そういえばトヨタが優勝してた

先週末はフランスでル・マン24時間レースが行われ、日本のトヨタが総合優勝をした。
トヨタの優勝は日本メーカーとしては1991年のマツダに次ぐ2番目のことで、ドライバーの内の一人である中嶋一貴選手は日本人として”関谷正徳”(1995年)”荒聖治”(2004年)に続く三人目の優勝ドライバーとなった。
また”日本人ドライバーが乗った日本車の優勝”は今回のトヨタがレース史上初。

今年は最多優勝回数19回を誇るポルシェも、それに次ぐ13回の優勝をしているアウディも不参加となり、トヨタが優勝候補の筆頭だったために”勝って当たり前”のような論調の記事もあるようだが、レースは最後まで何が起こるか判らない。
実際、2年前の2016年のレースでは、終了直前までトヨタの5号車がトップを独走していたが、残り6分半となった時に無線で中嶋一貴が”ノーパワー”と叫ぶのがTVの放送でも聞こえ、直後にスローダウン。
なんとか戻ってきたが、フィニッシュラインを超えたところでストップしてしまった。
残り時間はまだあったのでチェッカーフラッグは当然振られておらず、ストップしたトヨタ5号車の脇をポルシェの2号車が抜き去り、ラストラップを周回して優勝となった。
この例のように24時間を走り切ること自体が難しく、その上で最後にトップにいることがいかに困難なことか知らない人なら”勝って当然”と言うかもしれないが、私はそうは思っていない。
とにもかくにも優勝おめでとうございます!

で、優勝したから来年以降は参加しない!ってことは無いだろうなぁ、、、それとも今後はWRCに注力なのかな?<トヨタさん
そういえば、今年の世界耐久選手権(WEC)のシーズンは来年のル・マン24時間までのスーパーシーズンだから、シリーズチャンピオンになるためにも来年のル・マンにも出て欲しいな。
#その前にチャンピオンが決まってしまうかもしれないけど(汗)。

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