今年の1月にカリフォルニア工科大学の研究チームが海王星のさらに外側に質量が地球の10倍程度惑星が存在する可能性があると言う研究を発表した。
太陽系の惑星は冥王星の発見以来9個とされてきたが、冥王星の外側に冥王星よりも大きな天体(セドナ等)の発見が相次ぎ、2006年に冥王星を”準惑星”とすることになってからは8個というのが定説になっている。
この1月に発表された研究では、海王星の外側をまわる天体の軌道を観測した結果、前述のような惑星の存在が推測されると言うもの。
研究チームの計算では質量は前述のように地球の10倍程度で、太陽からの平均距離は約600天文単位(約900億キロ)と海王星の20倍。
仮にこの数字が正解だとすると、公転周期(この星の1年)はおよそ1万5千年となる。
太陽からの距離が非常に大きいので地球からの光学観測には世界でもトップクラスの望遠鏡が必要となるが、現在ハワイにある「すばる望遠鏡」等での観測が行われており、5年以内に発見される可能性があるとのこと。
うーん、本当に発見されたら名前はどうなるのかな?
「魔王星(Lucifer)」とかにはなる・・・わけは無いか(汗)