JAXAの「SLIM」は来年1/20に月着陸を予定

今年の9/7にH-IIAロケットで打ち上げられたJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」は来年1/20に月面に着陸の予定と発表された。
「SLIM」は打ち上げ後に月スイングバイ等で軌道を修正しつつ月面への接近軌道をとっており、12/25には月周回軌道に投入される予定。
その後1/19まで軌道の調整が行われ、1/20の0時(日本時間)から降下を開始し20分後の0:20に着陸するスケジュールになるという。
これが成功すると米・旧ソ連・中国・インドに続き世界で5ヵ国目の月着陸成功となる。
さらに「SLIM」の目的は着陸誘導の精密さを実証することと、斜面への着陸を成功させること。
着陸精度は近年の着陸機の数十倍で、この技術が確立するとこれまでの”降りられる場所の数キロ以内に降ろすことが出来るかも”から”降りたいところに降ろすことが出来る”になり、今後の月面探査に非常に有利となる。
日本の月着陸機というと、ispace社の「HAKUTO-R」プロジェクトの着陸機が惜しくも失敗しているので、この「SLIM」には是非とも成功して欲しいな。

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