More from: WEC

今年(2020年)のル・マン24時間は延期されていたのね・・・

久しぶりにWECのサイトを見て驚いた。
次のレースが八月のスパ・フランコルシャン6時間レースになっていたからだ。
例年だと六月に世界でもっとも有名なレースの一つ”ル・マン24時間”があるんだけど、今年のカレンダーでは何故か九月になっている。
もしかして?と思ってググってみたら予想通り”新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため”ということで当初予定の6/13-14から9/19-20(共に決勝レースの日程)に延期すると発表されていた。
過去にもフランスでのデモとストライキが原因で六月から九月に延期されたことがあるそうなので、今回が初めてということでは無いらしい。
とはいえ、珍しいことではあるわけで、今は九月に無事にレースが行われることを祈るだけだな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTA、WEC第5戦で表彰台をゲット!

自動車レースの世界耐久選手権(WEC)第5戦”ローン・スター・ル・マン”が先週末北米で開催され、TOYOTAの2台は2位と3位でフィニッシュし共に表彰台を獲得した。
テキサス州オースティンにある”サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)”で未だに優勝の経験がないTOYOTAチームは初優勝を目指していたが、ランキング上位の車両に対する”サクセス・ハンディキャップ”の設定が最大ということもあって7号車がトップと2周差の3位、8号車がトップと50秒余りの差で2位に入るのが精一杯、このサーキットでの初優勝はまたもおあずけとなってしまった。
それでも今季5戦で3勝を挙げているTOYOTAはドライバーズランキング、チームタイトルの両方でトップを堅持しており、残り3戦で両タイトルの獲得を目指している。

次戦第6戦は同じ北米のフロリダ州セブリングの”セブリング・インターナショナル・レースウェイ”で3/20に決勝が行われる予定。
その後、欧州に戻ってスパ6時間と最終戦のル・マン24時間の2戦を戦う予定となっている。

←クリックしてくれると嬉しいです。

TS050が1-2フィニッシュ!

一昨日行われたWEC第2戦「富士6時間」は地元トヨタの「Toyota Gazoo Racing」のTS050ハイブリッドが1-2フィニッシュを飾った。

前日の予選でポールポジションを得たのは8号車のTS050、2番手は同じくTS050の7号車。
スタート時に予選4番手のLNTの5号車ジネッタG60-LT-P1・AERが好スタートを見せトヨタの2台に迫るが、1コーナーの立ち上がりではトヨタの2台が有利なので抜くには至らず。
その後、予選3番手の1号車レベリオンレーシングRebellion R13 – Gibsonが7号車をオーバーテイクし、12週目までこの状態が続いた。
12週目で周回遅れに引っ掛かった1号車を7号車がようやくパスし、その後はリードを広げるが、トップの8号車には遠く及ばず差が広がる一方となった。
7号車が遅れたのは開幕戦で優勝して今レースでは”サクセス・ハンディキャップ”制度に基づいた性能調整で8号車との比較で1周当たり0.4秒ほどタイムが落ちる調整を受けたため。
トップを走る8号車にも4時間ほど経過した時点で”ピットレーンにおける速度超過”による”ドライブスルーペナルティ”が提示されるが、このペナルティを受けてもトップから落ちることは無く、結局8号車が最終的に34秒ほどの差をつけてトップチェッカーを受けた。
7号車も同一周回でゴールし2位となり、3位は2周遅れの1号車。
トヨタが母国でのレースで1-2フィニッシュを達成し、WECでの連勝をさらに伸ばした。
次戦の上海では2台とも同等の”サクセス・ハンディキャップ”によるハンディを受けることになるが、検討を祈りたい。

←クリックしてくれると嬉しいです。

今週末は「富士6時間」

9/1のシルバーストン4時間で幕を開けたFIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020シーズンの第2戦”富士6時間”が今週末に迫った。
日本人として注目するのはやはりTOYOTA GAZOO RacingのトヨタTS050ハイブリッドが地元で連勝を7に伸ばすかどうかという点だろう。
昨季に比べて性能調整されてノンハイブリットとの性能差が減少した(筈)中で前戦のシルバーストン4時間では1-2フィニッシュを達成しているが、今レースはウェイトハンデが課せられるので油断は出来ない。
はてさて、明日からのレース(決勝は10/6の11時スタート)はどうなることか?

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTA,WEC初戦で1-2フィニッシュ!

自動車レースのFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているTOYOTA GAZOO Racingチームは開幕戦のシルバーストーン4時間レースで1-2フィニッシュを飾り、2019-2020シーズンを最高の形でスタートさせた。
今季からレギュレーションの変更がありTS050 HYBRIDの優位性が削られているが、それでも2台のTS050 HYBRIDは強さを見せている。
レースの途中ではフルコースイエローのタイミングの関係で一度トップを譲ったが、それも数週後にはトップを奪還し、その後もセーフティーカーの導入で差は接近したものの、リスタート後は再度差を広げて1-2体制でチェッカーを受けた。
パフォーマンスや燃費の点でTS050 HYBRIDが有利なのは当たり前だが、今季のレギュレーションでは最低重量や給油速度等が制限されている。
それにも関わらず完勝と言うべき勝利を掴んだのはチーム力があったからだ思う。
次戦の富士6時間ではホームコースということもあるので、是非連勝をして欲しいな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

TOYOTAが1-2位を走行中

フランスのサルテサーキットで行われている「ル・マン24時間自動車レース」はスタートから18時間が経過し、残り時間が6時間を切った。
昨年念願の初優勝を遂げたTOYOTAのTS050 HYBRIDは18時間経過時点で2台とも走行を続けており、現在7号車がトップ、8号車が同一周回で2位に付けている。
3位には4周の差を付けているが、なにかのトラブルやドライビングミスでのクラッシュでもあれば一気に順位が変わることも有り得る。
どうかこのままゴールまでノントラブルで2連覇を1-2フィニッシュで飾って欲しい!

←クリックしてくれると嬉しいです。

「ル・マン24時間」は今夜スタート

世界3大自動車レースの一つ「ル・マン24時間レース」はいよいよ今夜スタートを切る。
昨年、日本車としては2度目の総合優勝を果たしたTOYOTA TS050 HYBRIDは予選で7号車がトップ、8号車が2番手のタイムを記録し、フロントローを独占。
今年は日本車初の連覇に向けていよいよ今夜スタートを切る。
明後日夜のゴール時点でトップを走っていることを願って応援しよう。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ポルシェ、お前もか?!

今年のル・マン24時間耐久レースで三連覇を果たしたポルシェが28日、ル・マン24時間を含む世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退すると発表した。

昨年、同じVWグループのアウディも突然の撤退を発表しているが、今年はポルシェが同様の発表をしたことになる。
これでWECに残るメーカーは日本のトヨタのみ(2018年からの参戦を表明しているチームはあるが)。
来年のLMP1クラスはいったいどうなってしまうんだろう?

ポルシェは2019-20年シーズンからフォーミュラEへの参戦を表明している。

←クリックしてくれると嬉しいです。

トヨタが今季の開幕戦で勝利!

世界耐久選手権(WEC)の今季開幕戦でトヨタが優勝した。
今季は昨年まで参加していたアウディが撤退したため、事実上トヨタとポルシェの争いとなっている。
シルバーストンで行われた開幕戦は天候の関係もあり、最後の30分で決着が着いたらしい。
最終的にはトヨタの8号車がトップを走っていたポルシェの2号車を残り13分の時点で抜き、そのままゴール。
2位はそのポルシェ2号車で3位もポルシェの1号車、トヨタのもう1台である7号車はレース中のクラッシュが原因で大きく後れクラス4位、総合23位(出走27台)に終わっている。

トヨタが優勝したのは嬉しいが、高速テクニカルコースであるシルバーストンはダウンフォースが大きいほうが有利なコースで、トヨタはハイダウンフォーススペックでレースに臨んだが、対するポルシェはローダウンフォーススペック。
なので単純に喜んでもいられない、次戦スパ・フランコルシャン(5/6)を経て、昨年残り5分で優勝を逃したル・マン24時間に向けて頑張って欲しいね!

←クリックしてくれると嬉しいです。

アウディが今季限りでWECから撤退すると発表

独アウディが10/26付のプレスリリースで2016年限りで世界耐久選手権(WEC)から撤退すると発表した。
その中には世界的に有名な”ル・マン24時間耐久レース”も含まれている。

アウディは1999年のル・マン参戦以来、アウディスポーツとして11度(内、チーム・ヨースト8度、ノースアメリカ3度)、日本のチーム郷が1度、ATDレーシングが1度の合計13度の優勝をしている。
特にポルシェがLMP1クラスに復帰した2014年までの16年間にアウディ車が優勝を逃したのは参戦初年の1999年と2003年、2009年の3回だけ。
しかも2003年の優勝車「ベントレー・スピード8」もベースは「アウディR8C」なので、実質的にほぼ敵無し状態だった。
2015年以降はポルシェに敗れてはいるが、トヨタを含めWECの3強の一角だったチームが撤退を発表するとは思わなかった。

今後は”フォーミューラーE”に注力するということだ。

←クリックしてくれると嬉しいです。