ホンダが新型バイクを発売・・・

ホンダはmotoGPで活躍したレーサー「RC213V」をベースに公道走行を可能とした「RC213V-S」発表し、専用サイトを開設した。
バイクと言うある意味趣味の乗り物では昔からレーシングマシンをイメージした「レーサーレプリカ」モデルが発売されて来たが、今回の「RC213V-S」は既存の市販車をベースにレーサーイメージに仕立てたこれまでのレプリカとは異なり、純粋なレーシングマシンである「RC213V」をベースに公道走行が可能なように改良したもの。
なのでフレームやカウルの材質等も「RC213V」と同じで、フレーム関連のボルト等はチタン削り出しとなる。
異なるのは保安部品関係とそれに伴う電装関係(バッテリーの大容量化等)と、エンジンのバルブ周りの機構(閉じ側はコイルスプリングによる方式に変更)。
さらにミッションもシームレストランスミッションから通常のトランスミッションに変更されているが、これはコスト面と言うよりも整備面のため、もしくはホンダの特許の塊のようなシームレストランスミッションは一般には公開出来ないためかと。

レーサーそのもののようなこの「RCV213-S」の価格は21,900,000円(税込み)。

不思議なのはここまでレーサーそのもののモデルなのに、スペックを見ると最高出力が51kw[70PS]/6000rpm、最大トルクが87N・m[8.8kgf・m]/6000とまるで750ccのバイクの様な数字となっていること。
オプションのSPORTS KITを組み込んだ場合はそれぞれ158kw[215PS]/13000rpm 以上・118N・m[12.1kgf・m]/10500 以上となっているので、なんかの間違いだとは思うけど?

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2 comments to this article

  1. 千歳

    on 2015 年 6 月 12 日 at 3:50 PM -

    ガス規制と車検の為だけですよ!
    エンジン回しちゃうと、検査通らなくなるので。

  2. tan

    on 2015 年 6 月 12 日 at 4:11 PM -

    >千歳さん
     海外仕様は国によって規制が違うので最高出力を調整していますけど、国内でも他のバイク(例えばVFR1200F等)は100psをオーバーしているわけですし、このRCV213-Sがノーマル状態で70psってのはちょっと勿体ないと思います。
     もし本当にこの数値だとすると実際の出力も抑えられていることになりますよね?(最高出力と最大トルクの発生回転数が同じですからECUでレブリミットを設定しているのですかね)。
     ということはECUを含めたスポーツキット組み込みが必須でサーキット専用と言うことになりますね。

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