いやぁ、嵌った(汗)

ユーザーから「ネットへの接続がおかしい」との連絡が来た。
いろいろ見て貰うと有線LANでの接続の筈が、外出先でしか使わない筈の無線LANでの接続になっていた。
2-3日前までは有線LANで使えていたとの話だが、何故か無線での接続に切り替わっているという。
電話でやり取りしていても現象が見えてこないので実際にPCのあるところまで出向いた。
PC(Surface Pro8)を見せて貰うとケーブル等の接続には問題無さそうだが有線LANのインターフェースにケーブルが接続されていないとなっている。
接続先のHUBを見るとLinkランプも点灯しているし問題無さそうに見えるが念のため電源を入れ直しても変化無し。
挿すポートやケーブルも交換してみたが一向にケーブルが接続されないという状態が変わらない。
プロパティから見るとLANアダプターはVPN用の仮想デバイスとなっている。
これは外部のネットワークから接続するため必要な仮想デバイスなので問題無し。
ところが、その他に有線LANのインターフェースが見当たらないことに気付いた。
デバイスマネージャーからハードウェアの更新をしても本来あるべきデバイスが出て来ず途方にくれてしまった(汗)。
ふと思い出してデバイスマネージャーの表示メニューから”非表示のデバイスの表示”を選んでみると、本来のLANアダプターがグレーアウトした状態で表示された。
ということは、OS上はLANアダプターが取り外されたと認識しているということだが、ハードウェアとしては接続しているドッキングステーションに内蔵されている。
もしかしてドッキングステーションが壊れたか?とも考えたが、他のデバイス(USBポート、HDMIポート他)は問題無く使えているところを見るとそうとも言えない。
こうなったら駄目もとでドッキングステーションをリセットしてみることにして電源ケーブルを抜いて挿し直してみた。
そうしたらデバイスマネージャー上のLANアダプターのアイコンが通常表示になり、有線LANでの接続が復活した。
どうもドッキングステーション内のデバイスがリセットされて正常動作に戻ったらしい・・・
いやぁ、ここまで来るのに20分以上もかかってしまったよ(汗)。
あとでググってみたら同様のトラブルがあるらしく、Windows11の高速起動を無効にして対処した人もいるようだ。
昔からWindowsOSはサスペンド/リジュームでハードウェアの認識がおかしくなることがあったから、今回のトラブルも似たようなものなのかもしれないな。

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