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ThinkPad X201sで軽くベンチをとってみた

新しいPCを入手するとよくやっているのがベンチマークソフトの実行。
今回ThinkPad X201sを中古で購入し、一通り使用可能な状態にしたので軽くベンチをとってみた。
使うソフトはいつものHDDベンチ2.61(古いのは昔からいろんなPCのベンチを取っているため)。
まずはHDD(日立のHTS725025A9A361)を搭載した状態でのベンチ結果。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
110970 380024 294373 77468 27840 12587 1822 17 81919 11729 261866 C:10MB
次はSSD(OCZのVERTEX PLUS R2)に換装した状態でのベンチ結果。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
115164 364000 279504 77899 30119 13308 1938 23 72624 81919 248852 C:10MB
比較用結果(ThinkPad T60)
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
50693 102936 111105 73072 11355 43433 646 59 34477 28523 114030 C:10MB

さすがにCPUがT60がCore2Duo T5600(1.83GHz動作)と比較すると、Core i7 620LM(2.0GHz動作)は演算系で大きく上回っている。
ストレージはHDDのほうがリードでSSDを上回っているが、これはOS上のキャッシュの影響によるものだろうし、書き込みは圧倒的にSSDのほうが速い結果となっている。
T60と比較してもリード/ライトともX201sの圧勝と言う結果になっている。
描画系はHDDとSSDを比較しても意味が無いので割愛(T60と比較しても項目毎に違いはあるが圧倒的に異なるのはスクロールくらい)。
気になるのはDDの数値がやけに低いことだが、この辺は実用上気にならない。

参考までに去年買った富士通のサーバーMX-130でのベンチ結果(ストレージはKINGSTONのSV100S2D110)
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
105767 379644 159471 45022 24471 19353 311 20 108935 108935 261220 C:10MB
CPUがAthronIIx2の220(2.8GHz動作)なのでクロックは40%ほど上回るが、浮動小数点演算は少し(4%強)上回るだけで、整数演算に関してはCore i7を搭載するThinkPad X201sが75%も高速という結果になっている。
やはり演算に関してはIntelCPUのほうが優れているということになるのかな?

これだけの性能があればしばらくは使っていけそうだ、やはり少々高くてもCore i7搭載モデルを選んで正解だったということだな。

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「Pentium」も20周年かぁ・・・

IntelからCPUの新製品が出ているけど、来月には「Pentium G3258」というモデルも発売が予定されている。
この「Pentium G3258」は「Pentium」という名前の付いたCPUが出て20年になるのを記念して発売になるものらしい(最初のPentiumは1993年発売)。
i486の後継CPUとして発売された最初の「Pentium」は動作クロックが60MHzと66MHzの2種類で、当時としては高性能で憧れの的だった。
その後もIntel製品としてその名を残しているが、現在は廉価ブランド名となっているのは当時を知る私としては少々寂しい気もする。
とか言いながら私自身はPCの自作を始めた当初は「Pentium」が高価だったので、互換CPUであるAMDのK6やCyrixの「6×86」等を使っていて、一回だけIDTの「Winchip C6」も使ったことがある。
その後もスロット1時代になっても「Pentium II」ではなく「Celeron」ばかり使っていて、現在はノートPC以外ではAMDのプロセッサを使うことが殆ど。
ソケット5-7時代はCPUの動作クロックの変更はFSBと倍率の両方が設定できたので、いろんな組み合わせを試したものだ。
スロット1時代になり倍率固定となったのでちょっとつまらなくなったけど、Celeron300Aを1.5倍の450MHzで動作させることが流行ったのも懐かしい思い出だ。

最近発売になっているIntelのCore i7-4790KやCore i5-4690Kはこの倍率ロックが外されているそうで、またOCを楽しむ時代が来るのだろうか?という気にさせてくれる(汗)。

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オークションでThinkPad X201を探していたら

某オークションでThinkPad X201を探していたらBIOSパスワード(SVPパスワードと思われる)のかかったのが安く出ていた。
SVPパスワードを解除するのは通常では不可能で、専門の業者さんに依頼するか解除用のハードウェアを購入して自分で解除するかのどちらか(どちらもコストが掛かる)。
パスワードを解除しないで使うとすればパスワードを格納しているEEPROMを貼り替えるか、システムボードを交換するかのどちらかとなる。
そこで同機種のシステムボードを同じオークションで探してみたら出てきた。
ところがオークションの説明がおかしい・・・
「対応CPUはご自分でご確認下さい。」
「CPU、メモリーは付属しておりません。取り外し前にBIOS起動までを確認しております。」
「写真に写っている物のみをお送り致します。」
と説明には書いてあるが、この機種はCPUは基盤に半田付けされていて交換の出来るタイプではないのに、
「対応CPUはご自分でご確認下さい。」
「CPU、メモリーは付属しておりません云々」
というのは変。
さらに
「写真に写っている物のみをお送り致します。」
と書かれているが、その写真が掲載されていない。
他にも
「ブログをはじめました。」
ということでURLが書かれているが、そこにアクセスすると
「指定されたブログ(blog.esaving.shop-pro.jp) は停止されています。」
と出てアクセス出来ない。
オークションの説明文といいどうもあまり信用出来なさそうなショップだなぁ、、、

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新型ATOM?

新型で高性能なATOMを搭載したタブレットがASUSから登場したというので詳細を見てみた。
気になったのはタブレットそのものより搭載された省電力CPUであるATOMのほう。
調べてみると搭載されているATOMは(Intelの分類上)タブレットやスマートフォン向けの「Bay Trail-T」である「Atom Z3740(1.33GHz動作4コア)」。
ATOMとしては初めて命令実行の順序を入れ替えて実行するアウトオブオーダー方式を採用し、従来よりはるかに高い性能とIntelは謳っている。
早速ベンチマークをとった記事を見ると従来のATOMよりずっと高性能とのことだが、デスクトップ用ATOMでは無いので私の選択肢からは外さざるを得ない。
今後同じような仕様のデスクトップ用ATOMとそれを搭載したMini-ITXマザーが出たらD510MOの入れ替え用として考えてみることにしよう。

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やっぱTDPの低いCPUが欲しいなぁ

先月買って自宅で24時間稼動させているサーバ「PRIMERGY MX130 S2」のCPUはTDPが65Wの「Athlon II X2」の220(2.8GHz動作、L2キャッシュ1MB)。
このTDPが65Wというのはメイン機のAPU(A10 6700)と同じ。
システム全体の構成が違うのでそのまま比較は出来ないけど、少なくともCPUから出る熱量の最大値は同程度ということになる。
そう考えるとやはり24時間稼動のサーバにはもう少しTDPの低いCPUを入れたくなってくる。
そこで候補として考えているのが「Opteron 3260HE(4コア、2.7GHz動作)」とか「Athlon II X2 250e(2コア、3.0GHz動作)」辺りだ。
TDPはどちらも45Wで今のCPUよりも低く、これなら夏の間も比較的部屋の温度上昇を少なく抑えられるかな?と思う。
AMD Opteron 3260 TDP 45W 2.7GHz×4 OS3260HOW4MGUBOX
B008BE6A3I
同じTDP45WのOpteronで「3350HE(4コア、2.8GHz動作)」ってのもAMDのリストには載っている。
こっちのほうが良いと思うけど、売っているのを見かけないなぁ・・・・・・・・。

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またぞろOpteronが欲しくなってきた

少し前に買った富士通のサーバ「MX130 S2」のCPUはAthlonIIx2の220(L2キャッシュ512KB、2.8GHz動作、TDP65W)だ。
動作クロックには不満は無いのだけれど、TDPが65Wなので24時間稼動させていると部屋の温度が上がってしまうのが少々不満。
同じAM3のCPUにはもっとTDPが低いものがあるので、やはりそういったCPUに交換したいと思うようになってきた。
単に低TDPというならば同じ2.8GHz動作でTDP45WのSempron145のようなCPUもあるのだが、シングルコアになるので避けたいところ。
やはりある程度の性能があり低TDPのCPUが望ましいので、動作クロックは100MHzほど下がるけどコア数の多いOpteron3260辺りがちょうど良いかな?と(汗)
AMD Opteron 3260 TDP 45W 2.7GHz×4 OS3260HOW4MGUBOX
B008BE6A3I
このCPUの問題は値段で、サーバ本体よりちょっと安い程度になる(8コアの3280だとそれこそサーバ本体並みの値段になってしまう)。
でも欲しいなぁ、、、、、、、

動作クロックがさらに200MHz下がるけど値段は3割弱安くなるOpteron3250で手を打つのもありかなぁ?
AMD Opteron 3250 TDP 45W 2.5GHz×4 OS3250HOW4MGUBOX
B008BE6A3S

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BIOSを古くしたら安定した

先日Richland対応にするために最新版のBIOS(F3)に更新したマザーボード(GIGABYTEの「GA-A85XM-D3H」)が安定しないので、業を煮やしてBIOSを古いものに入れ替えた。
入れたバージョンは元のF1では無く、一つ新しいF2。
BIOSがF3の時にはまともに出来なかった動画の再生やエンコード、他にも大きなファイルのコピー等はBIOSをF2にすることで嘘のように安定して動作するようになった。
このバージョンは公式にはRichland対応とされていないので、買ったばかりの「A10-6700」が動くかどうか心配だったが、一応動作してOS(Windows7Pro 64bit)でも正しく認識している。
ただし、Windowsエクスペリエンスインデックスを取ってみると、エアロ用グラフィックスの値がバージョンF3の時の6.8から5.3に落ちてしまったので、やはりきちんとは動作していないようだ(ドライバは最新版)。
それ以外の項目の値には変化がなく、CPU-7.3、メモリ-7.4、ゲーム用グラフィックス-6.8、HDD-7.9で、これらの値はA10-5800Kを取り付けていた時と同じだ。
その他のベンチはまだ走らせていないので、パフォーマンスがどう変化したかはっきりしていなけど、今のところ通常の使用には支障が無いので気にしないほうが良いかも。

ということで、やはり不安定になった原因はBIOSにあったということか。
それにしても折角買ったA10-6700が無駄にならなくて良かったぁ(汗)。

AMD A-Series A10 6700 ソケットFM2 TDP 65W 3.7GHz×4 GPU HD8670D AD6700OKHLBOX
B00CPLGEFM

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BIOSを戻すかぁ、、、、、、、、

BIOS更新後に不調になったマザーのBIOSを戻そうかと思い始めた。
折角Richland対応BIOSにしたのだけれど、今のままでは使えない。
それならいっそのことBIOSを元のバージョン(初期出荷時のF1)か、それより一つだけ新しいバージョン(Richland未対応のF2)に書き換えて様子を見ようかな?と。
そうすると買ったばかりの「A10-6700」が使えないということになるけど、本当に使えなくなるかも検証出来るかな?(汗)。

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冷ましても落ちる・・・・・・

昨夜BIOSをアップデートした後にCPU温度が上昇していきなり落ちるようになったPCを一晩放置して冷ましてみた。
そうして今朝再度電源を入れたところOSの起動中に落ちたためOSの一部に異常があったようでスタートアップの修復が必要だった。
修復自体は問題無く完了したのだけれど、その後他のPCからファイルをコピー中にまた落ちたorz
最初に電源を入れた時にBIOSでCPU温度を見たところ40度程度で、これも電源投入直後としては高いほうだった。
一つ前の記事へのコメントでちょろさんが電圧のオフセット値が変わった可能性があると指摘されているので、今晩にでも確認してみようと思っている。

あと、BIOSの更新ページに注意書きとして「EASY TUNE6」を使う場合はバージョンをB13.0323.1以降にするようにと書いてあったけど、元々インストールした覚えが無いのでそのままにしてあるが、もしかするとインストールしていたのかも(汗)。
以前にもマザーをGIGABYTEからASUSに換えた時に同じようにEASY TUNEが原因で落ちるようになったことがあるから、もしかしたら今回も???
だとしたらCPUを買い換える理由が無くなるなぁ、、、、、

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まさかこの程度の気温で!?

札幌の今日の最高気温は平年より高い26度で昼間は少々暑かった。
それでも夕方には20度を下回り涼しくなった。
涼しくはなったのだけど、自宅の私の部屋は閉め切っていたので少々暑く、しばらく窓を開けて空気を入れ替えた。
室内も涼しくなったので窓を閉め、PCで少々負荷のかかる処理を立ち上げたところいきなりPCが落ちた。
驚いて電源を入れ直そうとしたが電源SWを押しても反応が無い。
電源ユニットの後方からは暖かい風が出ていたので電源ユニットのファンは回転しているようだったが、電源SWを何度押しても無反応。
仕方が無く電源ユニットのSWで強制的に電源を切り、再度PC側の電源SWを押すと電源は入りBIOSが起動した。
そのままWindows7の起動画面になったがまたすぐにOSが落ちてしまうようで画面が真っ暗になってしまう。
もしかして熱で落ちたか?と思いケースを開けてCPUのヒートシンクを触ってみると確かに熱い。
再度電源を入れBIOSの設定画面でCPU温度を見ると70度前後とかなり高くなっている。
CPUクーラーのファンは回転しているのだが、CPU温度は高くなる一方で下がる気配が無く、このままではCPUを壊してしまいそうだったのですぐに電源を切った。
#現在のCPUはAMDの「A10-5800K」でTDPは100Wと高い製品だ。
それでも昨日までは同じことをしても落ちるようなことは無かったので、少々納得のいかない状況だ(確かに暖かくなってからはCPUファンの回転数が上昇する頻度は高かったかもしれない)。
今のCPUを購入したのは昨年の暮れという寒い時期だったので、今まで問題無く動いていたのは単に気温が低かったからなのかも。
ということは現在のPCの構成では夏は乗り切れないということなのか?
つまりこれは低発熱のCPUに交換するか、CPUクーラーをもっと冷却効果の高いものに交換するか、その両方の対策が必要というお告げなのかもしれない。
このままだとこれから夏にかけてPCが使えなくなってしまうので、CPUをTDPが65WのA10-6700に買い換えろということか。
加えてCPUクーラーも純正品よりも冷えそうな製品に交換する必要もあるのかな?
あー、もう!仕方ないなぁ・・・・・・・・・・・PCが使えないのは困るから本当に仕方なくCPUとCPUクーラーの買い換えを検討することにしよう(汗)。

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