LBP-441eを開けてみた

現場から「プリンタから紙がしわになって出てくる」との連絡が来た。
様子を訊いたところ、どうも内部のどこかで用紙が少し引っ掛かるようだ。
完全に引っ掛かってしまえば用紙詰まりのエラーが出るのだけど、そこまではいかない様子。
時間的に業者さんに連絡も出来ないし、現場が近かったので自分で様子を見に行ったら、やはり搬送系のどこかで少し引っ掛かっているようだ。
印字された様子を見るとトナー部分から定着ユニットに入る手前のどこかで引っ掛かっている様子で、最も怪しいのは定着ユニットの入り口。
機種はCanonの「LBP-441e」(現行機種)で、今までバラしたことは無く、昨年の秋に内部で用紙が詰まってしまった際は業者さんにお願いして修理(定着ユニット交換)をして貰った。
今回は定着ユニットの脱着に挑戦してみるつもり(直せなければ買い替え前提)で、本体の分解を始めた。
良く定着ユニットやレーザーユニットを交換している「LBP-8610」と似たような構造だろうと分解を始めたら、8610に比べて外すビスが多くなっていて面倒だった。
基本的には8610と似ているが、正面向かって右側のサイドパネルだけでなく左側のパネルも一部を外す必要があったり、後部パネルを外した中にプラのパーツがあってそれも外さなくてはならなかったり手順がかなり増えていた。
サイドパネルも8610のようにビス1本を抜いて後方にスライドする方式では無く、ビスを抜く他に操作部のパネルを外してからツメを外す必要があった。
素人目に見ても整備性が悪くなっているような気がする・・・
それでもなんとか定着ユニットを外すことが出来たが、8610では2本あるローラーの両方が見えたが441eではそのままでは片側しか見えず、用紙の入り口にあるパーツを外さなければならなかった。
今回のトラブルはその入り口のパーツの一部にトナーが固着していて、用紙がそれに引っ掛かっている様だったので、そのトナーを精密ドライバーの先で剥がして取り除いた。
前回、用紙が詰まって修理をお願いした時もこの部分にトナーが固着していて用紙が入って行かなくなっていたので、そこを疑っていたら今回も同じ症状が起きていた。
目視でトナーが無くなったように見えたので、再度組み付けてから印刷を試すと症状は解消していたのでやはり原因は固着したトナーだったということになる。
で、トナーが固着した原因は、やっぱり再生トナー使用なんだろうなぁ、、、

今回は初めての機種だったけど、少なくとも定着ユニットの外し方が判ったのが収穫だったな。

これで定着ユニットが手に入れば自分で交換出来るな。

やっぱり純正トナーは高いよなぁ、、、

リサイクル品だと1/4以下・・・

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