米メジャーリーグ、ロスアンゼルスドジャースの大谷翔平投手は今季初めてポストシーズンに出場し、最後にはワールドチャンピオンにも輝いた。
個人としても本塁打王と打点王の2冠に輝き、打者としてはメジャー7年目で最高のシーズンだったと言えると思う。
オフシーズンに入っても先だっての「シルバースラッガー賞」に続いて昨日は「エドガー・マルティネス賞」に選出された。
昨日はその他にも「オールMLBチーム」「ハンク・アーロン賞」に選出されるという”受賞ラッシュ”となった。
「オールMLBチーム」にはDHとしてファーストチームに選ばれ、これは2021年と2023年に続き3回目、さらに2022年にはセカンドチームに選ばれており4年連続。
投手としては2021年にセカンドチームに、2022年から2023年にかけてはファーストチームに選出されていて、2023年はMLB史上初めてDHと投手の両方でファーストチームに選ばれた。
ファーストチームに選ばれるのは投手を含めて4年連続4回目となった。
大谷の「オールMLBチーム」の選出履歴をまとめると下のようになる。
2021年 DH:ファーストチーム 投手:セカンドチーム
#MLB史上初の投打での選出
2022年 DH:セカンドチーム 投手:ファーストチーム
#MLB史上初の2年連続での投打での選出
2023年 DH:ファーストチーム 投手:ファーストチーム
#MLB史上初の投打でのファーストチームへの選出及び3年連続での投打での選出
2021年 DH:ファーストチーム 投手:選出されず(登板無しのため)
「ハンク・アーロン賞」はエンゼルス時代の昨年に続いて2年連続2回目の受賞。
複数回の受賞選手はアレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース他、3年連続を含む4回)、バリー・ボンズ(3回)を筆頭に12人いるが、両リーグでの受賞はMLB史上初めて。
今季はこれでナ・リーグ最優秀野手をはじめとして前述の4つと合わせて5つの賞を受賞、21日(日本時間22日)にはいよいよシーズンMVPの発表が控えているので楽しみだ。