ホンダの「インサイト」が復活

ホンダが新型車「インサイト」を発表し、「インサイト」の名前が4年ぶりに復活することとなった。
この4代目となる「インサイト」は過去の3代のようなハイブリッド専用車ではなく、バッテリーEV(BEV)となり、デザインもSUV風になって全くの”別物”となったようだ。
初代は専用に設計された3気筒の1Lエンジンにホンダ独自のハイブリッドシステム「Honda Integrated Motor Assist(IMA)」を搭載した所謂”燃費スペシャル”で、当時の10・15モード燃費は国産四輪車中トップの36.0Km/Lをたたき出した。
そのためボディはアルミ製で乗車定員は2名のツーシーターとなり、実用性には疑問符が付くとともに高コストで「売れば売るほど赤字」とまで言われたモデル。
後継車種は出ずに2006年に販売を終了し1代限りのモデルとなっていたが、トヨタの「プリウス(2代目)」に対抗して2008年に発売されたモデルに車名が引き継がれた。
こちらはセールス面で初代(国内向け出荷台数が1,600台余り)を大きく上回ったものの、進化したトヨタのハイブリッドシステム「THS II」を搭載した「プリウス」に燃費で及ばず敗北し、またも後継車種が出無いまま2014年に販売を終了した。
ちなみに、この2代目が発表された当初、全体的なフォルムが先に発売されていた2代目「プリウス」に酷似していたことで当時のトヨタの社長に揶揄されたこともある(笑)。
2018年に発売された3代目はボディタイプがそれまでのハッチバックから独立したトランクを持ちながらクーペに見えるファストバック4ドアセダンとなり、ハイブリッドシステムもIMAから「Honda SPORT HYBRID i-MMD」となり、全くの別モデルとなった。
この3代目はベースとなったのが10代目シビックでプラットフォームの大半を共有したものの、2022年に販売を終了し、その少し前に販売を開始したシビックのe:HEVが実質的な後継車種となり三度車名が消えた。

今回復活する4代目は最初に書いたようにハイブリッド専用車ではなく、内燃機関を搭載しないBEVで、しかもSUVテイストのデザインでどこが「インサイト」なの?というクルマになってしまった。
これならわざわざ車名を復活させなくても良かったのではないのかな?

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す