NIKONが「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」を発売!

NIKONはかねてから噂のあったフルサイズミラーレス機「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」を正式に発表した。
モデル名は先日からリークされていた通り「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」で、PRESS RELEASEに因ると
”ネーミングには、究極の性能を追求していくニコンの姿勢、それを通してお客様に最高の満足感を得ていただきたいという想いを込め、究極・最高を意味し、アルファベット最後の文字として、未来への「架け橋」を想起させる「Z」を採用しました。”
とのこと。
ボディ2モデルと同時にレンズも「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の3本と「マウントアダプター FTZ」の発売日と価格も発表。
レンズ3本は全て新規の高級グレード「S-Line」シリーズとなり”ナノクリスタルコート(ナノクリ)”処理が施されている(Zレンズはナノクリが標準になるそうだ)。
「マウントアダプターFTZ」はG/E/DシリーズのCPU搭載レンズにおいてAF/AEが使用可能でVRもボディ側の手ブレ補正と協調して動作するとのこと、その場合はヨーとピッチ(左右上下ブレ)はレンズ側で、ロール(回転ブレ)はボディ側で制御するとのことで、Zレンズを使用した時よりも効果は落ちるとされている。
非CPUレンズの使用に関しては現時点では記述が見つけられていないので不明、誰か知っていたら教えてください。
気がかりなのは撮影可能枚数が310枚(「Z6」EVF使用時)、330枚(「Z7」EVF使用時)とレフ機に比べて大幅に少なくなっている点。
機構的に常に撮像センサーを駆動しているミラーレス機の宿命とは言え、レフ機ユーザーがこの数字をみてどう判断するか・・・

実売価格は大手量販店で
「Z7 ボディ」¥437,400
「Z7 24-70 レンズキット」¥513,000
「Z7 FTZマウントアダプターキット」¥459,000
「Z7 24-70+FTZマウントアダプターキット」¥534,600
「Z6 ボディ」¥272,700
「Z6 24-70 レンズキット」¥348,300
「Z6 FTZマウントアダプターキット」¥294,300
「Z6 24-70+FTZマウントアダプターキット」¥369,900
となっている。
「マウントアダプターFTZ」の単体価格が実売で¥35,100と高いので、当初はアダプターセットが売れそうな気がするな。(価格は全て税込)
価格的に「Z7」はSONYの「α7R III」(同じ店舗で¥364,350)より少し高く、「Z6」は同じくSONYの「α7 III」(同¥248,270)よりも少し高い設定となっているが、NIKONの方は新モデルと言う点でほぼ同等と言えると思う。
バッテリー保ちの点は不安があるとは思うけど、初期出荷はかなりの数になりそうな気がするな。

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2 comments to this article

  1. 千歳

    on 2018 年 8 月 23 日 at 6:46 PM -

    EVFの方が液晶よりも電池食うんですよ!

  2. tan

    on 2018 年 8 月 24 日 at 8:11 AM -

    >千歳さん
     EVFは背面液晶に比べて画素数も多いし、見やすさを重視してリフレッシュレートも上げてあるでしょうし電気を喰うのでしょうね。

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