ファンの交換は難しそうだ・・・

ユーザーが使っているレーザープリンタが異音を出すというので、見に(聞きに)行ってみた。
機種がCanonのLBP-8710eなので、連絡を受けた時はいつものように定着ユニットの駆動ギアが経年劣化で磨滅してギア飛びを起こしているかと思っていたが、実際に音が出ていたのは向かって右奥の排気ファン周辺。
音もファンのモーターの軸ブレに起因するものと思われたので、すぐには対処しなくても良さそうなので一旦引き上げた。
同じ機種から排気ファンを取り外して移植すればよいだろうと思って(定着ユニットの駆動ギア欠けで)廃棄するプリンタを保管してあるところで探したが同じ機種が無いorz。
1世代新しいLBP-441eは何台もあるんだけどねぇ(汗)。
ところがちょっとした不具合があって緊急時の予備機扱いにしている同機種があったのを思い出したが、部品取りにするのは勿体ない。
いざとなればこの予備機と入れ替えることも視野に入れることにして、先ずはファンの交換手順を確認するため分解してみた。
以前、LBP-8610かもっと古いB406Eのファンを交換したことがあるのでそんなに難しく無いだろうと思っていたが、LBP-8710eは思っていた以上に大変そうだった。
向かって右側面のカバーを外すこと自体ユーザーが行うことを考えておらず、LBP-8610のようにビスを外して後ろにスライドさせるだけでは外すことが出来ない。
固定しているビスは2本だけなんだけど、本体前部に引っ掛けるツメがあってそれを外しながらカバー全体を向かって右上に持ち上げるようにすることで外すことが出来た。
この時点で排気ファンは見えるようになったのだけど、基盤との接続ケーブルが本体内側に伸びていてコネクタが見えず簡単には外せ無い。
その後、右側面を覆っている金属パネル(止めているビスが10本くらいと意外と多い)を外してようやく基盤の一部が見えるのだけど、ファンのケーブルはその基盤には入ってきていない。
本体右上面の操作パネルも外してみたが(ビス2本を外す必要あり)、上面のプラスチックカバーがあるだけでファンのケーブルは見えない。
さらに上面のカバーを外せばケーブルとその接続先の基盤が見えそうなんだけど、そこまでやるとなると今回は外していない向かって左側面のカバーとリアパネルも外さなくてはならず、結構な手間がかかる。
これは以前LBP-8710eで苦労した覚えがあるので今回は一旦断念して外したパネルやカバーを元に戻した。
#リアパネルだけなら定着ユニットを交換するため何度も外しているので慣れているけど、左側面のカバーを外すのが大変。
うーん、ファンの交換なんて難しくないと思っていたんだけどねぇ、、、簡単には出来ないように設計されているんだなぁ・・・
ん?もしかして修理業者さんでも時間がかかるようにして作業費用(時間単価×作業時間で計算)を多く請求できる様にしているとか?・・・まさかね?(汗)

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