三菱が新型「アウトランダーPHEV」「アウトランダ―」を発表

三菱自動車が6/18に新型「アウトランダーPHEV」及び「アウトランダ―」を発表した。
発売は「アウトランダーPHEV」が7/9から、「アウトランダ―」は発表同日の6/18から。
価格は「アウトランダーPHEV」が3,596,400円~4,590,000円(税込)、「アウトランダー」が2,519,640円~3,211,920円(税込)となっている。

「アウトランダPHEV」の先代モデルは一時期三菱の車の中で最も販売台数が多くなる月があったほどで、量販車種である「ミラージュ」を上回るほどの売れ行きだったこともある。
搭載バッテリーのトラブルで出荷できない時期もあり販売台数を落としたが、その後は回復しつつあり現在は軽自動車の「EK」シリーズに台数では負けているが、「デリカ:D5」と共に主力車種となっている。

今回のモデルチェンジではフロントのデザインを大幅に変更し、
「パワートレイン、ボディ、シャシーなどを大幅改良することで、静粛性、加速性、操縦安定性、乗り心地、燃費などの向上を図りました。」
とのこと。
燃費は「アウトランダーPHEV」で従来比1.6Km/Lアップし20.2Km/L(ハイブリッド燃料消費率(JC08モード))と20Km/Lを突破、「アウトランダ―」は2WD車が従来比0.6Km/Lアップの16.0Km/L、4WD車で従来比0.2Km/Lアップの14.6Km/Lとそれぞれ向上している。
エコカー減税対象として「アウトランダーPHEV」は免税、「アウトランダー」は取得税40%/重量税25%の減税となっている。

三菱としては「アウトランダーPHEV」をメインとしたいらしく、月間販売目標台数は「アウトランダーPHEV」が1,000台で「アウトランダー」は200台となっている。

「アウトランダーPHEV」と「アウトランダー」を比較した場合、故障さえなければ価格以外に「アウトランダー」を選択する理由が見当たらない。
その価格差が4WDの「G Safety Package」同士の比較でおよそ100万円(992,520円)にもなるが、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」が最大29万円交付されるので、その場合は70万円ほどに縮まる。
燃費の数字だけを見るとこの差額を取り戻すのは難しいと思えるが、「アウトランダーPHEV」はバッテリーのみでの走行可能距離が60.8Km(従来比0.6Km)もあるので、1日に乗る距離がそれ以下(実際には40Km程度かな?)であって、毎日満充電が可能(もしくは走行後必ず充電することが可能)であればガソリンを全く使わずに済ませることが出来る。
つまりガソリンを使うのは長距離の時だけで、その頻度が少ないのであれば充分ペイする可能性もあるから、要は使い方次第ということになるわけだ。
自宅や勤務先に既に充電設備がある人なら選択肢に入れても良いかと思う。

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