大谷が投げて打って

米MLBのロスアンジェルスエンゼルスの大谷翔平選手が敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。
大谷は今年2度目の”リアル二刀流”となる「二番投手」として出場。
初回の第1打席では四球で出塁すると、先制のホームを踏んだが、その裏の投球が大荒れ。
安打と四球で出した走者二人を置いて本塁打を浴びて3点を失い逆転され、さらに四死球で走者を出し自らの暴投で進め、犠飛を打たれてこの回合計4点を失った。
それでも直後の二回に走者二人を置いた場面で打席に立つと、カウント0-1から高目に入ってきた2球目を強振。
打球はあっと言う間に右翼線際のフェンスまで転がる適時二塁打となって走者二人が生還し3-4の1点差に迫った。
さらに続くトラウトの安打で二塁から大谷が生還し同点に追いついた。
投手としての大谷は二回以降安定した投球となり、二回から五回までは1安打を許したのみで、結果的に被安打3の4失点(自責4)、9奪三振3四死球の成績。
六回表の第4打席ではセーフティバントを決めて8点目のホームも踏み、この日の打撃成績は4打席3打数2安打1四球2打点3得点でこの回限りで交代した。
試合はエンゼルスが三回表に3点を取って勝ち越し、六回と七回にも1点ずつを追加、リリーフ陣が得点を許さず9-4で勝利し、大谷に約3年ぶりの勝ち星が付いた。

なお、本塁打数がリーグトップの選手が先発登板するのは1921年6月に当時ヤンキースに在籍していたベーブ・ルース以来100年ぶりとのこと。

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