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「SLIM」が目を覚ました!

JAXAの運用する小型月着陸実証試験機「SLIM」が月の夜を超えて目覚めたことが確認された。
「SLIM」は月着陸時に想定とは異なる姿勢となったものの、太陽電池に太陽光が当たるようになってから予定していた観測を実施した後に月面が夜になり活動を停止していた。
夜の低温(-170度)に耐えられる設計とはなっていなかったが、日の出を過ぎて再び太陽電池が発電を始めてからは地上局からのコマンドに応答を返して来て生存が確認され、無事に夜を越したことが発表された。
さらに機体の温度が低下してからは航法カメラで撮影した画像の送信にも成功し、JAXAがtwitter(現X)の公式アカウントを通じて写真を公開した。

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「SLIM」が再起動

JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」が先日月面への軟着陸に成功するも、搭載した太陽電池パネルが発電しない状況となっていた。
これは着陸時の姿勢が想定外となり、太陽電池パネルが日陰になってしまったためと確認されている。
そのため内蔵バッテリーのみでの運用となり、バッテリー残量が12%となったところで地上からの指令でバッテリーを切り離し「SLIM」の活動は停止した。
その後のデータ解析及び搭載していた超小型探査ロボット「LEV-2(SORA-Q)」が撮影した「SLIM」本体の写真によって太陽電池パネルが西を向いていることが確認され、太陽が西に移動することで発電が再開される可能性があるとされていた。
そして今日1/29の朝にJAXAが「SLIM」との通信の再確立させ、新たな写真の送信に成功していると発表した。
これで月面での日没までの間にさらなる探査が可能となった。
当初の計画より探査時間は短くなったけど、新たな知見が得られることを期待できるな。

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月の地下に空洞が発見された

2007年10月に月の周回軌道に投入され、史上初めてハイビジョンビデオカメラで月面を撮影した日本の月観測機「かぐや」。
この「かぐや」が撮影した月面の写真の中に、直径と深さがおよそ50mほどの穴が発見され、電波等を使って得られたデータを昨年から解析した結果、この縦穴から幅が100mの横穴が長さ50Kmに渡って伸びていることが判ったと発表された。
月面からの深さが50mほどのところにこれだけ大きな横穴があるというのはちょっとしたSFっぽく感じる(Fictionでは無いか)。
月面基地への利用も考えられるというが、実際に基地が建設されればSFがSFで無くなるということだな。
リアルグラナダ、いやリアル凍京か?(笑)
どっちも違いそうだな(汗)

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