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Fusion搭載マザーの新製品

ECSからAMDのFusion搭載マザーの新製品である「HDC-I2」が出た。
フォームファクタはmini-ITXで、搭載CPUはAMD E-350(デュアルコア)、チップセットはAMD A45(Hudson D1)の組み合わせ。
上位(?)にあたるA50Mには6GbpsSATAインターフェースがあるが、A45のSATAインターフェースは3Gpbsのみ。
それでもA50MにはないPCIインターフェースがあり、ネイティブでPCIスロットを搭載できるので、このマザーにもPCIスロットが1本ある。
PCI搭載のFusionマザーは過去にも発売されているが、このマザーは冷却システムがファンレスであるのが特徴で、PCIスロットにPT2でも装着すれば静音の録画PCに仕立てることも出来そうだ。
ただ、画像出力端子がDVI-DとアナログVGAのみで、HDMI端子は無い(オプションで装着可能らしいが、今回発売された製品には無い)ので、その点は注意が必要だ。

製品サイトhttp://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Product/Product_Detail.aspx?DetailID=1231&CategoryID=1&DetailName=Feature&MenuID=106&LanID=5

ECS HDC-I2 (E350 Dual core) Mini-ITX マザーボード HDC-I2
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htc Ariaを触ってきた

昨日ヨドバシカメラにポイントを貯めに行ったついでに、イー・モバイルから12/17に発売になった「htc Aria」を見てきた。
発売直後だというのにあまりお客さんがいなくて、すぐに触ることが出来た。
#見ていると興味のありそうな人が時々寄って来るが、それほど長居せずに他に行ってしまうといった感じ。

で、実際に触った感じだけどまずは小さくて軽い!なのにディスプレイは結構見やすい。
WEBブラウズをしてみたけど多少表示を拡大すれば読めないことは無い。
それでも細かい字が多いと疲れるけど、これは仕方の無いところだと思う。
気になったのはズーム/スクロール表示時のぎこちなさで、この点は明らかにiPhone/iPod touchのほうがスムースだ。
OSがAndroid2.2なので、フラッシュもきちんと表示され、この点ではiPhone/iPod touchに対してアドバンテージがある。
ソフトキーボードでの入力は慣れれば結構速い入力が可能では無いだろうか?と思わせるくらい楽に出来た。
入力モードの切り替え(日本語/英語)に少々戸惑ったが、これは慣れれば問題無いと思われる。

電話として使うには少々小さすぎる気もするけど、WEB端末として持ち歩くには適度な大きさでは無いだろうか(個人的にはもう少し大きいほうがありがたい)?
画面表示がもう少し滑らかに動けばなお良いとは思うけど、、、、、、

先日発表になった「Pocket WiFi S」はハードウェアスペックがこのAriaよりも下だろうと思われるので、表示のスムースさはあまり期待出来ないかも?

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今度は”Pocket WiFi S”か、迷うなぁー

イー・モバイルは12月14日に通信端末の新製品として「Pocket WiFi S」を来年1月中旬から発売すると発表した。
明日(12月17日)には「htc Aria」も発売されるというのに、こんなに立て続けに出さなくても良いのになー、と思う。
これでまた迷う材料が増えてしまったではなイカ!
#ちなみに「htc Aria」を使った感じは「かなり良い」とのことだ。

「Pocket WiFi S(S31HW)」は私も使っている「Pocket WiFi(D25HW)」の後継機種といった位置付けなのか、公式リリースでは「音声通話機能とAndroid™ 2.2を搭載したWi-Fiルーターです。」となっている。
でも音声通話が出来てAndroid™ 2.2搭載ってことは、一般的にはスマートフォンってことじゃないの?
イー・モバイルではあくまでも「通話”も”出来るWi-Fiルーター」としているが、これは既存のPocket WiFi(D25HW)ユーザーの買い替えを狙っているためか?
だが(私も含め)Pocket WiFiユーザーの大半は所謂”2年縛り”の契約だろうから、買い換えるとなると解約違約金を払わなくてはならないのではないだろうか?
違約金を払わないためには”買い増し”をするということになるが、使わなくなる回線及び機器に料金を払うのも馬鹿らしい。

でもなぁ、単体でネットにアクセス出来て、その気になれば無線ルーターになるというのは魅力的。
私が使っているiPod touchには無いカメラ・GPS等の機能が付いているというのもポイントだ。

販売価格も19,800円と他社のスマートフォンに比べて安いのも魅力だなぁ、、、、、、、、
とりあえず発売まで待って、「htc aria」と使い勝手とかを比べてみてから判断するとするか。

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Turion II搭載のMini-ITXマザーが出た

ZOTACからTurion IIを搭載したMini-ITXマザー「M880G-ITX WiFi」が発売された。
CPUはTurion II Neo K625で、このCPUの主なスペックは
動作クロック:1.5GHz
コア数:2(デュアルコア)
L2キャッシュ容量:1M×2
TDP:15W
ソケット形状:S1
となっている。
元々はノートPC用として開発されたCPUだ。
チップセットはモバイル用のM880Gでサウスブリッジもモバイル用のSB820M。
実売価格は30,000円弱程度で少々お高め。

このマザーの特徴は実はCPUやチップセットではなく、豊富なI/Oにある。
SATAインターフェースは6Gbps対応のポートが6ポートもあり、USBも3.0対応が2ポート(リアパネル)、USB2.0対応が6ポート(内4ポートはリアパネルに2ポートはピンヘッダのみ)ある。
SATAポートはRAIDにも対応していて、対応するのはRAID0,1,0+1,5となっているが、6ポートもあればRAID5も現実的な話になってくる(入れるケースの方が問題になりそう)。
ディスプレイ出力はHDMIとdual-link DVIで付属のアダプタを使用すればアナログVGAの出力も可能。
メモリスロットはDDR3のDIMMスロットが2本となっており、対応するメモリはDDR3-800となっている(最大8GB)。
拡張スロットはPCI Express x1が1本とMini PCI Expressが1本となっているが、Mini PCI Expressスロットには無線LANカード(802.11n対応)で既に占有されている(有線LANはGbit対応)。

それにしてもMini-ITXの狭いボード上によくこれだけのものを載せたなぁ、というのが正直なところだ。
CPUクーラーはファン付きのものを採用しているが、チップセット(ノース、サウス共)は両方ともヒートシンクのみ(特にノースブリッジのは結構大きい)。
ソケット形状は(恐らく)ソケットS1なので、対応のCPUが有れば交換が出来るかもしれないが、CPUクーラーが基盤に直接ネジ止めされているので、交換は少々難しいかも知れないし、BIOSが他のCPUに対応しているかも不明だ。
CPUパワーはATOMより高いし、SATAポートが多いので、使い勝手は良さそうだ。
単なるファイルサーバとかにするのは勿体無いかも。
WindowsHomeServerでも入れて、ストリーミングサーバとするもの面白いかもしれない。
もちろん普段使いのPC用のマザーとするのも有りかと。

ZOTAC M880G-ITX WiFi MiniITXマザーボード M880GITX-A-E
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ついに2TBを超えたか

秋葉原では一部の店舗で3TBのHDDの販売が始まっているとの事。
製品は先だって発表されているWesternDigitalの「WD30EZRS」で、実売価格は24,000円~25,000円前後。
#同じプラッタを採用して容量が2.5TBの製品「WD25EZRS」も発表されている。→こちらも販売されているとの事(実売価格は2万円弱)。

今まで2TBを越えるHDDが出なかったのは、セクタアドレスを計算するLBAの最大値が2の32乗で約42億、1セクターあたり512Bなのでトータルでちょうど2TB(=2048GB=2097152MB=2147483648KB)という制限があったため。
2010/11/13訂正:LBAのビット数は48bit(BigDriveの場合)、ただしXp以前のWindows系OSの場合有効となるのは32bitまでなので、上記の計算の通りとなる。
今回出たHDDのように2TBを超えるにはLBAのビット数を増やすか、1セクタあたりの容量を増やすかのどちらかの仕様拡張が必要。
今回のHDDは1セクタあたりの容量を従来の512Bから8倍の4096Bに拡張した「AFT(Advanced Format Technology)」を採用し、LBAの最大値はそのままでも理論上の総容量を8倍に出来るようにしたもの。
このAFTを採用したHDDは少し以前から販売されていて、そのまま使用するにはOS側の対応が必要でWindows系ではVISTAor7でないと使えなかった(Xp以前のOSで使用するにはメーカー提供のユーティリティで再物理フォーマットをしてセクタあたりの容量を512Bにする必要がある)。
今回の製品も同様でXp以前のOSでは使用できない(もし再フォーマットが出来ても容量が2TBとなってしまう?ので無駄)。
また、内蔵HDDとして使用するにはWindowsVISTAor7がサポートしている「GUIDパーティションテーブル」でのパーティション設定が必要なので、VISTAor7でないと内蔵HDDとして使用できない。
さらにOSのブートHDDとして使用するにはマザーボードのBIOSがUEFIをサポートしていて、なおかつOSがWindowsVISTAor7の64ビット版であることが必要との事(MacOS XやLinuxも対応との事だが、特定のバージョンorディストリビューション以降の場合、というかカーネル及びドライバに依存)。

以上のように導入までの敷居は少々高いし、容量単価は2TBのものに比べるとまだまだ高価だが、大容量のデータを扱っていて複数本のHDDに分散していて、多少なりとも本数を減らしたい人や、誰よりも先に新アイテムを試したい人には必要なアイテムかも?

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RADEON HD6800シリーズ発売

AMDのGPU RADEON HDの新シリーズとなるRADEON HD6000シリーズの製品が発売され、当初はHD6870とその下位にあたるHD6850を採用した製品がラインアップされた格好だ。
特徴は5800シリーズの当初価格より1万円以上安価なことによるコストパフォーマンスの高さ。

上位のHD6870を採用した製品で2万円台半ば、HD6850を採用した製品の中には2万円を切るものもあり、HD5870/5850を採用した製品よりも安価。
シリーズのラインアップにはさらに上位のHD6990/6970もあるので、さらなるパフォーマンスを求める人はそれを待つのかな?

個人的にはさらに下位のミドルクラスであるHD6670/6650あたりを待ちたいと思う。

なお、これらの製品からATIのロゴが無くなり、AMDのロゴ(新デザイン)に切り替わっている。

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モバイルCore i5の新モデル発売

Intelから(主に)ノート用の省電力CPUである「モバイルCore i5」の新タイプが発売された。
発売されたのはこれまでのCore i5-540M(2.53GHz/Turbo Boost時3.06GHz、TDP 35W)の上位にあたる、「Core i5-580M」と「Core i5-560M」の2種。
動作クロックは共に2.66GHzで同じだが、Turbo Boost時のクロックが異なっており、580Mが3.33GHz、560Mが3.2GHzとなっている。
TDPは540Mと同じ35Wなので、540Mや520Mからの乗換え用とも言える。
クロック以外の仕様は従来品と同じでHT対応・3次キャッシュ容量が3Mというもの同じ。

CPUソケットがSocket G1なので一般的では無いが、「XC Mini MP57-D(J)/i5-520M」に載っているCPU(「520M」)を載せ替えてスペックを上げたりすることも可能かと。
またXC Mini MP57-D(ベアシステムのみ)と一緒に買って載せるというのもありか。

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ATOM D525採用の超小型PCをエイサーが発売予定

日本エイサーはIntelの省電力CPUである「ATOM D525」を採用した超小型PC「Aspire Revo 3700(ASR3700-N12C)」を9/17に発売すると発表した。
スペックは
CPU:ATOM D525(クロック1.8GHz、デュアルコア、HT対応)
メモリ:2GB(DDR3 SO-DIMM 1Gx2、メモリスロット2本、空きスロット無し)
HDD:320GB(5400rpm、SATA2、2.5インチ)
グラフィックス:nVidia ION2(VRAM 512MB)
光学ドライブ:非搭載
OS:Windows7 Home Premium
有線LAN:Gbitイーサ搭載
無線LAN:802.11b/g/n対応
電源:ACアダプタ(65W)
サイズ:35 x 195 x 195 mm(W x D x H) (参考:A4用紙のサイズが210 x 294 mm)
となっている。
この他メモリカードリーダーが搭載されており、上面に2ポート背面に4ポートのUSB2.0ポートが搭載されている。
VGA出力はD-sub15pinとHDMIの両方が用意されている(Dual Link DVIには非対応)。
なにせ小さくて軽い(質量は約830g)ので、置き場所には困らないだろう。
価格は46,800円前後が予想されている。
少々気になるのは入力装置として「ワイヤレス キーボード/マウス」の記述があるが、付属品にはワイヤレスのキーボード/マウスの記述が無いこと。
前モデルのASR3600-A34の仕様には付属している表記があるので、単なる記述漏れなのだろうか?それとも別売りなのだろうか?

製品詳細:http://www.acer.co.jp/acer/product.do?link=oln85e.redirect&changedAlts=&kcond48e.c2att101=-1&CRC=2759084358#

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6コアPhenomが発売になる

AMDのデスクトップ用としては初めての6コアCPUとなる「Phenom II X6」が4/29から発売になるとのこと。
両CPU共L2キャッシュ合計3M,L3キャッシュ6M、TDP125Wというスペックで、先に発売されている6コアのOpteronと同じダイを採用している。
面白いのはIntel Core i7が持つBoost機能(ターボモード)を持たせていることで、上位の1090Tはクロックが通常時の3.2GHzに対しターボモード時は3.6GHzとなっている。

驚くのは価格が下位の「X6 1055(2.8GHz)」で22,000円前後、上位の「X6 1090T Black Edition(3.2GHz)」で35,000円前後と6コアのCPUとしては激安ということ。
同じ6コアのIntel Core i7 980X等に比べると格段に安い価格を付けている。
これは6コアCPUはあくまで4コアの延長線上にある存在であり、特別高性能(=高価格)ではないということをAMDは言いたいのか?
どちらにしてもこれでAMDファンも6コアCPUを使えるようになった(Opteronは高価過ぎたうえ、マザーも専用で高価だった)。
こうなると次は多少クロックが下がっても良いから6コアの省電力版を待ちたくなる。
TDPが65W~80W程度の製品が出てくれば考えてもいいかな?

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気になるマザー

Intelから出たAtomマザーD510MOがちょっと気になる。
チップセットのノースとサウスを統合して更に省電力化されているのが良い。
マザー上にファンが一つも無い(GCLF2とかはチップセットの冷却用にファンを載せてた)ので、動作音は基本的に無し。
電源とケースに付いているファンの音とHDDの動作音だけになるので、少しは静かなPCが作れるんじゃないかな?
あと、メモリスロットが2本あるのもGCLF2より良くなっている点だと思う。これだと2G×2本で4Gに出来るし、PC2-6400にも対応しているので、メモリアクセスも速くなっていると思われる。
常時起動しておくサーバとかに良いかも。
これで¥8,000前後なので、ちょっと買って試してみたくなっちゃうなぁ・・・・・・
HDDは余っているのがあるし、メモリも都合付きそうだから買っちゃおうかなぁ?(笑)

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