レナード彗星が明るくなりつつある

今年(2021年)の1/3に発見された新彗星「レナード彗星(C/2021 A1; Leonard)」が太陽に接近して光度を増している。
発見時の等級は約19等だったが、ここにきて明るくなってきており、12/12の地球への最接近(3491万Km)前後には肉眼で見える4-6等級くらいまで増光すると見られる。
12/12頃までは日の出前の東の空に見え、12/6頃はうしかい座の一等星アークトゥルスの近くを通過するので目印になりそう。
その後は日没後の西の低い空で見られるようになり、年内は段々と南西の方角に移動していく。
光度も5-6等級を維持するものと予想されているので、3週間くらいは観測の機会がありそうだ。

去年は夏に「ネオワイズ彗星」が観られたので、2年続けて目視彗星が観られることになりそうだ。

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