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スズキが「ソリオ」にハイブリッドを追加?

一部報道ではスズキが小型車の「ソリオ」にハイブリッドを追加するとされている。
「え?既にハイブリッドがあるんじゃないの?」
と思った人はいると思うけど、それは正解。
ただ、現在の「ソリオ」に設定されているハイブリッドは軽自動車用の「S-エネチャージ」の小型車版というもので、モーターのみでの走行が可能なトヨタのTHS-IIやホンダのi-MMD・i-DCDとは異なりあくまでもモーターはエンジンの補助をする”マイルドハイブリッド”。
それに対し今回報道されているのはモーターのみでの走行も可能な”ストロングハイブリッド”を「ソリオ」に搭載するらしいということ。
現在販売されているマイルドハイブリッドは燃費の点では非ハイブリッドを大きく超えるものでは無く、ざっと試算しても10万キロ走っても車体価格の差を燃料代で取り戻せない。
そこでもっと燃費を稼げる”ストロングハイブリッド”を追加しようということなのだろうが、あの小さなエンジンルームに収まるのだろうか?
それにスズキはレンジエクステンダーの研究はしていたのは知ってるけど、ストロングハイブリッドの開発をしていたなんて知らなかった。
一体どんなシステムになっているんだろう?その点は興味を惹かれるな。

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スズキ「スイフト」日産「ノート」にHV設定か?

自動車関連のニュースサイトによると、スズキの「スイフト」及び日産の「ノート」にそれぞれハイブリッドシステムの搭載が予想されるとか。
「スイフト」は来年にもフルモデルチェンジが予想されているが、その際にハイブリッドを設定するらしい。
スズキには軽自動車に搭載された「S-エネチャージ」を小型自動車用にしたシステムがあり、今年8月にフルモデルチェンジした「ソリオ」に搭載して「マイルドハイブリッド」と称している。
これを次期「スイフト」に搭載するとのことだけど、これは容易に予想できるものなので意外性は皆無。

それに対して日産が「ノート」にハイブリッドを搭載すると言うのは(EVを推進しているのもあって)ちょっと意外だったかも。
というのは日産のハイブリッドは独自の「1モーター2クラッチ」のシステムで「フーガ」や「スカイライン」という大きなFR用として開発され、今年なってようやく「エクストレイル」にFF用を開発して搭載したばかり(「セレナ」用のマイルドハイブリッドがあるけど、あれをハイブリッドと言うのはちょっと)。
それをそのままコンパクトカーの「ノート」に搭載するのは無理なので、小さなシステムを開発中なのだろう。
これがようやく実用化に向けて目処が立ったというところで、発売から3年少々が経過し同社の「マーチ」よりは売れているけどトヨタ・ホンダのコンパクトカーには販売台数で差を付けられている「ノート」に搭載するのではないかと言うことか。
もし「ノート」にハイブリッドが追加されることになれば、自然吸気・スーパーチャージャー・ハイブリッドの3つのパワートレインが揃うことになり、これはこれで面白いかも。

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スズキ、新型「エスクード」を発表し発売

スズキは同社最大のSUV「エスクード」をフルモデルチェンジし発売した。
今モデルで四代目となる「エスクード」は全長4175mm × 全幅1775mm × 全高1610mmと先代の4300mm x 1810mm x 1695mmに比べ大幅にダウンサイジングされた。
搭載されるエンジンも先代の2.4Lから1.6Lへとこれまたダウンサイジングされている。
1988年に初代が登場した時は5ナンバーボディに1.6Lエンジンだったので、そちらへ回帰していると言えば言えるかも。

今モデルはバリエーションが少なく単一グレード展開で駆動方式が2WD(FF)と4WDの違いによる二種類のみ。
いやまぁ本格的なクロカン4WDの車体デザインでFFってのも無いとは思うが、降雪地域に住んでいるとか日常的に悪路を走行するとかでは無い限りは4WDは必要ないか。
価格がFFの212万7600円(税込み、以下同じ)に比べ4WDが234万3600円と21万6000円高くなるのでFFを選ぶ人もいるのかな?
4WD車にはスズキの4WD技術「ALLGRIP」が採用されており、これも進化していて前後二輪がスリップした場合等の走破性が向上する等していると言うことだ。
実際に悪路で轍にはまった際などはこのような場合があるので、小さくなった車体と合わせ悪路走破性能は向上していることが期待される。
燃費に関しても頑張っており、FFの18.2Km/Lに対し4WDは17.4Km/Lと落ち込みが少ないのも注目点か。

安全装備に関してもミリ波レーダーによって前方衝突警報や自動ブレーキなどを作動させる「RBS II」や、先行車との車間距離を保ちながら追従走行する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」などを標準装備にしている。
これで先の価格なのだから結構なお買い得モデルとも言えるかも。

生産はハンガリーで行われ日本へ輸入される形をとる。

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日産の「モコ」がもうじき生産終了?

日産は軽自動車を自社では生産していない。
現在は三菱自動車と共同で起ちあげたNMKVで企画開発した「DAYS」ファミリーを販売しているが、以前は三菱及びスズキからOEM供給を受けて販売していた。
その中で売れ筋だったのが「モコ」でベースはスズキの「MRワゴン」。
この「モコ」はOEM元の「MRワゴン」を上回る売れ行きだったが、「DAYS」と似たような商品ということで販売を終了する予定らしい。
実際「モコ」の販売台数は「DAYS」が発売される以前の2012年度(2012/03~2013/04)は67,513台だったが、発売された2013年度は48,036台、翌2014年度は30,371台とおよそ30%ずつ減少している。
今年(2015年)も4-9月までの半年の販売台数は8,499台で昨年同期の13,368台に比べ63.6%まで落ちこんでいる。
これでは販売コストを掛けてまで売る必要はないという判断なのだろうか?

問題はOEM供給元のスズキの対応だけど、こちらは当面「MRワゴン」を継続販売するとのことだけど、日産への供給が無くなれば生産台数を大幅に縮小しなければならなくなるので、こちらも販売終了は時間の問題か?

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「エアトライサー(Air Triser)」が面白そう

スズキが東京モーターショー’15に出品する予定の「エアトライサー(Air Triser)」が面白そうだ。
この「エアトライサー(Air Triser)」は3列シートのコンパクトミニバンのコンセプトモデル。
全長が4.2mということなので、ホンダの「フリード」やトヨタの「シエンタ」と同程度と言え、この2車のライバルになるか。
3列シートのアレンジがいろいろと行えるようで、公開されているイラストを見ると2列目を分割して片方に寄せて”コの字”型に出来たりもするらしい。
ドアの開き方も特徴的で左側のドアは前席側後席側ともにスライドドアで、まるで日本の引き戸のように車両の前後方向に開き、Bピラーが無いので広い開口部が得られ、乗降しやすそうに見える。
パワートレインは1.4Lのデュアルジェットエンジンにハイブリットを組み合わせ、駆動方式はスズキ独自の4WDシステムであるALL GRIPも採用されるとのこと。
コンセプトモデルなのでこのまま市販されるとは思えないが、外観をもう少し大人し目にしたら売れるんじゃないだろうか?

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スズキが新型コンパクトカー「バレーノ」を発表

スズキはフランクフルトショーで新型コンパクトカー「バレーノ(BALENO)」を発表した。
「バレーノ」は全長を4m未満(3,995mm)に抑えたコンパクトカーながら、新プラットフォームの採用で車室内及びラッゲージスペースを大きく取ったモデル。
サイズ的に現行の「スイフト」より145mm大きくなるが、車格的には同等となるか?
ということはこれが日本では次期「スイフト」ということになるのかな?

エンジンは1.0Lの直噴ターボ「ブースタージェット」、1.2Lの「デュアルジェット」、1.2L「デュアルジェット」+ISGのマイルドハイブリッドシステム「SHVS」の3種類が設定される。
日本で発売となればメインはマイルドハイブリッドということになりそうだけど、「ブースタージェット」もラインアップに入れて欲しい気がする。
スズキは仕向け地ごとにエンジンを設定するので難しいかな?

発表された車体サイズが全長3,995mm、全幅1,745mm、全高1,470mmなので、このままだと日本では普通車登録となるが、国内向けには幅を狭めて来るか?

販売は2016年からで当初はヨーロッパ向けになると発表されている。

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「ソリオハイブリッド」はステレオカメラ搭載か

スズキの小型ワゴン車「ソリオ」にハイブリッドモデルが追加されるのは明後日の8/26の予定。
その「ソリオハイブリッド」には衝突安全装置としてステレオカメラを使用したシステムが搭載される予定だとか。
ステレオカメラを使用するシステムと言えばスバル(富士重工)の「アイサイト」があるが、こちらはVer.3まで進化して性能及び信頼性が高まっている。
原理的にはカメラを左右二つ搭載することで人間の目と同じように視差を利用して距離を把握できるようになるため、レーダー方式よりも信頼性が高くなるうえ動作速度の制限も緩くなる。
このシステムをスズキも採用するということでちょっと興味が湧いてきた。

ちなみに「ソリオハイブリッド」は同社の軽自動車で採用が進んでいる「S-エネチャージ」と基本的に同じ仕組みで、モーターはあくまでも発進時等に補佐するだけの所謂”マイルドハイブリッド”。
それでも燃費は27.8Km/Lとこの手の背の高いワゴン車の中では良い方で、トヨタの「シエンタハイブリッド」の27.2Km/Lをも上回る。
乗車定員の違いはあるが、なかなか凄い燃費を達成してきたなー。

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ゼロヨン10秒?

某自動車雑誌に自動車各社のニューモデルの予想が載っていた。
その中にスズキの軽自動車「アルト」のスポーツモデルがあったのだけど、「アルト ターボRS」のMTバージョンと言うことで、足回りのセッティング変更とミッションのMT化、さらにエンジンセッティングの変更で高回転型になると予想している。
まぁその内容自体はあくまでも”予想”だし、そんなに突飛な事は書かれていないから良いんだけど、驚いたのはその動力性能。
なんでも0-400m加速のタイムが10秒を切ると予想している。
ちょっと待て、いくら軽量ボディに高性能化したエンジンを搭載と言っても所詮は軽自動車である「アルト」がそんなタイム出せるわけ無いでしょ?
過去のデータを見てもノーマル状態の軽自動車で15秒を切ったものは見当たらないし、現行の企画になって車重が800Kgを越えるようになってからは20秒を切るのがやっというところにいきなり10秒を切るような車が出てくるわけが無い。
そもそも0-400m加速のタイムが10秒を切るなんてのは市販車では既に生産が終了したブガッティのヴェイロンのようなごく一部のスーパーカーを除いては無い筈。
それが軽自動車で達成できるなんてあり得ない・・・
一体問題の記事ではなんと書こうとしていたんだろうか?

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スズキ、「ラパン」をフルモデルチェンジし発売。燃費は最高で35.6Km/Lへ向上!

スズキは軽自動車「ラパン」をフルモデルチェンジし、今日6/3から販売を開始した。
ベースとなる「アルト」のモデルチェンジによって派生車であるこの「ラパン」のフルモデルチェンジも予想されていたが、予想通りに進化した形となっている。
外見はどちらかというとキープコンセプトで、一目で「ラパン」と判るデザインだが、内部はベースとなった「アルト」同様全面的に改良されており、車両重量が最大で120Kgも軽量化されている。
その結果注目の燃費は「アルト」には及ばないもののFFモデルで35.6Km/L、フルタイム4WDでも33.2Km/Lという低燃費を実現。
最廉価グレードの”G”は”エネチャージ””アイドリングストップ”を採用しておらず、さらにミッションもCVTではなく5速AGSとなり、燃費が29.6Km/L(FF)27.4Km/L(4WD)と低下するが、これでもかなりの低燃費だ。
この”G”グレードは車両本体価格が¥1,077,840(FF)と安いのが魅力で、しかもこの価格で自動ブレーキ(レーダーブレーキサポート)が標準装備されている。
他グレードと比べエアコンがマニュアルだったり、ドアミラーが電動格納式でなかったりするものの、便利なスマートキーシステムも標準装備されるし、他も必要最低限の装備はあるわけで、余分な装備は無くても安いほうが良い!と言う人には十分ではないかと。
最も高いグレードの”X”の4WDでも¥1,492,560と比較的安めの価格設定はさすがスズキと言ったところ。
また減税面でも”G”の4WD以外はエコカー減税で「免税」となっている点も見逃せない(”G”4WDは減税対象で取得税80%、重量税が75%の減免となる)。
基本的に女性向けとされる車だけど、これは男性ユーザーにもある程度売れるかもね。

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次期「スイフト」は来年あたりに登場?

スズキは軽自動車がメインだけどなにも軽自動車だけを作っているわけでは無い。
軽自動車以外にも国内向けでは「ソリオ」「スイフト」「SX4 S-CROSS」「ジミニーシエラ」「エスクード」「キザシ」等々の車を作って売っている。
この中で「ソリオ」は警察で採用されパトカーとしても走っているので見たことがある人も多いと思う。
また「スイフト」は「ヴィッツ」「フィット」「マーチ」と同じクラスのコンパクトカーで、他のメーカーとはちょっと違う車として意外と人気がある。
現在の「スイフト」は2010年9月にデビューした二代目で、もうすぐ丸五年が経過する。
初代が2004年11月にデビューしているのでモデルサイクルは6年弱ということになる。
ということは来年がモデルチェンジの時期ということになり、実際にその方向で動いているらしい。
次期「スイフト」はプラットフォームを一新すると思われ、その場合は軽自動車「アルト」で採用した軽量プラットフォームの技術を小型車用に転用して来るのは間違いないだろう。
ということは徹底した軽量化が図られると言うことで、これによりトヨタやホンダの様にストロングハイブリッド化せずとも非常に良い燃費を実現してくると予想される。
あの車体サイズだと現行モデルより100Kg軽くするのは大変だろうけど、「アルト」が700Kg弱だった先代の車重を、さらに80Kg前後軽量化することに成功していることから、現行が1,000Kg前後の「スイフト」なら新型で800Kg台を達成してくるかも。
エンジンには新開発の3気筒1Lターボエンジンを採用し、これにS-エネチャージを組み合わせることで発進加速時のエンジンの負担を軽減し燃費を向上させることになりそう。
エンジン自体も現行の4気筒1.2Lから3気筒1Lとなることでタービン等の補機類を加えても軽量になると思われるので、これまた燃費(だけじゃなくて運動性能にも)に有利に働く。

「スイフト」と言うとスポーツ志向のグレードでその名もズバリ「スイフトスポーツ」というのがあり、初代も現行も4気筒1.6Lの高性能エンジンを与えられているが、この「スイフトスポーツ」はノーマルから1年ほど遅れてモデルチェンジされる公算が大きい。
搭載するエンジンは4気筒1.6LのNAエンジンから新開発の4気筒1.4L直噴ターボエンジンに変更されるらしい。

ということで次期「スイフト」は全面的にダウンサイジングターボを採用することでコンパクトカークラスでの存在感を示すことになりそうだ。
このクラスではホンダも「フィット」に1L直噴ターボエンジンを搭載するとの動きもあり、またまたちょっと面白くなってきた。

次期「スイフト」は早ければ今年の秋の東京モーターショーでお披露目されるかもしれないな。

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