More from: Mini-ITX

IntelからATOM D2700搭載のマザーは発表されているんだが・・・・・・

先だってIntelから新型ATOMのD2700が発表になり、Jetwayから搭載マザーが発売になっている。
本家のIntelからは出ないのかなぁ?と思っていたら、既に製品は発表されていた(1/23現在は英語サイトにしか情報が無い)。
それによるとD2700搭載の製品は「D2700DC」と「D2700MUD」の2種で両製品ともフォームファクタはMini-ITX。
ともにCPUにATOM D2700を搭載し、チップセットはMN10を採用している点は同じで、違いはインターフェース程度。
「D2700DC」に搭載のインターフェースは
・DVI-D
・HDMI
・USB2.0(4つがバックパネル、3つがピンヘッダ)
・オーディオ(スピーカ・マイク・ヘッドフォン)、SPDIF出力
・LAN(10/100/1000)
で、「D2700MUD」のほうは上記に加えて
・アナログVGA
・パラレルポート
・PS/2ポート(キーボード/マウス兼用)
・シリアルポート(2つ分のピンヘッダ)
が追加され、HDMIとSPDIF出力が削除されている。
その他は仕様表を見る限りほぼ同一で、SATA(3Gbps)ポートが2つ、メモリソケット(DDR3 SO-DIMM2つ、シングルチャネル最大4GB)、PCIスロット1本、PCI Express Mini Card1つ、といった点は同じ。

Intelの日本のサイトには載っていないので国内発売はされていないかもしれない。
価格次第だけど国内販売されれば現在使用中のD510MOの置き換え用に欲しいかも?

「D2700DC」:http://www.intel.com/content/www/us/en/motherboards/desktop-motherboards/desktop-board-d2700dc.html
「D2700MUD」:http://www.intel.com/content/www/us/en/motherboards/desktop-motherboards/desktop-board-d2700mud.html

またD2700の下位にあたるD2500(動作クロックが1.83GHzでHT非対応、内蔵CPUのクロックが400MHz)を搭載した「D2500CC」と「D2500HN」も発表になっている。
メーカーサイト:http://www.intel.com/jp/products/desktop/motherboard/innovation.htm

#その後3月の第二週に国内での販売が開始されたが、64bit版のWindows7には非対応なので購入はしていない。
「32nmATOMのD2700搭載のMini-ITXマザーがIntelから」

←クリックしてくれると嬉しいです。

32nm版ATOM搭載のマザーが出た

IntelからATOMとしては初の32nmプロセスで製造される「ATOM D2700」が発表され、早速Jetwayから搭載マザーが発売になった。
「ATOM D2700」は製造プロセスが32nmとなり、クロックもGPU内蔵モデルとしては初の2GHz超えとなる2.13GHzとなっている。
デスクトップ用ATOMとして前のモデルにあたるD525に比べクロックの向上(1.8GHz→2.13GHz)、TDPの減少(13W→10W)が大きな変更点で、デュアルコア&HT対応である点は変わっていない。
対応メモリがDDR3であることと最大容量(4GB、シングルチャネル対応)には違いが無いが、新たにDDR3-1066にも対応となりDDR3-800/1066対応となった(D525はDDR-667/800対応)。
内蔵GPUも動作クロックが400Mhzから640MhHzに向上していて、GPU名称も「GMA3150」から「GMA3650」へ変更されている。
さらにはデュアルディスプレイ対応にもなっており、今回発売されたJetwayのマザーにはアナログVGAとHDMIポートおよびLVDSのピンヘッダが装備されている。
サウスブリッジにはD510/D525と同じくNM10を採用しているので、SATAポートが3Gbps対応が2ポートというのが若干残念なところ。

Jetwayから発売となった搭載マザーはフォームファクタがmini-ITXでファンレス構成の「NC9KDL-2700」という製品。
メモリスロットはDDR3のSO-DIMM用が2スロットとなっている。
Realtek RT8111EVL Gigabit LANが2ポートというのはサーバ用途やルータ用途を考慮しているためか?
USBポートはリアパネルに4個で他に4ポート分のピンヘッダがマザー上に用意されている。
実売価格は14,800円程度と言うことで、昨年Intelから発売になったD510MOに比べると高価な値付けとなっている。
D510MOと同程度の価格もしくは少々高価でもすぐにでも購入して試したいところだ。

本家のIntelからは搭載マザーは出ないのかなぁ?D525の時もIntelからマザーが出たのは遅かったもんなぁ・・・・・・

Intel:http://ark.intel.com/ja/products/59683/Intel-Atom-Processor-D2700-%281M-Cache-2_13-GHz%29(「D2700」スペック)
Jetway:http://www.jetway.com.tw/jp/Peripherals_view.asp?proname=NC9KDL-2700&productid=929

←クリックしてくれると嬉しいです。

Llano対応のベアボーンキット

株式会社ファストからLlano対応のキューブ型ベアボーンキットが発売になった。
ケースにSEEDブランドのキューブ型ケースを採用し、そこにASRockの「A75M-ITX」
(Mini-ITX)というマザーボードを組み込んだ製品で、実売価格は約1万5千円とのこと。
推奨TDPは65Wとのことなので、それに対応するCPUとなると
A6-3500(2.1GHz,TDP 65W)、
A4-3400(2.7GHz,TDP 65W)、
A4-3300(2.5GHz,TDP 65W)の3種類と言うことになる。

搭載電源は150W、ドライブベイは5インチと3.5インチシャドウが各1なので、HDDは最大でも2本までしか搭載できない。
2.5インチベイが一つあれば2.5インチのSSDと3.5インチのHDDを同時に搭載できたのだが、ちょっと残念。

マザーとケースを別々に購入して組み立てる手間が省けるので、手軽にキューブ型の小型PCをLlanoで組みたい人には適しているかと。

CPUもメモリ(DDR3 DIMM)も安価なので、高騰しているHDDを除けば一式揃えても2万円台半ば程度で済むのは魅力かも。

ASRock マザーボード A75 Mini-ITX A75M-ITX
B005GK6UNA

←クリックしてくれると嬉しいです。

ATOM330マザーかぁ、、、、、、

ツクモのチラシで日曜日(11/27)の限定特価品の中にASUSのATOMマザーがあった。
「いまさらATOMマザーか?」と思ったが念のためスペックを調べてみると、CPUこそ2008年発表のATOM330(デュアルコアHT有り、1.6GHz動作)だが、チップセットがIONなのでグラフィックが945GC内蔵に比べると速い(PCIe x16が1本あるのでビデオカードの増設も可)。
メモリもDDR3対応だしSATAポートも3Gbpsとはいえ4ポートを装備し、VGA出力もアナログとHDMIを1ポートづつ持っている。
CPUのTDPが最大で8Wということもあり、冷却にはファンを使わないファンレス設計となっている。
これが4個限定とはいえ2,980円というのは・・・・・・・うーーーーーん、、、、、、、、、

ウチのAthronX2PCをこれで組み替えようか?(汗)

ASUSTek マザーボード Intel Atom+ION/DDR3メモリ対応 Mini-ITX AT3IONT-I
B004GFC6DY

←クリックしてくれると嬉しいです。

VIAのNano X2を搭載したマザーが登場も・・・・・・・

10/6の記事「VIA Nano X2搭載の超小型ベアボーンキットがようやく発売」で紹介したVIAの省電力CPU「Nano X2」を搭載したマザーが本家のVIAから発売となった。
前回紹介したベアボーンPCに搭載さてていたCPUは1.2GHz動作の「Nano X2 U4025」だったが、今回発売になったマザー「EPIA-M900」に搭載されているのは1.6GHz動作品とのことで、パフォーマンスの向上が見込まれる。
細かいスペックはメーカーの製品ページhttp://www.viatech.co.jp/jp/products/embedded/ProductDetail.jsp?productLine=1&id=1550&tabs=1を見て貰うとして、気になるのはその価格。
なんと先に発売されたベアボーン(約2万円前後)よりも高価な3万円強という実売価格が付いている。
CPUが高クロックのタイプになっているとはいえ、ちょっと高すぎるような・・・・・・・
それとCPU周りの冷却を厚めのヒートシンク+ファンで行うようになっているのも私にとって魅力半減だなぁ。
折角のNano X2 Eシリーズなのだからファンレスにして欲しかったと思う。

←クリックしてくれると嬉しいです。

D525MWは16チップモジュールもOK?

先日ようやく本家のIntelから発売された「D525MW」は対応メモリがDDR3(SODIMM)となっている。
過去に他社から発売されたマザーでは8チップのメモリモジュールしか使用できなかったが、どうも今回のマザーは違うらしい。
ASCII.jpの記事によると、「メモリのバンク制限は解消されており、搭載できるメモリに制限はなくなっている」という記述があり、どうも8チップモジュールに限定されなくなったらしい。
自分でメーカーサイトをざっと見たところではそのような記述は見当たらなかったが、どうも私が見落としていたらしい。
16チップのモジュールを使えるのなら比較的安価なモジュールが使えるので、安く一台組むには手頃なマザーと言えそうだ。

でもなぁ、来年第一四半期に市場に出るという、VIAのnanoの新バージョン(デュアルコア、nano-c)も気になるところだなぁ・・・・・
予想ではTDPは25WとD525の倍近いけど、基本性能は高いし、チップセットの違いにより画面描画のパワーが圧倒的なのは魅力的だ。

←クリックしてくれると嬉しいです。

厚さ23cmのマザーボードだとぉ?!

先週末に発売になったGiada製のMini-ITXフォームファクタのマザーボード「MI-ION2」は実測での厚みが僅か23mmと薄いらしい。
このマザーを紹介した記事には何故か「実測約230mm」といった表記があるが、これは単なる間違いだと思われる(まさか1cm=100mmと思っている訳ではあるまい)。

このマザーの最大の売りはこの「薄さ」と言えると思うが、他にも次世代ION採用によりグラフィックパワーに余裕がありBlu-rayの再生にも対応している点や、拡張スロットの数(Mini PCI-Eが2スロット。ただし、基板の裏面に実装)も特徴と言えると思う。
23mmという薄さを実現するためにCPUやチップセット(NM10)及びIONチップの冷却はファンレスとはならず、冷却ファンによる強制空冷システムを採用している。
他にもIOパネルのレイアウトが変則的で、サウンド関係のジャックが2つ横並びになっていたり、アナログVGAポートが無かったり(DVI-IとHDMIポートのみ)するが、これは特に困ることは無いだろう。
対応メモリは(D525搭載にも拘わらず)DDR2-SODIMMで、2スロット合計4GBまで搭載可能。
価格は実売で18,000円程度らしいので、ATOM D525+次世代IONで他人とは一味違うマザーが欲しい人にはうってつけかもしれない(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ZOTACのIONITX-P-Eが非常に魅力的に思えてきた

9/19付けの記事「ファンレスに拘らないなら、こういうのも有りか?」でとりあげたZOTACの「IONITX-P-E」が気になるようになってきた。
というのも現在使用中のIntelのD510MOはグラフィック関係が重く、動画再生の点でも解像度の高い動画を観るのは正直言ってきつい。
DVDビデオ(720X480)程度ならパフォーマンスに問題は無いのだが、それより解像度の高いのはちょっと無理。
これがCPUのデコード能力によるものなのか、GPUコアの性能によるものかは判らないが(CPU負荷くらいは計れよ>自分)、このままでは地デジチューナーを繋いでも高解像度での視聴は無理と言うことになってしまう。
なので、その点に不安の無いIONプラットホーム採用のマザーが欲しくなってきたというわけ。
問題は2万円強という価格かな?やっぱり。
あと、対応メモリがDDR3となるので、こっちも買い替えが必要になりその分のコストもかかってしまう。
うーん、うーん、どうしようかなー?頑張ってお金を貯めるか?冬ボに期待か?
でも冬まで待ったらもっと魅力的なマザーが出るかも?

←クリックしてくれると嬉しいです。

AT5IONT-Iで16チップモジュールが使えるように?

先月発売になったばかりのASUSのマザーボード AT5IONT-Iで16チップのメモリモジュールが使えるようになったのかもしれない。

9/8の記事「AT5IONT-I用のメモリモジュール」で「仕様上使えるメモリモジュールはDDR3のSO-DIMMなのだが、1モジュール当り8チップのモジュールはOKだが、16チップのモジュールはNGとのこと。」と書いたが、その後9/21付けでBIOSのアップデートがあり、16チップモジュールにも対応したらしい。
メモリモジュールの仕様はBIOSレベルではなく、CPUそのもの(に内蔵のメモリコントローラ)の仕様だと思うけどBIOSだけの対応でOKなのだろうか?
IntelはD500/400シリーズを16チップにも対応させるつもりだという記事をどこかで見かけたが、現時点では対応させたという話を聞いていない。

さらにBIOSのアップデートをすれば16チップが使えるとは言うが、現在市場に出回っている製品は未対応品であり、対応させるためには一度8チップモジュールを取り付けなければならない訳で、あまり意味が無い様な気がする。

まぁ、8チップのモジュールも
AT5IoNT-I用メモリ HYNIX(ハイニックス)チップ使用 PC3-10600 (DDR3 1333) SO-DIMM 2GB
のように入手し易くなってきているからAT5IONT-Iと一緒に購入するのも一つの手段かも。

←クリックしてくれると嬉しいです。

今度は890GX搭載のMini-ITXマザーかぁ

ここのところ省電力CPUを採用したmini-ITXマザーが複数発売されているが、今度はAMDプラットホームの中でも上位に位置する890GX搭載の製品が発売になるようだ。
ものはJ&Wの「MINIX 890GX-USB3」で、製品自体は今年の6月に発表済みのもの。
チップセットが890GXということで、CPUは6コアのPhenomIIX6が使えるということだが、TDPが95WまでのCPUのみ(実質的に1055Tのみ)との記述も見受けられる。
また同じく890GX搭載と言うことでSATA6Gbps対応となっている(mini-ITXでは初とか)。
型番に”USB3”となっているようにNEC製のコントローラーチップ(uPD720200)を搭載してUSB3.0をサポートしている。

でもまぁ、小ささを売りにするmini-ITXマザーにこれだけの機能を載せるというのもどうかとは思うが、欲しい機能が載っていないほうがいやなので、これはこれで「有り」なのかも知れない。
個人的にはこれほどのパフォーマンスを必要として、さらにケース内にいろいろ内蔵するなら、ある程度の大きさのケースに入れるだろうから、ATXもしくはM-ATXフォームファクタのマザーのほうが使いやすいと思う。
それともそれなりの大きさのケースに小さいマザーを入れて使うほうが良いという人も多いのかな?
それでもPhenomIIX6とかを使うとすると、冷却のためにある程度内部に余裕のあるケースが必要になるだろうから、なにもmini-ITXに拘る必要も無いと思うけどなぁ、、、、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。