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「ローグ・ワン」を観た

昨日ようやく「ローグ・ワン」を観た。
本編の時間を見て”長いなー”と思ったけど、長さを感じさせない面白さだった。
”エピソード3.9”と言っても良い話なので、細かいところでは第一作目となる”エピソード4”との類似点が非常に多く見受けられる。
というか、撮影するに当たって第一作目をよく研究したなー、という感じを受けた。
ヤヴィン4(第一作目に出てきた同盟軍の基地のある衛星)の風景とか見張り台とかもそうだし、デススター内部(特にスーパーレーザーの制御盤周り)も違和感が全く無かった。
同盟軍として登場するキャラクター達も良く出来ていたな(オーガナ議員も登場していたし)。

ストーリーに関してはあまり言うことが無い。
出だしは”何?”という感じだったけど、見ているうちに話に引き込まれている自分がいた(笑)。
”親娘”の情に頼った部分もあるけど、これはそういう風にしなければ話に説得力がなくなるから仕方がないのかも。

最後のシーンで思ったのは、設計図(データ)の入っている記憶媒体のこと。
タワー内部に保管されていたのは大きかった(サーバー用3.5インチHDDをリムーバブルケースに入れたようなもの)のに、同盟軍の旗艦で受信したのは一枚のカードに記録されていた。
もちろんカードでなくてはR2-D2に食わせる(笑)ことは出来ないだろうから、あんな形にしたのだろう。
どれだけ記録密度が上がっていたんだろうな。

全体的に良く出来た映画だと思うな。
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「猿の軍団」じゃ無いかなぁ?

先の記事に書いた「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の製作発表会について報じている記事に「ん?」と首を傾げる点があった。
それは監督を務める羽原信義さんの最初のヤマト放映時のエピソードで、”「猿の惑星」を見たがった弟を説き伏せてヤマトを見ていた”という部分。
「猿の惑星」はアメリカで製作されたSF映画「PLANET OF THE APES」の日本公開時のタイトルで、TV番組として製作され放映されていたのは似たような設定をベースにした「猿の軍団」だった。
羽原監督自身が製作発表会でそう言ったのかもしれないけど、記事にする時は訂正しようよね>GIGAZINの記者さん。
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いつの間にか500巻を超えていたのね

SF界の長寿シリーズと言うと戦後の西ドイツで始まった「宇宙英雄ローダンシリーズ」だろう。
複数の作者がリレー形式で始まったもので、なんと週刊ペースだったのから凄い。
日本でも1971年7月に一巻目が刊行されて以来出版され続け、今年の7月には500巻目の「テラナー」が刊行されていた。
現在では月に二巻ずつ刊行されていて先日510巻目が刊行されている。
日本では一巻に2話ずつ収録となっているので、本国での1000巻を超えたことになる。
それでも本国では既に2700巻を超えているのでまだまだ追い付けない(というか追い付くには現在のペースでは不可能)。
私が昔読んだ頃は100巻にも達していなかったのに、随分とペースが上がったんだね。

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もうすぐ511巻目も刊行予定とは凄いペースだなぁ、、、
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「これはSFでは無い」・・・マジか!

アメリカの軍事産業の一翼を担っているとも言えるBoeing社が「電磁アーク放電により衝撃波を減衰する方法とそのシステム」(Method and system for shockwave attenuation via electromagnetic arc)という特許を3月17日付けで取得した。
簡単に言うと爆発等で発生する衝撃波から人や物(車両等)を守る技術で、SF的な言い方をすると”プラズマシールド”とか”バリヤー”的なモノらしい。
爆弾などの直撃を防ぐものではなく、爆発等を感知するセンサーとシールド発生部からなり、センサーが爆発を感知すると”レーザーパルスやアーク放電によるプラズマを発生させ、衝撃波を吸収・反射することで減衰させる”ということらしい。
これで衝撃波は防げるとしても、爆発で飛び散る破片等は防げるのだろうか?という疑問はあるが、対人用の小型兵器のように破片効果を狙ったものならともかく、爆発による被害のかなりの部分は衝撃波によってもたらされ、その範囲は破片効果外にも及ぶのでそのような爆発の場合には被害を軽減できる効果は見込めると思う。

どの程度の効果が見込めるかは判らないけど、実現したら実際に軍で装備することになるのだろうか?

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「STAR WARS EPISODE7」のキャストが発表された。

2015年12月に公開される予定の映画「STAR WARS」の最新作である「EPISODE7(仮題)」のキャストが発表された。
その中には「EPISODE4:A New Hope」から「EPISODE6:Return of the Jedi」までのレギュラーであるハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルの3人の名前と、その後製作された「EPISODE1」から「EPISODE3」を含めた全作品に出演していたアンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカーの二人、「EPISODE3」から「EPISODE6」まで出演しているピーター・メイヒューの名前がある。
現時点では配役は発表されていないので、誰がどの役を演じるかは不明だけど、C-3POとR2-D2役及びチューバッカ役はほぼ決まりじゃないかな?
それにしても写真を見ると第一作当時は若かったマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーは老けたなぁ(36年も経つから無理も無いけど)。
それを差し引いても来年暮れの最新作の公開が楽しみだ(笑)。
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「パシフィック・リム」を観た

ハリウッド版怪獣映画の「パシフィック・リム」のDVDを借りられたので早速観た。
もうあれだね、小難しいことは考えずに純粋に怪獣と巨大ロボットの戦いを楽しめる娯楽映画だね。
ノリも良いし最後まで飽きさせずに楽しませてくれた。
良くも悪しくもアメリカの娯楽映画という感じが好きだね(笑)。
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「戦闘妖精・雪風」実写化ぁ?

ハリウッドで「戦闘妖精・雪風」の実写映画化の話が進行中とか。
主演はトム・クルーズとのこと。
2002年に製作されたアニメ版でも違和感ありありだったのに、実写化されたらどうなるんだろう?
原作の第一作は何度読んだか判らないほど繰り返し読んだほど思い入れが強い作品だ。
第二作目の「グッドラック」も第一作の改訂版も読んだけど、自分の中では一番最初の作品が最も好き。
中でも「フェアリィ・冬」とか「インディアンサマー」とかは好きだなぁ。
毎日の通勤電車の中で読んでいて、読み終わったらそのまま最初から読み直すほどだった作品なので、中途半端な映像化はしないで欲しいなぁ・・・・・・・
機体のデザインとかはどうなるんだろ?アニメ版のデザインは好みじゃないから、シルフィードは第一作の表紙のデザインに近いものにして欲しいと思う。
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グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
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アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
神林長平
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最後の「アンブロークンアロー」は出ていること自体知らなかったので、急いで探して買ってこなければ(汗)。

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アメリカ政府が公式に「デス・スター」建造を否定

報道によるとホワイトハウスが公式にデス・スターの建造開始を否定したとのこと。
そもそもの始まりはアメリカ国民から
「デス・スターのような施設の建造に2016年までに着手して、雇用創出と国防強化を図ってほしい。」
という陳情がホワイトハウスの運営する陳情受け付けサイトに出されていたもので、その後署名が必要数分である2万5千人分以上(実際には34,435人分)集まったためにホワイトハウスに回答義務が発生していた。
それに対しての回答が13日までに出されていたが、回答は上記のように否定的な物となっている。

建造を否定する理由として、まずは
・「85京(兆の1万倍で10の16乗)ドル以上がかかるだろう。我々は負債増額ではなく、負債減のために今、尽力しているのだ」
と財政上の問題を述べた上で、
・「政府は惑星破壊を支持しない」
と人道的な理由を加え、さらには
・「なぜ1人乗り宇宙戦闘機に左右されるような致命的弱点のある施設に、税金をつぎ込まなければならないのか」
とデス・スター唯一の弱点も理由だと述べている。
そして最後には
「デス・スターがなくとも、宇宙開発は進んでいる」とした上で、「科学、技術、工学、数学の道を志す者に、“フォース”の加護を!(May the Force be with you!)」
とシリーズ作品中の象徴的な台詞で締めくくっている。

うーん、とても政府の出す「公式な」回答とは思えないところが楽しいな。
日本政府がこんな風に回答したら「不真面目だ!」とか言われるんだろうなぁ・・・・・・

でも実現したら建造に関わる雇用が大量に発生するうえ、乗員数が100万人とも言われているので運用に入っても大量の雇用が生み出されるのは間違い無さそうだな(笑)。
惜しいなぁ(爆)

対向して日本もヤマトの建造に着手するというのはどうだろうか?(笑)
建造用の地下空間を造るには1200億円余りの建造費と470日間の工期が必要との見積りが出ている(前田建設工業)んだけど、艦体そのものを建造するにはどれくらいかかるのかなぁ?

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NASAが地球型惑星を確認!

NASAの発表によればケプラー宇宙望遠鏡で地球に似た惑星を初めて確認したとのこと。
確認したのは地球から600光年離れたケプラー22bという惑星で、大きさは地球の約2.4倍で表面の温度はセ氏22度で液体の水が存在する可能性があるという。
惑星に生命が存在するには恒星からの距離が液体の水が存在できるように適度に離れていなければならず、このケプラー22bは理想的な距離にあるということだ。
温度が適切で水の存在の可能性が高いこの惑星には生命の存在の可能性があるという。

600光年と言うと光の速さでも片道600年かかるわけだが、惑星の歴史において600年というのは一瞬に過ぎない。
もし知的生命体が発生していたとしても、どれくらい前に発生していたかで文明(と呼べるものがあるとすれば)のレベルが違うと思われる。
地球の場合は科学技術が大きく発展したのはせいぜいこの150年程度なので、ケプラー22bに知的生命体が存在したとしてもコンタクトが取れるとは思えない。
そもそも信号が往復するためには1200年もの時間が必要なので、両惑星での文明レベルが同じだとすると(同じだとする根拠は皆無だが)直接のコンタクトは取れないだろう。
少なくともFTL通信の技術が確立された状態で無ければコンタクトするのは不可能だろう。
それでも夢のある話だよなぁー。

話は逸れるがヤマトがイスカンダルに向かった際に一度のワープで跳躍するのは1200光年とのことだったので、これなら1回のワープで行くことが出来る計算になる。
「エクセリヲン」とか「エルトリウム」とかがあればもっと簡単に行けるのかも(笑)。
「ラブリーエンゼル」とか「ミネルバ」のような小型船でもワープ機関が搭載されていればOKだな(爆)。
ワープ機関でなくても「イナーシャレス・ドライブ(無慣性駆動)」を実用化してもよいことになるけど、ワープ機関とどっちが先に実用化されるのかな?
C62の48号車もしくは50号車に牽引される列車でも行けるかも?と思ったが、そのためには銀河鉄道株式会社に新規路線を開設して貰わなくてはならないだろうな(笑)。

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浮遊惑星とな?

最近恒星の周囲を公転しない「浮遊惑星」が発見されたとのことで、しかも我々の銀河系内全体では数千億個あると推測されるそうな。
「浮遊惑星」とは元々は主星となる恒星の周囲を公転していた惑星が他の恒星や、同系内の他の惑星の重力の影響等で本来の軌道を弾き出され、恒星間空間を放浪し始めた惑星のこと。
これって銀河系と大マゼラン雲の中間地点にある「バラン星」とか、宇宙の大分基点である「トレーダー分岐点」がある惑星「ヘビーメルダー」とかが該当するのだろうか?(をいをい)。

#それにしても古いネタだねぇ(笑)

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