鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)が一昨日の5/8bに北海道新幹線の2030年度札幌延伸を断念すると公表し国土交通省に報告した。
既に複数のトンネルで予想外の事態(巨大岩塊の出現、予想以上の地質悪化等)が発生していて開業の遅れが確実視されていたが、今回正式に遅れることが決まった。
新たな開業時期については技術的な面で現時点では予想が困難とし、今後の有識者会議等で検討し公表するとしている。
うーん、後6年(7年)後には乗れるかも?と思っていたので残念だが、どこぞの大陸国家のように無理して作って事故でも起こされたらたまったものじゃ無いからなぁ(汗)。
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道東道の3トンネル2023年度内着工が決まる
4車線化が決まっている北海道横断道路(道東道)の占冠IC-十勝清水IC間のトンネルの内、3トンネルの今年度中の着工が決まった。
先日NEXCO東日本北海道支社が発表した主要工事一覧に未着工の6トンネルの内の3トンネル(東占冠、ホロカトマム、狩勝第1)が明記されている。
工期は65-75ヶ月とされているので、開通するのは5-6年後と言うことになるなぁ。
また、中長期発注見通しには2024年度にもトンネル工事があるので、残る3トンネル(下トマム、滝の沢、狩勝第2)も来年度着工と思われる。
本当に掘るんだ・・・
NEXCO東日本が四月に公表した23年度以降の中長期的発注見通しによると、道東道の占冠IC-十勝清水IC間の4車線化に伴い、6か所のトンネルの工事に着工するとみられる。
占冠ICとトマムICの間には東占冠・ホロカトマム・下トマム・滝の沢の4トンネルが、トマムICと十勝清水ICの間には第1・第2狩勝トンネルと広内トンネルがあるが、広内トンネルに関しては既に着工しており、新規に着工するのは2つの狩勝トンネルとなる。
6つのトンネルは23年度と24年度に掘削し、25年度は舗装工事に着工となっているので、占冠ICと十勝清水ICの間が4車線化されるのもそう遠くは無さそう。
この区間は夏はともかく冬になるとペースの遅い車が多くなり、全体のペースが落ちるので4車線化に依るスムースな交通の実現が望まれる。