7割(ハイブリッドX)と8割(RS)とするとそれぞれ16.94Km/L・14.4Km/Lとなり、1万キロを走るのに必要なガソリンは約590L対694Lとなりその差は約104Lとなる。
1L当たりの単価を135円で計算するとその差額は14,040円となり、この差と車両価格の差を考えるとハイブリッドXが元を取るには20万キロ以上乗らなくてはならない計算になる。
この計算には購入時や翌年の税金等の差額は考慮していないので、実際に支払うことになる金額の差はこの計算とは異なってくるが、それでもかなりの距離を乗らなければハイブリッドXは元が取れないということになりそうだ。

シャシーやサスにも手が加えられていて走るのが楽しくなると謳っているこの「JADE RS(ジェイド アールエス)」は5/28発売とのこと。

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早っ!もう納車されているんだ。

今日の午前中に外を歩いていて、とある建物の脇の駐車スペースの前を通ったらそこには道路の方にテールを向けたミニバンが停まっていた。
しかもリアゲートに縦のラインがあり、そこで2枚に分割されていた。
そう!ホンダの新型「ステップワゴン」が停まっていた。
発表前から気になっていたんだけど、未だにディーラーにも行っておらず実物を見るのは初めて。
「ふーん、これが”わくわくゲート”かぁ、、、」
と思い、触ってみたかったけど、さすがに他人の敷地内にある他人の車では指など一切触れるわけにもいかず、黙って見ていることしか出来なかった。
やはり一度ディーラーに行って触らせて貰おうかな。

それにしても4/24の発売から3週間しか経っていないのに納車されているなんて、よっぽど早いうちに申し込んでいたんだろうなぁ。

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次期「スイフト」は来年あたりに登場?

スズキは軽自動車がメインだけどなにも軽自動車だけを作っているわけでは無い。
軽自動車以外にも国内向けでは「ソリオ」「スイフト」「SX4 S-CROSS」「ジミニーシエラ」「エスクード」「キザシ」等々の車を作って売っている。
この中で「ソリオ」は警察で採用されパトカーとしても走っているので見たことがある人も多いと思う。
また「スイフト」は「ヴィッツ」「フィット」「マーチ」と同じクラスのコンパクトカーで、他のメーカーとはちょっと違う車として意外と人気がある。
現在の「スイフト」は2010年9月にデビューした二代目で、もうすぐ丸五年が経過する。
初代が2004年11月にデビューしているのでモデルサイクルは6年弱ということになる。
ということは来年がモデルチェンジの時期ということになり、実際にその方向で動いているらしい。
次期「スイフト」はプラットフォームを一新すると思われ、その場合は軽自動車「アルト」で採用した軽量プラットフォームの技術を小型車用に転用して来るのは間違いないだろう。
ということは徹底した軽量化が図られると言うことで、これによりトヨタやホンダの様にストロングハイブリッド化せずとも非常に良い燃費を実現してくると予想される。
あの車体サイズだと現行モデルより100Kg軽くするのは大変だろうけど、「アルト」が700Kg弱だった先代の車重を、さらに80Kg前後軽量化することに成功していることから、現行が1,000Kg前後の「スイフト」なら新型で800Kg台を達成してくるかも。
エンジンには新開発の3気筒1Lターボエンジンを採用し、これにS-エネチャージを組み合わせることで発進加速時のエンジンの負担を軽減し燃費を向上させることになりそう。
エンジン自体も現行の4気筒1.2Lから3気筒1Lとなることでタービン等の補機類を加えても軽量になると思われるので、これまた燃費(だけじゃなくて運動性能にも)に有利に働く。

「スイフト」と言うとスポーツ志向のグレードでその名もズバリ「スイフトスポーツ」というのがあり、初代も現行も4気筒1.6Lの高性能エンジンを与えられているが、この「スイフトスポーツ」はノーマルから1年ほど遅れてモデルチェンジされる公算が大きい。
搭載するエンジンは4気筒1.6LのNAエンジンから新開発の4気筒1.4L直噴ターボエンジンに変更されるらしい。

ということで次期「スイフト」は全面的にダウンサイジングターボを採用することでコンパクトカークラスでの存在感を示すことになりそうだ。
このクラスではホンダも「フィット」に1L直噴ターボエンジンを搭載するとの動きもあり、またまたちょっと面白くなってきた。

次期「スイフト」は早ければ今年の秋の東京モーターショーでお披露目されるかもしれないな。

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「シエンタ」はハイブリッドがメインになる?

この7月にフルモデルチェンジが予定されているトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」はパワートレインに「アクア」と同じ1.5Lエンジン+モーターのTHSIIを採用することがほぼ決まっている。
他にも1.5Lガソリンエンジンのみを搭載したグレードも用意されるが、メインはハイブリッドとなりそう。
なんとこのハイブリッドのグレードの燃費は最高で27Km/Lを超えることになるらしく、ライバルの「フリードハイブリッド」の21.6Km/Lを大きく引き離すことになり、販売面で大きなアドバンテージを得ることになる。
開発目標は26.2Km/Lだったらしいので、それすらも超えると言うのはなかなか素晴らしい。

次期「シエンタ」は全長が115mm程度、ホイールベースが50mm程度拡大されその分室内長が伸び、2列目及び3列目シートのニースペースがそれぞれ20mm程度拡大され、現行モデルよりも少しは余裕があるかも?
延長された全長は4215mm程度となり、これは現行の「フリード」と同じなので、車内のレイアウトをよほど工夫しないと余裕を持って着座するのは難しそうだ。
乗車定員は6人ないしは7人で、6人乗りの2列目シートは分離したキャプテンシートでは無く、ベンチシートの中央がコンソール状になっているので2列目3列目間のウォークスルーは出来ない模様。
ということは自転車を載せようとすると2列目シートをたたむ必要があり、これはちょっと不便かも(「フリード」3列目をたためば載せられる)。
単に細長い物(スキーとか)なら2列目シート中央部のシートバックを前方に倒すだけで済みそうだけど、やはりウォークスルーが無いのはどうかなぁ?(2列目の中央部分だけ独立して前方に倒すことが出来ると良いかも)
それでもハイブリッドの燃費はとても魅力的で、多少使い勝手が悪くても売れそうな気がするな。

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ホンダ「フリード」のモデルチェンジは年内に前倒し?

ホンダが2008年に発売したコンパクトミニバンの「フリード」は”丁度良い”サイズで発売以降コンスタントに売れている人気車種だ。
3月の販売台数も6,497台で同社の中では「フィット」「ヴェゼル」に続く主力車種となっている。
とはいえ発売からもうすぐ7年を経過する古いモデルなので、そろそろフルモデルチェンジをしてもおかしくない。
というわけで来年にもフルモデルチェンジが予定されていたが、ここにきてその予定が早まり今年の11月頃になるという話も聞こえてきた。
新型の「フリード」は「フィット」と同じ1.5Lのi-DCDを採用すると思っていたところに、新開発の3気等1Lターボエンジンを搭載するという予測が出てきて、その後やっぱり1.5L+i-DCD搭載のハイブリッドで発表されると言うことになってきた。
私としてはハイブリッドのほうに興味をそそられるが、1Lのターボも気になる存在だ。
その1Lターボエンジン搭載も1年後の2016年秋には実現しそうとの予測もある。
エンジンのスペック的には現行モデルのガソリンエンジンよりも高く、特にトルクは2LのNAエンジンを上回るほどなので、車重が多少増えても動力性能が落ちることは無いと思われる。
価格的にも1Lターボのほうが安価になると見込まれるので、待てる人は1年待ってからターボとハイブリッドを比較すると言うのが良いかも。

ホンダはつい先日新型「ステップワゴン」を発売したばかりで、立て続けにミニバンのモデルチェンジを行うのは得策ではないように思えるが、半年以上の間隔が空くので「ステップワゴン」の初期受注も落ち着くと踏んでいるのかな?

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