オリンパスの「E-510」

札幌の中古カメラショップの在庫にオリンパスの「E-510」が追加されたのが先週。
標準ズームとも言える「ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」付きで8,000円(税込み)という価格。
先日他店で見つけたSONYの「α100」の4,320円よりは高いけど、1Mピクセル機がレンズ付きでこの価格は安い。
後はメディア(CFまたはxDピクチャーカード)を用意すれば撮影出来るのだから、8GB程度のCFを2,000円程度で買えば合計でも1万円程度のお手軽価格だ。
ただこの機種(というかオリンパスのデジタル一眼レフ全体)でネックになるのは”フォーサーズ”システムを採用していると言う点。
”フォーサーズ(4/3)”というのは撮像素子サイズが4/3型(約17.3mm×13mm)と言う意味で、実際の撮像素子の対角長が35mmフィルムの半分の21.63mmという規格。
なので焦点距離の表記の2倍が35mm換算値となる。
これは現在オリンパスやパナソニックのミラーレスで採用されている”マイクロフォーサーズ”と同じだが、マイクロフォーサーズ用のレンズをフォーサーズのボディで使うことは出来ない(逆はマウントアダプターの使用で可)。
フォーサーズシステムそのものの歴史が浅いこともあり、フォーサーズ用の交換レンズは種類が少なく、市場に出回っている数も他社(ニコンやキャノン、ペンタックス)のレンズに比べて少ない。
なのでボディを中古で安く手に入れてもレンズ探しで苦労しそう。
新品でも良いならまだ売られているから買うことは出来るが、中古を探すとなるとちょっと骨かも。

考えられるメリットは撮像素子が小さくなることによる小型軽量化なんだけど、意外と小さくも軽くも無く、サイズも重量もCanonの「EOS Kiss X4」やNikonの「D40」と同程度で幅が10mm程度大きく、重さは僅か5gしか軽く無い(X4/D40:475g、E-510:470g)。
#何故この2機種と比較したかと言うと、私は両方とも所有していて大きさと重さを実感し易いから(汗)。
比較対象がCanonとNikonのエントリー機で元々小型軽量な機種だけど、両方とも撮像素子サイズはAPS-CとE-510よりも一回り大きい機種で、それと同程度ってことはフォーサーズのメリットを活かせていないということか?
もちろん同じAPS-Cの機種でも大きくて重たい機種もあるので、それらと比較すると小型軽量と言えるが、わざわざこの機種を選ぶ理由としては大きく無いと思う。
妻に持たせているPENTAXの「K10D]に比べると240gも軽いから、それと交換するという選択肢はあるな。
#問題は写り・・・

うーん、面白そうだとは思ったんだけど、サイズが意外と大きかったのは予想外だったなぁ(汗)。
あと、レンズの種類が少ないのもちょっとなぁ、、、
いざとなれば近代インターナショナルから各マウント(F,K,OM,M42,コンタックス/ヤシカ他)に対応したマウントアダプターが発売になっているので、それを利用すると言う手もあるけどあまり一般的とは言えない。
ちょうどFマウント用のアダプターも入荷しているけど、単体で5,000円(定価は19,440円)なのでカメラとの合計で13,000円になってしまう。
そこまでして遊び用に買うのもなんだかなぁ(汗)

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す