JR九州がかつての急行列車「ひのくに」をイメージさせる臨時列車を運行する。
運行日は9/15の一日のみで扱いとしてはJR九州が開催するツアー「811系未更新車で行くリバイバル急行『ひのくに号』の旅《小倉~八代》」に申し込んだ客だけを乗車させる団体列車となる。
かつての「ひのくに」は定期列車として運行されていたが、1968年10月のダイヤ改正で定期列車としての運行は終了、その後は鹿児島本線等での臨時急行として運転されることがあったという。
その後、2004年にJR九州が急行列車を全廃、今回20年ぶりの復活となり、小倉-八代-博多という変則の往復ルートで運航されることになった。
ツアー列車なので事前にツアーに申し込みが必要で、料金は小倉-八代間が1万3800円、八代-博多間は1万800円で、8/9の9時半から「JR九州トラベルデスク」で販売を開始するとのこと。
私も1990年の夏に周遊券で九州に行った際に持っていた時刻表に別府発熊本行の急行「火の山」が掲載されていたので乗って阿蘇まで行くつもりだったが、その前の月に豊肥本線が緒方駅と宮地駅の間で不通となったために運休となっていて乗ることが出来なかった。
この時は通過する予定だった別府に宿泊し、翌日に大分駅から緒方駅まで普通列車で行き、帰りは三重町駅で下車してバスで山を下り臼杵駅から特急「にちりん」で別府に戻り、さらにその翌日に阿蘇山経由の長崎行きの都市間バスで熊本まで行った。
元々は阿蘇山近辺で一泊するつもりだったけど、日程の関係で通過するだけ(阿蘇山中岳山頂には登れた)になったのが残念だったな。