面白そうなマザーが(ASRockから)出た

ASRockからVIA製CPU「PV530」をオンボード搭載したMicroATXマザー、その名も「PV530」が出た。
この「PV530」というCPUはC7に採用されていたEstherコアを搭載し、製造プロセスは90nmとIntelやAMDの最近のCPUに比較すると少々時代遅れの感がある。
ちょっと面白いのはクロックが「1.8GHz+」と表記されている点で、これはクロックは固定されていないということか?
マザーそのものにもオーバークロックソフトが付属してくるので、O/C好きの人向けとも言えそうだ。
マザーボードとしてはフォームファクタがMicroATXということで、あまり小さいケースには収められないが、その分拡張性があるとも言える。
メモリスロットは3本と奇数だが、DDR3用が1本とDDR2用が2本となっていて、最大容量は4Gとなっている(当然ながら混載は出来ない)。
チップセットはこれまた新製品のVIA製GPU機能内蔵チップセット「VX900」が組み合わされ、DirectX 9対応となっている。
拡張スロットはPCI Express x16×1(チップセットの仕様により8レーン動作)とPCI×1となっている。
8レーン動作とはいえPCI Expressスロットがあるということは、VX900内蔵のGPU機能に不足を感じた場合にVGAカードも搭載可能ということで、選択肢が多くなるのはありがたい。
CPUのTDPがどれくらいなのか判らないが、CPUのヒートシンクにはFANが付けられているのが少々残念(チップセットはヒートシンクのみ)。
オンボードLANも10/100MのみでGbitでは無いのも時代遅れと感じる(一度ギガビットに慣れると戻れないので、個人的にはこれだけで購入意欲が半減)。
それでもCPUオンボードで実売価格が7,480円程度と安価なうえ、PCを自作するような人なら余らせているであろうDDR2のメモリが使えるので、安く1台組むのには良いマザーかもしれない。
ま、CPUのパワーがどれくらいなのかが気になるところではあるが・・・・・・
メーカーサイトのスペック表によると対応OSはWindows 7/VISTA/Xpとなっているが、エアロなんかは動作するのかな?

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