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Canonはサードパーティーに対して”縛り”は設けていない

Canonのミラーレス一眼用の交換レンズがなかなかサードパーティーから発売されていない。
既にMFのみなら出ているが、中国メーカーが出したAFレンズは販売中止になっている。
これに対してネット上では”CanonはMFレンズのみ許諾してるのでは無いか?”という憶測も出ているが、Canonはインタビューでこれに関しての質問に対し”縛りは無い”と答えている。
さらにサードパーティーとのコミュニケーションを深めていて開発は(製品化まで)半分くらいのところまで進んでいる”とも話している。
そのまま受け取ればCanonはサードパーティーを排斥しておらず、遠くない将来にはサードパーティー製のRFマウントレンズが発売される可能性が高いように思えるが、ネット上では懐疑的な声も多く見られる。
現時点でのRFマウントレンズは高価でスペックと価格の高い製品と、比較的安価だが暗いレンズの二極化となっている。
サードパーティーから一眼レフ時代のような安価でそこそこのスペックのレンズが出てくればユーザーも喜ぶし、EFマウントから移行する既存ユーザーも増えるのでは無いかと思うんだけどねぇ?
実際のところがどうなんだろうなぁ?

#ネット上ではサードパーティーのことを略して”サード”と書く人が多いけど、それほど長くも無い言葉をなんで略して判り難くするのかな?(撮像センサーのことを今でもCCDと書く/呼ぶ人もいるようだけど)

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”使い捨て”?”使い切り”?

カメラ関係の情報サイトで”使い捨てカメラ”という言葉がおかしいと言う意見が見られる。
日本で売られているのはフジフィルムの”写ルンです”という商品一択で、ユーザーが撮影したフィルムを本体ごと現像に出すと帰って来るのは現像されたフィルムと焼き付けられた印画紙のみでカメラは返って来ない。
カメラ本体は分解されてパーツのかなりの部分(プラスティックパーツやストロボ用電池等)はリユースやリサイクルに回され捨てられているわけでは無いので”使い捨て”という言葉はおかしいという主張だ。
なので”使い切りカメラだ”ということだが、ユーザーからすると現像に出した後に手元に残らず捨てているのと同じだから”使い捨て”で良いという人もいる。
私としては”どうでも良い”と思うんだけど、いろんな意見が有っても良いからねぇ(笑)。
大体、普段自動販売機等で買って飲んでいる缶入り飲料の容器である缶だって殆どがリサイクルに回されるのだから、これらも”飲んで捨てる”では無く”飲みきる”と言うのが正しいとでも言うのかね?

ちなみに、Googleで検索した人がいて、検索結果の一番多かったのが”レンズ付きフィルム”、2番目に多かったのが”使い捨てカメラ”で、3番目がかなり減って”写ルンです”、”使い切りカメラ”はさらに大きく減って4番目だったとか。
つまり、”使い切りカメラ”という言葉は一般的では無いということなので、先の主張をしている人は少数派ということになるな。

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どっち?

ヤフオクを眺めていたら
「ミラーレス一眼レフ」
というのを見つけた。
おいおい、ミラーレスなのか一眼レフなのかはっきりしてくれよ(笑)。
一眼レフの”レフ”ってのはミラーのことで、ミラーレスってのはそのミラーが無いカメラのことなんだけどなぁ、、、

4/1だからというネタでは無いよ(笑)

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「平謝り」の誤用?

SNSで知り合った歌手の方の書き込みの中に「平謝り」という言葉が出て来た。
それに対して「間違って解釈していました」というコメントが付いていたのにビックリした。
「平謝り」をどのような意味に解釈していたのか疑問に思ってググってみたら、「適当に謝る」とか「嫌々誤る」「上辺だけでとりあえず謝る」という意味に捉えている人がいるみたいだ。
もちろんこのような解釈は間違いで、本当の意味は「ひたすら謝る」ことだ。
「平身低頭」という言葉や「平にご容赦(を)」という言葉もあり、同じような意味で使われる。
私は寡聞にして誤用のほうを初めて知った。
世の中には自分では”当たり前”と思っていても、他人にとってはそうではないことが沢山あるのね(汗)。

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まだ”ゼロ戦”って呼ぶメディアがあるのか・・・

三菱航空機の「スペースジェット」(旧称MRJ)の開発凍結に関する記事の中に”零式艦上戦闘機(ゼロ戦)”という表記があった。
三菱零式艦上戦闘機の略称は”零戦(れいせん)”であり、”ゼロ戦”という呼称は存在しない。
そもそも”ゼロ”という言葉は英語の”Zero”から来ているものであって旧海軍が英語の呼称を採用するわけは無いのにマスコミは未だに理解していないようだ。
言葉の意味を理解して記事を書いて欲しいよ。

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重ねれば強調されるわけでも無いのに・・・

以前使っていた「Xperia X compact」のバッテリーが膨張したのでスマートフォンを買い替えたのが昨年の六月ころ。
新しいほうが快調に動いているのは当たり前として、バッテリーが膨らんだ方も未だに健在でSIMこそ入っていないがWi-Fi環境では使えている。
それでも不安なので自分でバッテリー交換が出来ないかと思って調べると国内のショップが交換動画を公開しているのを見つけた。
早速見せて貰ったんだけど、動画のタイトルに”バッテリー電池”と書いてある。
「なんだろう?入力間違いかな?」と思ったんだけど、動画内でもそのように発音しているからどうやら*本気*で”バッテリー電池”と言う言葉を使っているようだ。
わざわざ言うまでもないが「バッテリー」(Battery)は”電池”のことであって(他に野球の投手と捕手の組を指すこともあるが、語源は一緒)、”バッテリー電池”はさしずめ”電池電池”ということになる(笑)。
日本語では同じような意味の言葉を重ねて強調表現として使うことがあるが、今回の場合は特に強調する必要は皆無なんだけどねぇ、、、

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「バトルロワイヤル」???

WEB小説(書籍化もされている人気作品)を読んでいたら、「バトルロワイヤル」なる単語が登場。
主人公で冒険者の”おっさん”がパーティメンバーだったお姫様の前で行われる武闘大会に参加することになっていて、その試合の形式を説明して出て来たので、「バトルロイヤル」のことだと思われる。
小説(及びそれを原作とした映画)「バトル・ロワイアル」のことでは無いと思うけど、このような間違いがプロアマ両方で多く見られるようになっているようだ。
#そもそも元の「バトル・ロワイアル」ですら無いんだけど(笑)
ちなみに「バトル・ロワイアル」というのは小説の作者による造語だそうで、英語でもフランス語でも無い。

このWEB小説の書籍版では訂正されているのだろうか?
気になるけど、それだけで買う気にはなれないな(笑)。

つーか、件の作品は誤字(おそらくは変換間違いによるもの)や文章表現のおかしなところが結構多く、きちんと推敲されていないようだ。
私もこのブログで時折ミスを発見して慌てて直すことがあるので人のことは言えないんだけどね(汗)。

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”スタッドタイヤ”って・・・(呆)

北海道のような積雪地では冬に向けて車のタイヤを交換することになる。
冬用のタイヤは実質的に”スタッドレスタイヤ”しか選べないので、”冬タイヤ”というと”スタッドレスタイヤ”を指すのが一般的だ。
ところが、たまにこの”スタッドレスタイヤ”を略しているのか”スタッドタイヤ”と呼ぶ人がいる。
”スタッド”というのは以前使われていて現在は使用が規制されている(全面禁止では無い)”スパイクタイヤ”に用いられていた”スパイク(鋲)”のことなので、”スタッドタイヤ”と言うのは”スパイクタイヤ”と同義。
酷い人になると”スタッド”と略する人も・・・
ここまで来るともう意味が判らない(笑)
どうして省略したら意味が変わってしまうところまで省略するかなぁ?
多分、言葉の意味なんか考えていないんだろうなぁ(汗)。

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”グルメ通”って・・・

WEBでとある女優のコラムを読んだら「マネージャーがグルメ通」という言葉が出て来た。
ん?”グルメ”って”食通”という意味で人物を指す言葉なので、この場合は食通に通じている人、つまり食通を良く知っている人ってことになる。
そっかー、この”マネージャー”なる人はグルメの知り合いが多いんだねー、と思ったが、読み進めると、この女優は”グルメ”を”美味しいもの”という意味と勘違いして使っているようだ。
なので、この場合は単に”グルメ”と書けば良かったんだよね(笑)。

文筆業が本業というわけでは無い人だが、商売で書く文章なら校正をきちんとして貰ったほうが良くは無いかな?

#一部では”グルメ”を”美味しいもの”という意味で使っているようだけど、本来の意味では無い。

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