伊藤が今季5勝目!

スキージャンプ女子のワールドカップは、ノルウェーのオスロで個人最終戦が行われ、日本の伊藤有希が優勝した。
伊藤は今季5勝目でワールドカップ総合ランキングでも高梨沙羅に次ぐ2位となり、通算の優勝回数も4位タイから単独4位に浮上した。
W杯総合得点で日本人が1位と2位を独占するのは男女通じて初。

この大会、一本目最長不倒の130.0mを飛びトップに立った伊藤は、二本目も距離こそ124.5mで126.0mを飛んだ高梨よりも短かったが飛形点で上回り二本目の得点もトップとなり優勝。

2位は高梨で一本目の3位から二本目で地元ノルウェーのマーレン・ルンビュを僅か0.2ポイント差で逆転したが、W杯通算優勝回数の記録更新はならなかった。

今季の個人戦は19戦行われ、優勝回数は高梨が9勝で最も多く、続いて伊藤が5勝、リュンビュが4勝でこの3人で18勝とほぼ独占している(残り1勝はドイツのカタリナ・アルトハウス)。
高梨と伊藤は2戦ほど欠場しているので、実質17戦中二人で14勝という圧倒的な勝率。
19戦もやって優勝者が全部で4人しかいないというのは、先の3人が強すぎるということなのだろう。

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