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スズキ「ハスラー」にS-エネチャージを搭載(やっとか・・・)

スズキは軽自動車の「ハスラー」に省エネ技術である「S-エネチャージ」を搭載して今日5/13から発売した。
「ハスラー」のベースとなった同社の「ワゴンR」に搭載された同技術は発電用のジェネレーターを発進加速時にモーターとしても使用し、その際のエンジン出力を抑制することで燃料消費を抑える技術。
これを発売から一年以上を経過しても売れ行き好調な「ハスラー」にも搭載し、さらなる売れ行きアップにつなげたいと言うことか。
たしかに販売好調とはいえ4月からの軽自動車税額の50%もの大幅なアップで軽自動車全体の販売が落ち込んでいるのは確かなので、軽自動車販売がメインのスズキとしては販売アップになる商品が必要だったということも否めない。

今回の「S-エネチャージ」搭載はNAのCVT車に搭載されていた「エネチャージ」を置き換えるもので、注目の燃費は「エネチャージ」搭載車の29.2Km/L(FF車)に対し、32.0Km/L(同)とベースになった「ワゴンR」の32.4Km/L近くまで引き上げている。
そのため「S-エネチャージ」搭載グレードはエコカー減税の免税対象となっている。

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スズキ、新型「SX4 S-クロス」を日本でも発売

スズキは小型クロスオーバー「SX4 S-クロス」を日本国内での販売を始めた。
既に2013年からは欧州と中国で販売されていたが、ようやく日本への導入とわけだ。

先代モデルである「SX4」にはセダンもあったが、今モデルは若干車高の高いSUV調のモデルのみとなる。
もともと”スポーツクロスオーバー”という意味合いのモデルなので正統な進化なのだが、国内モデルしか見てこなかった人には路線転換に見えるかも?

国内での販売目標は”年間”600台と極めて少ない(フィット、アクア等であれば1日で売れる台数)が、これはスズキとしては珍しいCセグメント(全長は先代のハッチバックより165-185mm長い4,300mm)ということと、欧州からの輸入車(生産はハンガリーのマジャール工場)ということから最初は控えめに見積もっているとか。

スズキユーザーに受け入れられるかどうかは確かではないが、昨今はクロスオーバーも売れてきているので、もともと素姓の良い車だけにすぐに売れ行きが上向く事も考えられる。
もしかして一番困惑しているのはこのクラスの車を扱ったことの無いディーラーの営業マンだったりして?(笑)
それでも幅が1,800mmを超える「エスクード」よりは小さい(1,735mm)からまだ売りやすいかも?

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スズキ、アルトに「ターボRS」を追加

スズキは3/11に軽自動車「アルト」に新グレード「ターボRS」を追加し発売した。
軽量化で国産ガソリン車最高の37.0Km/Lという燃費を達成した新型「アルト」だが、昔は「アルトワークス」というじゃじゃ馬なモデルがあった。
今度の「ターボRS」はその「ワークス」を彷彿とさせるグレードだ。
初代の「ワークス」(1987年発売)は550ccで最高出力64馬力のエンジンを搭載し、それがもとで64馬力という最高出力の自主規制が出来た。
以来30年近く続いて来た自主規制は未だに撤廃されることもなく、昨年市販化が発表されたホンダの「S660」が最初に自主規制枠を超える最高出力を出して来るのでは?と思われたが、昨年「フィット」等で発生した度重なるリコールが国土交通省に与えた印象は悪く、発売当初は64馬力になる可能性が高いと観測されている。
「アルトターボRS」も初めて公開された時は64馬力を超えて来るのでは?という観測もあったが、結局は自主規制枠内に収まる
47kW<64PS>/6,000
98Nm<10.0kg・m>/3,000
というスペックで発売となった。
最高出力こそ自主規制内だけど、最大トルクはR06Aエンジンを搭載する他のモデルよりも高められている(それでもホンダ「N-BOX」等の104Nm<10.6kg・m>/2,600よりは低い)。
※「東京オートサロン2015」に出品された「アルト ターボRS コンセプト」は発売時に「アルトワークス」と名乗って64馬力を超えてくるかも?

エンジン以外に目を向けると意外にもミッションに5速AGS(Auto Gear Shift)を採用してきたことが目を引く。
巷の噂ではスポーツモデルなので5速マニュアルを採用するだの、CVTだのと囁かれていたが、いざ正式発表されてみるとそのどちらでもないAGSが採用された(MT、CVTとも設定なし)。
ベースとなった「アルト」にはMTもAGSもCVTも設定されているが、最安価グレードの”F”を除く燃費の良いグレードは全てCVTのみの設定となっている。
燃費を向上させるために今や必須とも言える「アイドリングストップ」もCVT以外には設定されていない。
MTでも「アイドリングストップ」を装着しているホンダの「CR―Z」のようなモデルもあるが、スズキはMT車には装着しないことを選んだということか?
AGSならクラッチ操作は機械が行うので比較的「アイドリングストップ」の装着もしやすいということなのだろうか?
AT免許でも運転できるAGSを採用してきたとはいえ、パドルシフトを採用しているのでスポーツ走行にも不足は無いということか。

この「アルトターボRS」の発売で昔のようなスポーツモデルが再び流行するということは・・・無いだろうけど、昨年はダイハツから「コペン」が発売になったし、今年はホンダから「S660」が出る予定なので楽しみではあるな。

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いや、確かに”クラス初”に違いは無いけどさぁ、、、

スズキの「エヴリィワゴン」のウリの一つに「クラス初の衝突被害軽減ブレーキ」というのがある。
まぁ確かに”クラス初”なんだけど、このクラス(軽キャブワゴンクラス)に属する他社の車と言うと、ダイハツの「アトレーワゴン」とホンダの「バモス(バモスホビオを含む)」くらいしか存在しない。
その他の車種は全てエヴリィワゴンかアトレーワゴンのOEMなので、実質的にこの3車種しかないことになる。
その中で”クラス初”と言われてもなぁ、、、
しかもホンダの「バモス」なんてのは発売が1999年と15年以上も前の車だし、「アトレーワゴン」だって現行は2005年発売でもうすぐ10年選手だ。
こんな古いモデルの中ではモデルチェンジしたばかりの車が優位なのは当たり前。
まぁたしかに安全装備はあったほうが良いんだけど、声高に”クラス初”と言うのもちょっと・・・と思うよ。
あ、別に「エヴリィワゴン」が良くない車だと言うわけではなく、個人的には良い車だと思っているけど、謳い文句がちょっと「?」だと言うだけの話。

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スズキ「アルト」がフルモデルチェンジ

スズキが12/22に軽自動車「アルト」をフルモデルチェンジして発売した。
今度で8代目となる新型「アルト」の一番の売りは最高で37.0Km/Lという低燃費だろう。
このガソリン車最高となる37.0Km/Lという燃費はハイブリッド車であるトヨタの「アクア」と同じで、ハイブリッドのような複雑で高価なシステムを採用せずに達成したのは素晴らしい。
ただし37.0Km/Lを達成してるグレードは”L”,”S”,”X”の3グレードのみで、最も安価な”F”グレードの燃費は27.2Km/L(5MT)もしくは29.6Km/L(5AGS)となっている。
これでも決して悪い燃費では無いが、他グレードとの差がありすぎるような印象は拭えない。

価格も軽自動車と言うことで安価に設定されおり、乗用タイプでは”F”グレードの847,800円(FF車)から”X”グレードの1,229,400円(4WD、CVT)までとなっている。

初代の「アルト」が発表された時はその低価格(498,000円から)に驚かされたが、その低価格路線は今でも生きているということだ。
さすがスズキだね!

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そういや先週も「キザシ」を見かけたなぁ

先週コストコに行く途中の羊が丘通りでスズキの「キザシ」を見かけた。
昨年頭に警察車両として大量に導入されたので、それ以降札幌市内でも見かけることが多くなっていたけど、この時見たのは個人所有の1台。
乗っていたのが運転している一人だけだったし、警察に導入された車両には装備されていないフォグランプが装備されていたので間違いないと思う。
個人で買って乗ってる人もいるんだなぁ、と変なところに感心してしまった(汗)。
ディーラーで注文すれば普通に買える車なんだけど、見かけただけでネタに出来るってのは貴重だね(笑)。

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スズキ、「ワゴンR」を一部改良及び新グレードを追加し発売

スズキは同社の主力販売車種である「ワゴンR」及びその派生車種である「ワゴンR スティングレー」を一部改良すると共に、省エネ技術「S-エネチャージ」を搭載したグレード「FZ」を追加し今日8/25に発売した。
「S-エネチャージ」は同社の「エネチャージ」をさらに進化させたもので、減速時に回生してバッテリー(鉛蓄電池及び専用Li-IONバッテリー)に充電した電力を電装品への供給に用いるだけでなく、加速時にLi-IONバッテリーに充電した電力でモーター(ISG=Integrated Starter Generator:モーター機能付き発電機)を駆動しエンジンのアシストを行うことで更なる低燃費化を実現している。
このように走行するためのエネルギーとして電気モーターを使用する点では”ハイブリッド”とも言える。
少なくとも日産「セレナ」の「S-HYBRID」と同様の動作をする点では”ハイブリッド”を名乗っても良いかもしれないが、さすがにそこまではおこがましくてやらなかったか(発売前の予告広告では”ハイブリッド”と表記していたし、スペック表の「主要燃費向上対策」には”ハイブリッドシステム”と表記している)。

注目の燃費は「S-エネチャージ」搭載のFZのFF車で32.4Km/L、4WD車でも30.2Km/Lと素晴らしい数値。
特にFFだけでなく雪国では必需品ともいえる4WDがラインアップにあるのは嬉しいところ。

このところ販売台数ではダイハツの「タント」や日産の「デイズ」、果ては自社の「ハスラー」の後塵を拝している(7月の販売台数は11,069台で6位)が、この新グレードの設定で巻き返しなるか?

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キザシが2台

スズキの「キザシ」という車は月間販売台数が三桁に達することが殆ど無い車(一桁のことも珍しくない)だった。
この「キザシ」が2013年の2月に大量に売れたことは以前にもネタにしたことがある。
この時は各地の警察署に大量に導入されたのだが、今年も同じことがあったのだろうか3月に688台も売れた(正確には”登録された”だが)。

昨年は北海道警察にも導入されたらしく、一般販売されているグレードとは一部異なる警察納入用車両を何度か目にすることがあった。
今日も2回見かけたが、色違い(白とシルバー)だったので別々の車両であることは明白なんだけど、両方とも警察の車両だった(笑)。
というか、ここしばらくは一般に販売されたのを見たことが無いのではなかろうか?(笑)。

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おや珍しい、スズキの「キザシ」じゃないか(笑)

今日の昼間にコンビニの前を通りかかったら珍しい車が止まっていた。
それはタイトルにも書いたようにスズキの「キザシ」という車で、スズキのディーラーでも試乗車を置いてあるところはほぼ無いんじゃないかと思えるほど珍しい車。
なにせ完全に受注生産で在庫を持たないのだから。
いや、普通の車でも一般的には顧客のオーダーが入ってから工場でメーカーオプション等を組み込むのでレディメイドでは無いんだけど、それでも常に生産ラインには乗っているのが普通。
ところがこの「キザシ」はそんなことは無く、受注して初めて生産ラインに乗せるというほど売れていない車で、通常では月間販売台数が2桁の車。
ところが去年の3月頃に一気に売れてしまったのでちょっとびっくり。
何故売れたかと言うと、これがなんと警察庁が各地の警察用に一括して購入したためで、主に覆面パトカーとして使われているとか。
私が今日見かけたのもその一台だったようで、色は目立たない”ただの”白だし標準装備のはずのフォグランプが無い(笑)。
コンビニに入ってそれとなく見ていると運転席に乗っている人はシートを倒して休憩中だったらしく、コンビニから出て行ったちょっと若い男性(ワイシャツにネクタイ姿)が助手席に乗り込んだらシートを起こして運転を始めた。
「覆面パトカーだな」と思って見ると、乗っている人もなんとなく私服警官っぽく見えてくるから不思議だ(笑)。
ま、これで北海道警察も「キザシ」を導入しているということが判ったな。

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スズキ、アルトエコをマイナーチェンジ

スズキ株式会社は軽自動車「アルトエコ」を11/19にマイナーチェンジした。
発売は12/18の予定。
今回のマイナーチェンジで元から良かった燃費をさらに向上させ、FF車で35.0Km/Lとガソリンエンジン車としては国内最高の燃費を達成。
35.0Km/Lと言えばハイブリッド車を含めてもトップクラスの燃費で、この数字を上回っているのは「フィットハイブリッド」「アクア」「プリウスPHV」「アウトランダーPHEV」くらい。
この内「プリウスPHV」「アウトランダーPHEV」は複合燃費こそ61.0Km/L、67.0Km/Lと素晴らしい値だが、ハイブリッド走行のみの燃費はそれぞれ31.6Km/L、18.6Km/Lとなり「アルトエコ」を下回る。
4WD車の燃費も32.0Km/Lとこれまた素晴らしい値だ。
これで価格は838,950円(廉価グレードのECO-L、FF車)から1,043,700円(充実装備のECO-S、4WD車)なのだから、少人数での市街地走行がメインだったら高いハイブリッド車を買うよりもこっちのほうが良いんじゃないだろうか?

これまで33.4Km/L(FF車、4WDは30.4Km/L)の燃費で軽自動車トップだったミライースもその内逆襲してくるかな?

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