「SLIM」が再起動

JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」が先日月面への軟着陸に成功するも、搭載した太陽電池パネルが発電しない状況となっていた。
これは着陸時の姿勢が想定外となり、太陽電池パネルが日陰になってしまったためと確認されている。
そのため内蔵バッテリーのみでの運用となり、バッテリー残量が12%となったところで地上からの指令でバッテリーを切り離し「SLIM」の活動は停止した。
その後のデータ解析及び搭載していた超小型探査ロボット「LEV-2(SORA-Q)」が撮影した「SLIM」本体の写真によって太陽電池パネルが西を向いていることが確認され、太陽が西に移動することで発電が再開される可能性があるとされていた。
そして今日1/29の朝にJAXAが「SLIM」との通信の再確立させ、新たな写真の送信に成功していると発表した。
これで月面での日没までの間にさらなる探査が可能となった。
当初の計画より探査時間は短くなったけど、新たな知見が得られることを期待できるな。

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