6TBのHDDが遂に発売

4TBだったHDDの最大容量が久々に更新された。
HGSTから3.5インチHDD「Ultrastar He6」の6Gbps SATAモデル「HUS726060ALA640」が発売になった。
実売価格は六万円超と高価だが1ドライブで大容量は必要な場合はもちろん、RAIDを組む場合でも少ない本数で大容量を実現できるのは魅力かも。
出たばかりの製品ということもあり容量単価は2TB品や3TB品の2.5倍以上、4TB品と比較しても同じくらいの開きがある。
これはある意味当然で、今回発売になったHDDはエンタープライズ向け製品なので耐久性がコンシューマー向けとは違う。
同じシリーズの3TB品(「HUA723030ALA640」)と比較すると容量単価にはそれほど違いが無い。
HITACHI HDD HTC SATA3 3.5″3TB/7200 64M HUA723030ALA640 並行輸入品
B00CRWAWLG
今後コンシューマー向け製品が出て来るようになれば価格も下がって来るかもしれないと期待してしまうな。

ところが今回出た製品はプラッタ数が7枚と多く、それを実現するために本体内にヘリウムガスを注入して密閉し、回転時の抵抗を減らすという今までにはあまり聞かない構造となっている。
この構造のおかげで耐久性も上がっているのだろうが、現状ではここまでしなければ6TB品が出せないのであれば、価格が下がるにはしばらくかかりそうだ。

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