「EOS R100」は「EOS R50」を売るための廉価モデル?

先だって突然発売が発表になったCanonのミラーレス一眼「EOS R100」。
仕様が一世代前のモデルのように”ショボい”が、同社のミラーレス一眼のラインアップの中では最も価格が安いモデルとなっている。
先日、この「EOS R100」について海外のレビューサイトでは「(本体での)USB充電(給電も)に非対応なのは有り得ない」という評価があり、国内の情報系サイトでも議論が起きている。
議論している人たちは「必要だ!」という意見と、「エントリークラスとして価格を下げるために削った機能の一つだろうから仕方が無い」という意見に分かれている。
私としては本体でのUSB充電は特に必要としないので、別に無くても構わないし、USB充電機能が欲しければ少し高いけど一つ上のモデルである「EOS R50」を買えば良いのでは無いかと思う。
「EOS R50」なら映像エンジンは最新のDIGIC Xだし、背面液晶はタッチ対応のバリアングルだしUSB充電/給電に対応しているし、AFシステムも新しく、それでいて価格はボディのみで111,100円(キヤノンオンラインショップ、税込。以下同じ)で「EOS R100」の82,500円と3万円弱しか変わらないからお買い得(に思える)。
そもそも、国内でこの「EOS R100」を発売するのは、一眼レフ機の「EOS Kiss X90」と同じ位置付けで、一つ上のモデルを売るためだと思っている。
車だって軽自動車やリッターカークラスの車種は装備を省いた最廉価モデルよりも少し装備が充実したモデルの方が売れるのだから、同じ売り方なのだろう。

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